荘厳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/01 03:43 UTC 版)
語源
サンスクリット語のvyūha(分配、配列)が語源とされ、「みごとに配置されていること」「美しく飾ること」の意。漢字の「荘」「厳」はいずれも「おごそかにきちんと整える」 という意味。「立派で厳かな」という意味の荘厳(そうごん)は荘厳から派生した言葉。荘厳は一般には「そうごん」であるが仏教では「しょうごん」と読む。呉音。
信は荘厳なり
寺堂の立派な装飾を見て信心が啓発されるという意で、内容は形式によって導かれるというたとえ。「信は荘厳から起こる」「信は荘厳より」ともいう。
香光荘厳
念仏三昧をたたえた言葉。香に染まると香気が漂うように、仏を念じて仏の智慧や功徳に包まれること。
染香人(ぜんこうにん)のその身には 香気(こうけ)あるがごとくなり
これをすなわち なづけてぞ
香光荘厳(こうこうしょうごん)と ま(も)うすなる—『浄土和讃 勢至讃』
荘厳造り
名古屋仏壇における、宮殿の一形態。また名古屋地域では、宮殿師を荘厳師という。
関連項目
荘厳と同じ種類の言葉
品詞の分類
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