宇宙戦艦ヤマト 完結編 主な登場メカ

宇宙戦艦ヤマト 完結編

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/29 14:13 UTC 版)

主な登場メカ

地球防衛軍

宇宙戦艦ヤマト
物語冒頭で銀河系中心部を訪れた後、ディンギル星まで到達。そこでディンギル艦隊の襲撃を受け、損傷しながらも自動操縦で地球へ帰還。その後、アクエリアスの接近とディンギル艦隊の襲来に伴い、快気した沖田十三を新艦長として、修理も不完全な状態で再出撃する。
最終的にアクエリアスの水柱を断ち切るために、トリチウムを艦内に満載し、波動砲を暴発させて自爆・自沈する。
コスモタイガーII
地球防衛軍の主力戦闘攻撃機であり、ヤマトの艦載機。本作ではカラーリングが変更されている。
戦艦
白を基調としたカラーリングをした艦。艦首に「拡大波動砲」[注 9]を装備する。避難船団の護衛のために艦隊を編成して出撃するが、ディンギル艦隊のハイパー放射ミサイルの猛攻の前に全滅する。
巡洋艦
戦艦をスケールダウンしたような艦型が特徴。戦艦と同じく、艦体色は白を基調としている。ディンギル艦隊の地球襲撃でほぼ全滅する。月面基地に駐留していたため難を逃れた「矢吹」が、駆逐艦8隻を伴い、ヤマトと共に冥王星会戦に臨む[注 10]。しかし、画面上ではほとんど確認できず、敵の第1波攻撃終了後のシーンにて撃沈された状態でわずか数秒映るのみとなっている。
駆逐艦
先の戦艦、巡洋艦同様、艦体色は白が基調。駆逐艦のため波動砲は装備されていないが、全長200メートルと、地球防衛軍の駆逐艦としては稀な大型艦である。ディンギル艦隊の襲撃で艦隊が壊滅する中で、月面基地に駐留していた8隻がヤマトの出撃に同行するが、冬月1隻を残して壊滅する。
冬月
冥王星会戦に参加した駆逐艦艦隊の唯一の残存艦。艦長は水谷。
ヤマトが自沈に向かう際、ヤマト乗組員を収容し、ヤマトの最期を見届ける。

ディンギル帝国軍

都市衛星ウルク
ディンギル星を脱出した後のディンギル人達の拠点。ワープシステムを備えており、距離の制限があるものの惑星規模の物体すらワープさせることができる。
ヤマトの強行着陸により戦場となり、最後はヤマトを道連れにする形で自爆させられる。
移動要塞母艦
ルガール・ド・ザールの補給基地となる大型機動要塞。冥王星会戦において、ヤマトの波動カートリッジ弾による長距離砲撃によって大破・炎上する。
巨大戦艦ガルンボルスト
ルガール・ド・ザールの乗艦で、太陽系制圧艦隊の旗艦。冥王星会戦において敗北した際、ただ1隻でウルクまで逃走する。
後に同型艦が多数登場するが、ヤマトの波動砲により全滅する。
水雷艇
ハイパー放射ミサイルを搭載した水雷艇[注 11]で、水雷母艦によって運用される。地球艦隊との戦闘における要を担っている。
ハイパー放射ミサイル
ディンギル帝国が使用するミサイルで、それ自体の破壊力はもとより、放射性物質の放出により乗組員へ直接ダメージを与えるという特性を持つ。
ミサイルでありながら命中率は劣悪で、目標殲滅には複数発もの発射が必要となる。だが当初、地球側は有効な防御手段を持たなかったため、このミサイルによる攻撃により艦隊が壊滅する。しかし、中盤で真田が対抗装備「対ハイパー放射ミサイル艦首ビーム砲」を完成させたため、完全に無力な兵器に成り下がる[注 12]



