用水

デジタル大辞泉

よう‐すい【用水】

読み方：ようすい

１ 飲料・灌漑(かんがい)・工業・消火などに使用する水。また、その水を引いたりたくわえたりするための池・水路など。「農業—」

２ 水を使うこと。「—便所」

FA用語辞典

用水

読み方：ヨウスイ
【英】：stored water

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レベル機器

目的をもって貯水されている水で、水道水と同じ感度の場合がほとんど。防火用水など用途が前につく。

歴史民俗用語辞典

用水

読み方：ヨウスイ（ｙｏｕｓｕｉ）

農耕灌漑・飲料・工業・発電・消火を目的としてつくられた水路。

ウィキペディア

用水路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/25 06:49 UTC 版)

用水路（ようすいろ）は、農業用灌漑や上水道、工業用水道などのために水を引く目的で造られた水路である。名称に井路（いろ、せいろ、いじ）、分水（ぶんすい）、疏水（そすい）がつくことがあり、地下を抜ける暗渠は水路隧道などとも呼ばれる。流れがあればマイクロ水力発電もできる。

ウィキペディア小見出し辞書

用水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/15 12:29 UTC 版)

「三木市」の記事における「用水」の解説

両疏水を総称して淡山疏水と呼ばれている。 淡河川疏水（淡河疎水） 山田川疏水 淡河川疏水（緑が丘町東4丁目にて）

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

用水

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 23:35 UTC 版)

名詞

用 水（ようすい）

1. 主に、人が利用できる状態に加工する水、もしくは、加工され、利用可能になった水のこと。水源は、問わない。
   • 北米シカゴ市ではミシガン湖から用水を取っているので市中の下水を湖水に流し込む訳に行かぬ。（寺田寅彦『窒扶斯菌の寿命』）〔1908年〕
   • 玉川上水は、啻に東京市内に入りて、飮用に供せらるゝのみならず、用水として田に引かるゝもの、二十餘處の多きに及べり。（大町桂月『東京の近郊』）〔1922年〕
2. 語義1の水が流れる水路。用水路^(wp)。見沼代用水など。
   • 用水の岸を辿つて行くと水の流はしら／＼とひかつて見える （長塚節『月見の夕』）〔1903年〕

発音^(?)

東京アクセント

よ↗ーすい

用法

下記のように、用途を示す語を前につけることが多い。

• 上水道用水- 上水道の水源・浄水して上水になる。
• 工業用水 - 工業用の水・工業水道。^[1]
• 農業用水 - 農業用の水・主に灌漑（かんがい）用。^[2]
• 防火用水 - 消火活動に使われる水。消防法に依るものは消防用水

関連語

• 疏水^(wp)（疎水）
• 用水池 - 用水を貯めて置く池、貯水池
• 用水路
• 用水堀
• 用水権（水利権^(wp)）
• 水利

対義語

• 廃水 - 用水を使用、利用、した後排水される水

翻訳

語義1について

• 英語: water for ... （例： water for agricultural use （農業用水）など）

語義2について

• 英語: aqueduct ^(en)

脚注

1. ↑ 工業用水(経済産業省)
2. ↑ 農業用水(農林水産省)

Weblio日本語例文用例辞書

「用水」の例文・使い方・用例・文例

• 熱帯魚用水槽
• ここは農業用水路でした。
• 用水路.
• 【法律, 法学】 河岸[河川敷]所有者特権 《漁業・用水など川を利用する権利》.
• 東京には多摩川から用水を供給する
• 用水設備（水道）
• 用水桶
• 用水池
• （水車に水を送る）用水渠
• 田畑には用水路が交差していた
• スウェーデンにベーネルン湖に入る小型外洋航行の船用の用水路
• 殻をもつ食用水棲無脊椎動物の肉（特に軟体動物や甲殻類）
• 田の用水を堰止めてある所
• 潅漑用水を田に汲み入れる桶
• 大落しという干害の際の用水対策
• 用水を温めるための水路
• 田畑の潅漑用に川から引いた水を流す用水路
• 律令制下において,国家が管理した潅漑用水
• 用水権という,河川の流れを使用できる権利