高瀬川とは?

たかせ がわ -がは 【高瀬川】 ◇

長野県北西部流れる川。槍ヶ岳付近水源とし,(あずさ)川と合して犀(さい)川となる。
京都市中南部にある運河。一七世紀初め角倉了以鴨川ぞいに開いた鴨川分水路貨物運送高瀬舟上下したところから名づけられた。

高瀬川

暮らしと自然を支える宝の湖
高瀬川は源を青森県上北郡七戸町八幡岳に発し、東流して七戸町付近作田川等の支川合わせ小川原湖至り砂土路川土場川等の支川湖内集め、さらに北流して高瀬川放水路分派し、太平洋に注ぐ流域面積867km2幹川流路延長64一級河川です。

太平洋から望む高瀬川
太平洋から望む高瀬川

河川概要
水系高瀬川水系
河川高瀬川
幹川流路延長64km
流域面積867km2
流域内人80,372
流域関係都県青森県

高瀬川流域図
○拡大図
1.高瀬川の歴史
"高瀬川の河川名の由来は、小川原湖が海に注ぐ浅い水路という意味の「タカセ」であると言われています。
小川原湖とは、高瀬川河口から約6位置する湖であります。その湖の成り立ちは、約3千年前頃と言われており、入江海面低下海岸砂丘砂州発達により形成された海跡湖であります。"

高瀬川と小川原湖成り立ち


高瀬川・小川原湖全景
高瀬川・小川原湖全景
高瀬川の河川名の由来は、小川原湖が海に注ぐ浅い水路という意味の「タカセ」であると言われています。

約5千年前の小川原湖
約5千年前の小川原湖
小川原湖とは、高瀬川河口から約6位置する湖であります。その湖の成り立ちは、約3千年前頃と言われており、入江海面低下海岸砂丘砂州発達により形成された海跡湖でありますこのため三内丸山遺跡以前縄文遺跡の中では、湖周辺には多く貝塚存在していることからみて、本湖が太古より人々暮らし支え存在であったことが窺えます。


小川原湖の名称の由来は、アイヌ語言われる廻り回る」という意味の「オカラ」「オカリ」「オカルル」から「オカラ」となり、その後小川原」「小河原の文字当てられ小川原湖と呼ばれたと言われています。
広辞苑では[回す=廻す]・・広く行き渡る[回る=廻る]・・働く、自由になる、行き渡る利息がうまれる、利益になるなどの意味があります

2.地域の中の高瀬川
"小川原湖汽水湖であり、全国汽水湖では5番目の面積を有しています。内水面漁業が盛んで、漁獲量が非常に豊富な水産資源恵まれた宝の湖であり、地域経済支えおります。また広大湖面利用したレクリエーション四季とおして行われおります。"

地域社会とのつながり

太平洋から望む高瀬川・小川原湖
太平洋から望む高瀬川・小川原湖
小川原湖は、河口から約6位置する高瀬川水系を代表する水域であります。微汽水性の湖沼で、全国汽水湖で最も水深深く、5番目の面積規模を有しています。小川原湖安定的かつ微汽水環境は、上流河川からの淡水流入量と下流高瀬川からの塩水侵入量のバランス及び湖口マウンド浅水域)や下流高瀬川の河道形状により維持されています。


小川原湖の漁業
小川原湖漁業
そのため小川原湖では、古くからヤマトシジミ・シラウオ・ワカサギなどの内水面漁業が盛んで、湖周辺古くより人々の生活の場として利用されていました。現在も3つの漁業協同組合それぞれ漁業権設定して漁業を営んでおり、シジミ・ワカサギ等は、島根県宍道湖次いで全国第2位漁獲量となっています。


単位:t 出典:H14.5.29農林水産省平成13年内水面漁業養殖業生産量」より
主要湖沼府県平成13年
合計
わかさぎあゆこいふなしじみえび類その他
主要湖沼 計24,5621,45198378997114,3511,0274,586
宍道湖島根7,8340-141577,4305227
小川原湖青森5,091612-1892412,704241,322
十三湖青森2,3370-102,323-13
琵琶湖滋賀2,1357797931102144173602
霞ヶ浦茨城1,69930321193-670692


