勾玉とは? わかりやすく解説

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まがたま【勾玉】

読み方:まがたま

笠原淳長編小説平成元年1989)刊。


まが‐たま【曲玉/勾玉】

読み方:まがたま

コンマ形に湾曲した弥生・古墳時代装飾用の玉。丸い部分貫通孔にひもを通して首飾りとした。瑪瑙(めのう)・翡翠(ひすい)・水晶琥珀(こはく)・ガラスなどで作った獣類歯牙に孔(あな)をあけたもの起源をもつといわれ、縄文時代にも不整形のものがある。

[補説] 書名別項。→勾玉


勾玉


勾玉 (まがたま)


勾玉

読み方:マガタマmagatama

字形コの字形に彎曲する玉。


まがたま 【曲玉・勾玉】

日本古代の装身用の玉で「く」の字に曲がっており、朝鮮半島にもある。これを神体とする神社もある。

勾玉

読み方:マガタマmagatama

作者 小川国夫

初出 昭和52年

ジャンル 随筆


勾玉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 02:02 UTC 版)

勾玉(まがたま、曲玉とも表記)は、先史古代日本における装身具の一つである。祭祀にも用いられたと言われるが、詳細は分からない。語源は「曲っている」から来ているという説が有力である。 語の初出は『記紀』で、『古事記』には「曲玉」、『日本書紀』には「勾玉」の表記が見られる。また『魏志倭人伝』には「句珠(くしゅ)」の表記がある。


  1. ^ “6世紀初め 最古の青銅製勾玉が出土 鳥取市の松原10号墳”. 産経新聞. (2013年1月25日). オリジナルの2013年2月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130209201949/http://sankei.jp.msn.com/region/news/130124/ttr13012402170000-n1.htm 2013年2月15日閲覧。 
  2. ^ 鈴木克彦「縄文勾玉の起源に関する考証」(2006年、『玉文化』3号)
  3. ^ Holtom, Daniel Clarence (1928), “The jewels”, The Japanese enthronement ceremonies; with an account of the imperial regalia, Tokyo: Kyo Bun Kwan, p. 37, OCLC 1983823 
  4. ^ “祭祀つかさどって83年 琉球王府から続く「ノロ」は96歳”. 沖縄タイムス+プラス. (2016年6月14日). http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/4996 2018年7月13日閲覧。 
  5. ^ 共同通信 (2003年9月18日). “弥生で最大級のひすい製品 唐古・鍵遺跡出土の勾玉”. 47NEWS. 2013年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2003年9月18日閲覧。
  6. ^ 翡翠製勾玉と鳴石容器”. 田原本町. 2009年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年6月27日閲覧。


「勾玉」の続きの解説一覧

勾玉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 06:20 UTC 版)

Shadow Corridor」の記事における「勾玉」の解説

ダンジョンマップ集めるとゴール設置してクリアできるアイテム緑色光っている。

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勾玉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 08:41 UTC 版)

高尾山古墳」の記事における「勾玉」の解説

玉類は内のほぼ中心部から長径1.25センチメートル短径0.95センチメートルという小型の勾玉が1つ検出されている。高尾山古墳埋葬された玉類は他には無く、勾玉1個のみであった発掘調査報告書では材質ホルンフェルスないし珪質頁岩としているが、勾玉の材料としてホルンフェルス珪質頁岩用いた例がほとんど無いことから、滑石ではないかとの説もある。 高尾山古墳主体部から出土した勾玉には一部残っており、もともと全体塗られていたと考えられる。また勾玉は被葬者の首から掛けられて、胸部にあったものと推定されている。勾玉の形態から古墳時代製作された勾玉とは異なり弥生時代製作された勾玉の一種であると考えられる高尾山古墳の勾玉の特徴一致する勾玉は知られていないが、形態的に最も類似しているのは東四国吉野川流域製作され可能性が高い勾玉で、北陸西部製の勾玉とも類似性見られる。これが東海地方との関係が強い北陸西部製であるならば、理解しやすいものの、東海地方では弥生時代近畿以西からの玉類の移入極めてまれである。もしも東四国製である場合には、新たな移入経路によってもたらされた勾玉と考えられ成立直後いわゆるヤマト王権通じてもたらされたものかどうか含め慎重に検討していかねばならないとされるまた、高尾山古墳副葬された玉類がわずか1つであることについては、副葬品として埋めることを避けたいわゆる埋め惜しみをしたのではないかとの説がある一方王者としての装いがまだ定型化される前であり、王者腕輪手玉などといった装身具を身に着けなかった弥生時代からの習慣沼津周辺では続いていたためと考えられる

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勾玉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 15:39 UTC 版)

大神伝 〜小さき太陽〜」の記事における「勾玉」の解説

攻撃は勾玉を鞭のように振り回す連続攻撃一撃威力は低いが、連続攻撃痛手追加され多段攻撃になる。攻撃時、チビテラス動き止まってしまうため隙ができやすい足玉たるたま前作にも登場したアマテラス神通力宿る勾玉。 切返玉(せむがえしのたま) 太陽の力が宿っている勾玉。太陽輝きのような光は闇を滅ぼす。鍛冶屋一回強化することで手に入る不退転勾玉ふたいてんまがだま不屈の魂封じ込めている古の勾玉。巴の形をしており、闇と光の属性操れとされる鍛冶屋で二回強化することで手に入る

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勾玉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 15:38 UTC 版)

大神 (ゲーム)」の記事における「勾玉」の解説

表装備時は勾玉を連ねて鞭のように振り回す裏装備時は勾玉を弾丸のように高速発射する足玉たるたまスピード特化した神器神通力宿っている。攻撃力は低いが圧倒的なスピード手数攻撃加える。 生玉いくたま足玉よりも高性能な勾玉。生命輝きが奉ぜられている。裏装時の勾玉発射連射ではなく複数発を一度放つ散弾になっている道返玉(ちがえしのたま) 美し緑色をした勾玉。清廉なる光を宿し浄化の力を持って敵を誅する裏装時の勾玉の最大連射数が二倍になっている強力な勾玉である。 死返玉(まかるがえしのたま) 生玉強化したような性能武器。道を違えた悪しき魂を黄泉へと送り、死を司る裏装備は散弾式であり、広範囲攻撃できる八尺瓊勾玉やさかにのまがたま終盤のとある店に売っている最強の勾玉。荒れ狂う吹雪の力が宿っており、氷の力を持つ。「吹雪」の元になる。

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勾玉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 10:14 UTC 版)

火の鳥 鳳凰編 我王の冒険」の記事における「勾玉」の解説

時間止まり敵など一定時間動かなくなる。ただしステージクリア制限時間であるタイマー止まらない

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勾玉(まがたま)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:24 UTC 版)

一騎当千 (漫画)」の記事における「勾玉(まがたま)」の解説

三国志三国志演義英雄武将の魂が封印され代物それぞれの英雄武将たちの名前と継承者一致する者が着用すると「闘士」と呼ばれ、その武将応じた力を最大限にまで引き出せる。他の闘士倒したり強くなるランク上がる。なお、勾玉を付けていない闘士Eランク以下と見なされる

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