キラキラルをうばう存在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 22:15 UTC 版)
「キラキラ☆プリキュアアラモード」の記事における「キラキラルをうばう存在」の解説
本作品におけるプリキュアの敵対勢力で、闇の存在とされているノワールが率いる謎の集団。 人々のこころを深く暗く沈め、世界中を闇に染めて支配することを目的に掲げており、その目的を達成させるために必要なキラキラルという想いが込められた美味しいスイーツに宿る強大なエネルギーを奪おうと目論む。 ノワールのしもべは、ノワールのために大量の「キラキラル」を収集している。いずれの者も元々心に闇を抱えていた人間や妖精であり、ノワールのスカウトを受けた上でキラキラルそのものを闇に染められた存在であるため、たとえプリキュアの技で浄化されたとしても、本人が元々抱えていた心の闇を克服しない限りはキラキラルの闇が浄化されることはない。 ノワール 声 - 塩屋翼 キラキラルを集めるよう、しもべたちに命じている闇の存在。負の感情を抱える人々から無機質と化したキラキラルを抜きだし、そのキラキラルを自身の闇の力によって危険なアイテムに変換する能力を宿している。 本来はエリシオに酷似した男の姿をしている。元々は、戦場で許されない罪を犯す日々を送っていた人間。介護される形で一緒に生活するようになったルミエルに好意を抱くが、博愛を独占しようとして彼女に拒絶されたことで絶望し、闇の存在に変貌して世界を闇で覆い尽くそうと目論むようになった経緯を持つ。 最終回では、とある外国に住む人間の少年として転生していた。ディアブル 声 - 竹内良太 昔のいちご坂に出現したノワールの分身の魔獣で、復活していちかたちの前に現れた。周囲を闇に染める力を持っている。のちにエリシオがノワールをカードに封印して闇の力を消去させた影響でディアブル自身も消滅する。 最終回では、とある外国の通常の犬として転生しており、ノワールが転生した存在である少年と行動をともにしていた。 ジュリオ 声 - 皆川純子 仮面をつけた少年。キラキラルの実験のために黒樹 リオ(くろき リオ)という少年に扮し、いちかたちの周囲に現れる。 正体は、ノワールによって闇の力で変貌した妖精のピカリオ。スイーツも姉のキラリンも大嫌いだと主張するが、実際は大好きな気持ちの裏返しだった。プリキュアのキラキラルによって浄化され、ピカリオの姿に戻る。 本来の姿については「#ピカリオ」を参照 ビブリー 声 - 千葉千恵巳 ノワールのしもべを務める少女。ノワールから与えられたイルというぬいぐるみを常に持ち歩いている。ノワールへの忠誠心は非常に高く、自身を「愛の化身」と称する一方、傲慢にして嗜虐的な本性をもつ。 元々は、100年以上前の「いちご坂」にある街でひとり寂しく生活していた少女だった。過去のいちご坂にタイムスリップした際に、自分がノワールに騙されていたことを知り、元の時代に戻り闇の支配から逃れてからは、シエルに請われる形で「シエル・ドゥ・レーヴ」に居候する傍ら店の手伝いをするようになる。巨大イル 声 - 真木駿一 ぬいぐるみのイルがキラキラルを吸収した姿。ビブリーと合体することもできる。ノワールによって過去から戻ったビブリーを吸収するが、最後はプリキュア・アニマルゴーランドによってビブリーと分離させられ消滅する。 エリシオ 声 - 平川大輔 ノワールのしもべの1人。カードを駆使してプリキュアの弱点を突いた攻撃を行う。 「からっぽの道化師」を自称する。表向きは温厚かつ紳士然とした人物だが、その本性は冷徹かつ陰湿であり、相手の弱みにつけ込んだり、相手を追いつめて絶望させることを好む。 その正体は、100年前にノワールが自分の身体から精神を離脱させ、残った身体に「エリシオ」という独自の人格を与えて誕生した存在。ノワールが掲げる闇の世界を創造するため、100年間、闇に染めたキラキラルを集めていた。 封印したルミエルとノワールの力で、大好きも大嫌いもない空っぽな世界を創ろうとするが、プリキュアによって地球が元に戻った後は自身の間違いを認める。カードモンスター 声 - 真木駿一 エリシオが使役する怪物。あらゆる物体にエリシオが所有する「キラキラル」を吸収したカードをまとわせて生みだされる。 グレイブ 声 - 江川央生 ノワールのしもべの1人。自分のルールにこだわりがある、神経質な人物。移動手段として巨大な車を利用し、粘土の手下を使って攻撃する。 元来より非常に柄が悪く、何事も自分より弱い者を踏み潰す形でのし上がってきた人間であり、その過程で徐々に孤立して行く中でノワールと出会い、配下となったという経緯をもつ。ネンドモンスター 声 - 真木駿一 グレイブが操る手下。グレイブがつくった粘土細工の人形を素体に、グレイブが闇に染まった「キラキラル」を1つ与えることで生みだされる存在で、ある程度の知性や感情をもつ。 ガミー 声 - うえだゆうじ 力を得るためにキラキラルを奪おうとする妖精。キラキラルを吸収することによって大きな怪物に姿を変化させる性質を持ち、スイーツフェスティバルでは、悪さをしていた他の妖精たちと合体した姿になった。ガミーや他の妖精たちが悪いことをしていたのは、ジュリオから渡されたベルトに操られていたためであり、プリキュアの力によって心優しい妖精に戻る。
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