河川利用に関しては、小川原湖畔のキャンプ場湖水浴場等でのレクリエーション湖水まつり、花火大会などを通じて周辺住民憩いの場として利用されているだけでなく、観光客も楽しむ場となっています。また、広大湖面でのウインドサーフィンヨット等の水上スポーツワカサギ釣りシジミ採りなど、四季折々利用されています。

花火大会(湖水まつり)ウィンドサーフィン
花火大会湖水まつり)ウィンドサーフィン



環境学習
環境学
さらに、湖周辺小学生による小川原湖子どもサミット開催環境学習の場としても利用されています。
3.高瀬川の自然環境
"小川原湖沼群は、日本の重要湿地指定されており、海水性・汽水性・淡水性の生物生息しております。特に、日本初め確認された「ウィットロキエラ属サリナ」(マリモ仲間)など、多様な生態系を有していることなど、ビオトープネットワークの要となっております。"


高瀬川水系においては日本の重要湿地選定された小川原湖湖沼群、山間渓谷流下する上流部は、ブナ・ミズナラ類の広葉樹林帯を流れ、瀬と淵の連続する小坪渓流中流部には、ワカサギ・トウヨシノボリ・カワヤツメ・メダカ等が生息し、砂礫底の瀬はトウヨシノボリ等の産卵場に、水生植物帯やワンドはカワヤツメ・メダカ等の生息場となっています。
下流部に存在する小川原湖は、微汽水性の湖内水深の浅い場所を中心として、カワツルモシャジクモなどの汽水性及び淡水性の水生植物多く生育しています。また、日本初めてウィットロキエラ属サリナマリモ仲間)が確認されるなど、植物相からみても貴重な汽水環境を有しています。

岩に付着しているマリモウィットロキエラ属サリナ
岩に付着しているマリモウィットロキエラ属サリナ

小川原湖では、古くからヤマトシジミシラウオワカサギなどの内水面漁業が盛んで、特に湖口マウンドは、水産資源として重要なヤマトシジミ産卵場となっています。また、マテ漁、シガビキ漁などの伝統漁法は高瀬川の風物詩となっています。
高瀬川水系を代表する小川原湖は、汽水淡水動植物生息生育する多様な生態系を有しており、本流域の自然環境特徴付けるものとなっています。河口には、干潟ワンド分布し、イバラトミヨ・ビリンゴ等の魚類産卵場や仔稚魚甲殻類等が豊富であるため、捕食するシギ・チドリ類をはじめとした水鳥の採餌場となっています。また、塩沼植物群落砂丘植物群落には、面積小さいものの、ヒメキンポウゲやシロヨモギ、ニッポンハナダカバチなどが生育生息しています。小川原湖連結する内沼姉沼田面木沼市柳沼などの小川原湖湖沼群は、ガン・カモ類などの越冬地渡り中継地となっています。
これら小川原湖湖沼群は、鳥類底生動物昆虫類湿性植物など多様な動植物生息生育する日本の重要な湿地のある微汽水性の湖沼であり、中でも小川原湖はビオトープネットワークとしての要となっています。
水質については、小川原湖豊かな生態系支え安定的な微汽水湖であり、表層塩分濃度は、平均海水40分の1程度年間変動300900㎎/L範囲内経年的推移しています。CODは、近年、わずかながら環境基準上回る状況にあり、窒素リン濃度漸増しています。流入河川BODは、おおむね環境基準程度となっていますが、窒素リン濃度湖内濃度より高く富栄養化要因一つとなっています。一部水域ではアオコ発生確認されています。また、夏季を中心とした成層形成期には、水温躍層以深で貧酸素水塊によりヤマトシジミ斃死発生しています。こうしたなか、湖周辺市町村では、住民独自に生活排水浄化対策取り組んでいます。
4.高瀬川の主な災害

主な水害

発生発生原因被災市町村被害状況
昭和33年9月26日狩野川台風上北町七戸町、他全体死者行方不明者4人
床上・下浸水12,000
農地被害13,000ha
平成2年10月26日低気圧上北町東北町、他けが人1人
全壊家屋27
床上浸水3,317
床下浸水4,865

