『餓狼』シリーズ以外での設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 17:46 UTC 版)
「テリー・ボガード」の記事における「『餓狼』シリーズ以外での設定」の解説
『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下『KOF』と表記)シリーズでも毎回チームを組んで出場。チームメイトは主に弟アンディと親友ジョー・ヒガシの2人だが、『MOW』に準じた仕様で登場する『KOF2003』(以下『2003』と表記)と『KOF XI』のみチームメイトは固定されていない。それに準じ、技ボイスも『2002』(以下『2002』と表記)から『MOW』と同様のものに変わる。『KOF XII』では原点回帰のコンセプトに基づき、衣装が『MOW』以前のものに戻っている。『KOF XIV』での衣装も赤いジャンパーだが、初代『餓狼伝説』での衣装と同様の袖の付いたジャンパーに変更されている。 『KOF』と名の付くゲームには本シリーズ・番外編にかかわらず全て登場し、草薙京と共に携帯機の移植版や派生作も含んで皆勤賞であり、『餓狼』シリーズを含めるとテリーの出演ゲーム数はSNK最多である。 一部の『KOF』では初代『餓狼伝説』と同じく勝利時にプレイヤー側を向いて帽子を投げる。また、ウッキーが『KOF'99』(以下『'99』と表記)などの勝利ポーズに登場する。 『KOF'97』(以下『'97』と表記)のエンディングでブルー・マリーに自分の被っている赤いキャップを渡しているが、その後も『2002』までは全く同じものを被り続けていた。なお、マリーは『KOF2000』(以下『2000』と表記)と『KOF2001』(以下『2001』と表記)ではテリーのチームメイトになっている。 『KOF MAXIMUM IMPACT』(以下『KOF MI』と表記)では1Pモデルがキャップ着用の衣装、2Pモデルが『MOW』の衣装となっており、さらにそれぞれ技のボイスが別々に用意されるという演出がなされた。また、続編の『KOF MAXIMUM IMPACT 2』(以下『KOF MI2』と表記)以降では『MOW』準拠のバージョンがワイルドウルフという個別のキャラクターとして独立することになった。 『KOF MI2』ではロックと共にアパートの一室で暮らしている(それが語られるストーリーでのテリーはワイルドウルフではない)。また、ロックに対してまともな学校教育を受けさせていないことを若干気に病んでいる。『KOF MI2』ではリチャード・マイヤとの掛け合いにてパオパオカフェでのツケの支払いを要求されている。さらに『KOF XIII』ではリョウ・サカザキと共にキングの店でかなりのツケを溜め込んでいるらしく、この結果、試合の掛け合いにて、アンディがキングにツケの支払いを要求されてしまうことになり、アンディを激怒させている。 風雲シリーズ(『風雲黙示録』および『風雲スーパータッグバトル』)には"伝説の狼"から貰ったというキャップを被ったキャラクター、中白虎(チュン・パイフー)が登場している。ただしキャップの色は青で、この"伝説の狼"がテリーかどうかも明言されてはいない。 なお、ビデオゲームという趣味は、『KOF'98』(以下『'98』と表記)、『2000』の小説版(コメディ編)で強調されている。『'98』では対戦相手を待つ間にゲームセンターで遊んでおり、「もっと頑丈なレバーでないと駄目だ」とマニアックなことを言っている。『2000』でも到着の遅いジョーを待つ間にゲーセンで遊んでおり、さらに三鷹市水道部のナコルルのポスターが欲しいことを、アンディに話している。 恋愛シミュレーションゲーム『Days of Memories 〜彼と私の熱い夏〜』では江坂の雷門学園(高等学校)に赴任してきた体育教師という設定(年齢は35歳)で登場、バスケ部のコーチにもなる。赴任早々、頼りがいのある教師として、生徒たちや部員から慕われる。ロックと2人で寮暮らしをしており、保護者代わりでもある。町の道場師範であるリョウ・サカザキとも古くからの付き合いらしく、自分宛の郵便物を極限流道場に受け取りに行くなどのやりとりもある。また、アニメ『バトルファイターズ 餓狼伝説』や、その劇場版である『餓狼伝説 -THE MOTION PICTURE-』と関連があることを匂わせる会話が交わされたり、テリーの大切な物にも記載があるペットの猿・ウッキーも登場する。なお、『Days of Memories』自体はパラレルワールドである。 カプコンとのクロスオーバータイトルでは、その第1作である『SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ』にて『ストリートファイター』シリーズの主人公リュウと対比され(タイトル画面など)、日本国外版『カプコン バーサス エス・エヌ・ケイ ミレニアムファイト 2000』(以下『CvS1』と表記)のジャケットでもリュウと対比された構図で描かれるなど、SNKにおける看板キャラクターである。同作でケンとの対戦時には、ステージ上にテリーの帽子が落ちており、それをケンがテリーに快く投げ渡すという演出がある。また、『CAPCOM VS. SNK』(以下『CvS』と表記)シリーズにおいてはマーシャルアーツを操るガイルに自分の技はどうだったかと質問している。なお、初代『ストリートファイター』(以下『ストI』)および『餓狼伝説』のディレクターを務めた西山隆志によると『ストI』のタイトルデモに登場する革ジャンを着た白人男性はテリーのモデルであり、リュウと差別化したキャラクターとして次回作に登場させたいと考えていたため、『餓狼伝説』でテリー・ボガードとして形を変えて登場させたという。 『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』では、ククリによって女性にされた姿で参戦。キャップに書かれた「FATAL FURY」の文字が「FATAL CUTIE」に変わっている。 アリカの格闘ゲーム『ファイティングEXレイヤー』では、追加DLCキャラクターとして登場。 任天堂の対戦アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では、追加DLCキャラクターとして登場。2019年11月6日より配信開始。
※この「『餓狼』シリーズ以外での設定」の解説は、「テリー・ボガード」の解説の一部です。
「『餓狼』シリーズ以外での設定」を含む「テリー・ボガード」の記事については、「テリー・ボガード」の概要を参照ください。
- 『餓狼』シリーズ以外での設定のページへのリンク