「発見」の経緯とは? わかりやすく解説

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「発見」の経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/02 06:35 UTC 版)

塙凹内名刀之巻」の記事における「「発見」の経緯」の解説

かつてフィルムコレクターの杉本五郎本作35mmフィルム所蔵していたことが確認されているが、不審火によって1971年焼失したその後長らくフィルム現存しないといわれていたが、2007年平成19年)夏に映像文化史家松本夏樹大阪骨董市北山清太郎の『浦島太郎』のフィルムと共に売られているのを発見玩具用の映写機ごと買い取ったその後デジタル復元され2008年平成20年4月24日から東京国立近代美術館フィルムセンター開催された「発掘され映画たち2008」で上映された。2011年平成23年2月からは、東京国立近代美術館フィルムセンター展示室の常設展日本映画歴史」において、ビデオモニター映像を見ることができる。このバージョンの上時間は2分・16fps・35mm無声染色その後2014年平成26年になって東京国立近代美術館フィルムセンター2008年寄贈された「南湖院コレクション」の中に本作前半部分相当するフィルム含まれていたことが分かり2008年発見されバージョンは、実はダイジェスト版本作後半部分のみの収録であったことが判明する。これを受け、東京国立近代美術館フィルムセンターによって、2つフィルム欠落部分相互に補完させる形で改めデジタルリマスタリングが行われ、2014年に「デジタル復元最長版」として、真の完全版」が復元された。「デジタル復元最長版」の上時間は4分・16fps・35mm無声染色。 さらに2017年平成29年)には映画史研究家本地陽彦が新たな場面を含む35フィート11コマ未発フィルム発見。このフィルムには侍を打ち負かしたあんま師があざけるような表情浮かべたり、侍が飛脚切ろうとして木陰隠れたりする場面などが収められていた。同センターは「デジタル復元最長版」に新たな場面加えた約5分の「新最長版」を作成し、同センターの上企画発掘され映画たち2018」で上映された。

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「発見」の経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 04:13 UTC 版)

もぐらのアバンチュール」の記事における「「発見」の経緯」の解説

本作品は『日本アニメーション映画史』(山口且訓・渡辺泰1977年)などにも記述があり、制作されていた事実確認されていたが、実際に放映されたかどうかについては確認されておらず、これまで未放映作品とされてきた。そのため、1960年放送の『新しい動画 3つのはなし』(NHK)が最古国産テレビアニメとされていた。 2012年になって1958年当時新聞テレビ欄本作品についての記述存在していることが確認された。その事実がアニメスタイルコラム記事掲載され日本初国産テレビアニメ本作品であることが知られるようになったが、フィルム所在確認できないままであった2013年アニマックスでのテレビアニメ50周年特別番組TVアニメ50年金字塔』の制作にあたり日本テレビ生田スタジオにおいて本作品のフィルムフィルム整理過程所在確認されていたことが判明するアニマックスプレスリリースにより本作品の特別番組内での放送発表され続いて新聞各紙テレビ番組アニメスタイル記事にてその経緯紹介された。これらの経緯から、同年7月21日アニマックスTVアニメ50年金字塔』内で55年ぶりに再放送された。これらの報道テレビ番組番組のタイトル部分表示一般に公表され番組名が『モグラのアバンチュールではなくもぐらのアバンチュール』であることが知られることとなった2017年日本テレビぐるぐるナインティナイン』(7月27日放送)にて本作紹介される際には改めライブラリ精査が行なわれ、本放送日が1958年7月14日であることが確認された。

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