5.その他
"小川原湖の畔には、二人乙女の像があります二人は父を捜すため、小川原湖訪れそのまま沼(湖)の主になったと言い伝えられており、現在では父とその二人乙女湖畔に祀られています。"

小川原湖伝説

乙女の像
小川原湖湖畔たたずむ二人乙女の像は、小川原湖に伝わる伝説主人公玉代姫と勝世姫の像です。
二人は都から流れてきた公卿の父を捜し求め諸国歩き回り小川原湖のほとりにやってきました。しかし、二人小川原湖に着いたときには、すでに父は亡くなっていました。悲しみのあまり、姉は小さな沼に、妹は大きな沼に身を投げて沈んでしまいました。それ以来、姉の沈んだ沼を姉沼、妹の沈んだ沼を妹沼と呼んでおり、妹沼が今の小川原湖と言われています。地元の人は、今でもこの姉妹を哀れんで、姫君達の祀りを絶やさず、悲しい伝説を今に伝えています。



廣沼大明神姉戸大明神
廣沼大明神姉戸大明神

(注:この情報2008年2月現在のものです)

高瀬川

高瀬川
高瀬川 疏水概要
疏水所在
大阪府茨木市並木水尾若園真砂 
延長1800m

所在地域の概要
水路両側住宅マンション建ち並ぶ住宅地の中を流れる。水田住宅地中に点在している。

疏水概要特徴
6月上旬から9月下旬においては少なくなった水田用水供給するために、ゲートを降ろし、水位上げるが、その期間の用水取水日以外と用水期間以外はせせらぎ用水として24時間流している。

高瀬川

高瀬川
清流高瀬川
高瀬川
この疏水関連情報
水土里の路ウォーキング
(高瀬川・散策の旅***大梶七兵衛翁の偉業再発見)
高瀬川
高瀬川 疏水概要
疏水所在
高瀬川 出雲市 (受益800ha)


所在地域の概要
東部人口15万人擁する中核都市出雲平野中心として農業商工業を展開。


疏水概要特徴
高瀬川は、今からおよそ300年斐伊川水源として大梶七兵衛によって完成、来源岩をくぐり抜け約800haの耕地を潤している。  
農業用水供給のみでなく高瀬舟による水運も盛んであった。  
工業化商業化が進む今日にあっても美田との調和を図りながら大梶七兵衛とともに親水施設として市民憩いの場となっている。



くわしい情報
高瀬川
http://www.izumo.ed.jp/otsu-sho/study/naruhodo/tks_r/htm/
高瀬川

高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 岡山県

水系 高梁川水系

等級 1級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 香川県

水系 高瀬川水系

等級 2級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 香川県

水系 高瀬川水系

等級 2級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 愛媛県

水系 肱川水系

等級 1級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 福岡県

水系 釣川水系

等級 2級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 佐賀県

水系 六角川水系

等級 1級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 佐賀県

水系 嘉瀬川水系

等級 1級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 熊本県

水系 菊池川水系菊池川


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 大分県

水系 筑後川水系

等級 1級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 大分県福岡県

水系 山国川水系山国川


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 青森県

水系 高瀬川水系

等級 1級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 福島県

水系 請戸川水系

等級 2級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 千葉県

水系 高瀬川水系

等級 2級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 福井県

水系 早瀬川水系

等級 2級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 長野県

水系 信濃川水系

等級 1級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 奈良県

水系 大和川水系

等級 1級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 和歌山県

水系 富田川水系

等級 2級


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

所在 島根県

水系 斐伊川水系

等級 1級


高瀬川

作者平野啓一郎

収載図書高瀬川
出版社講談社
刊行年月2003.3

収載図書高瀬川
出版社講談社
刊行年月2006.10
シリーズ名講談社文庫


高瀬川

読み方:タカセガワ(takasegawa)

初演 文政2.5(京・北芝居)


高瀬川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/28 11:07 UTC 版)

高瀬川(たかせがわ)は、青森県南東部を流れ太平洋に注ぐ一級河川。高瀬川水系の本流である。






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