注釈

  1. ^ 本作との間にテレビシリーズ『宇宙戦艦ヤマトIII』を挟む。
  2. ^ 1990年代に本作の続編とされる作品として、OVAYAMATO2520』および映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』が企画された。前者は未完となり、後者の製作も一度は中止されたがのちに再開、2009年に公開された。
  3. ^ 本編公開に先行してイメージアルバム的なものとして発売された音楽集「宇宙戦艦ヤマト ファイナルへ向けての序曲」の収録曲として作曲された曲。本編においても、ディンギル艦隊が地球の避難船団を攻撃するシーンで使用された。
  4. ^ 1983年1月15日にニッポン放送オールナイトニッポン」で放送された、本作のラジオドラマでのみ使用された曲もある。
  5. ^ 「1982-I ファイナルへ向けての序曲」(2013年9月、COCX-3740)、「1983-I 宇宙戦艦ヤマト 完結編 音楽集 PART 1」(2013年11月、COCX-37404)、「1983-II 宇宙戦艦ヤマト 完結編 音楽集 PART 2」(2013年11月、COCX-37405)、「1983-III 宇宙戦艦ヤマト 完結編 音楽集 PART 3」(2013年11月、COCX-37406)、「1983-IV 宇宙戦艦ヤマト 完結編 BGM集」(2014年1月、COCX-37407)、「1974-1983 YAMATO MUSIC ADDENDUM」(2015年10月、3枚組、COCX-39257-9)の計8枚。
  6. ^ ただし、音楽集収録曲など一部は劇伴としてというよりもイメージパイロットアルバム的なものとして作曲されたものである[6]
  7. ^ 少なくとも1982年2月アップのシナリオ案の段階では2205年表記である[11]。この時点では、ディンギルの名が「バルカン」であるなど実際の作品とは異なる部分もあるものの、銀河の大異変が発生してガルマン・ガミラス、ボラー両国が壊滅、アクエリアスが接近するなどの基本部分はすでに出来上がっている。
  8. ^ この事に関して、本作のスタッフで、後年『宇宙戦艦ヤマト2199』の総監督を務めた出渕裕が、「冒頭に衝突する二つの銀河とあるが、銀河の直径は約10万光年あり、衝突には10万光年かかる。あれは衝突ではなく、他世界解釈で『もう一つの銀河』が重なりあったとし、もう一つの銀河にはヤマトが旅立てなかった赤い地球がある。そしてそこには発進できなかったヤマトが眠っていて、艦長室に沖田艦長がいる。それだったら登場しても可笑しくない」というアイデアを出したが採用されなかったと『月刊モデルグラフィックス』2014年3月号のp. 31で語っている。
  9. ^ 松本零士原作の小説『銀河鉄道999 ULTIMATE JOURNEY』には「爆雷波動砲」装備の戦艦が登場している。聞こえ方により「はくらい(白雷)波動砲」とも。[要出典]
  10. ^ ディンギル軍の地球本土空襲シーンの終了間際、ナレーションでは「地球にはもはや、満足に戦える戦艦も宇宙船も、1隻も残っていなかった…」と語られているが、この「地球」が地球防衛軍を指しているのであれば矛盾が生じる。
  11. ^ 正しくは「宇宙水雷艇」であり、略称であれば『宙雷艇』という呼び方が適切である。
  12. ^ 宇宙戦艦ヤマト復活篇』において、ヤマトが避難船団を護るために発射した「バリアミサイル」は、この発展型とされる[要出典]

出典

  1. ^ 岡田茂『悔いなきわが映画人生 東映と、共に歩んだ50年』財界研究所、2001年、461頁。ISBN 4-87932-016-1
  2. ^ 1983年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  3. ^ 「『ヤマト完結編』ギリギリ3月18日の完成で、19日の全国同時公開に異変!?北海道・九州など約30館が遅れて上映。」『アニメージュ』1983年5月号、p.169
  4. ^ 「YAMATO SOUND ALMANAC 1983-II 宇宙戦艦ヤマト完結編 音楽集 Part2」(日本コロムビア、2013年11月、COCX-37405)ライナーノーツ「ファイナルメッセージ 西崎義展」より。
  5. ^ 「YAMATO SOUND ALMANAC 1983-I 宇宙戦艦ヤマト完結編 音楽集 Part1」(日本コロムビア、2013年11月、COCX-37404)ライナーノーツ「『ヤマト10周年を記念し、新たな気持ちで…』西崎義展」および「『ヤマトとつきあって10年』宮川秦」より。
  6. ^ a b 「YAMATO SOUND ALMANAC 1983-I 宇宙戦艦ヤマト完結編 音楽集 Part1」(日本コロムビア、2013年11月、COCX-37404)ライナーノーツ「PREFACE 早川 優」より。
  7. ^ 「YAMATO SOUND ALMANAC 1983-II 宇宙戦艦ヤマト完結編 音楽集 Part2」(日本コロムビア、2013年11月、COCX-37405)ライナーノーツ「PREFACE 早川 優」より。
  8. ^ 『「宇宙戦艦ヤマト2199 第四章 銀河辺境の攻防」劇場パンフレット』松竹、2013年1月12日、p. 26。
  9. ^ 「ヤマナビ 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 音響監督:吉田知弘」『ハイパーホビー VOL.6』徳間書店、2017年12月6日、p. 67。
  10. ^ スーパードラマTVの取材を受けた際
  11. ^ 『スーパーデラックス版 宇宙戦艦ヤマト 完結編』p. 76。
  12. ^ 『スーパーデラックス版 宇宙戦艦ヤマト 完結編』p. 26。銀河系内に2大国家が健在なままではやりづらいと述べている。
  13. ^ EMOTION the Best 宇宙戦艦ヤマト 完結編 | 商品詳細、バンダイビジュアル、2015年1月29日閲覧
  14. ^ 劇場版「宇宙戦艦ヤマト」 昭和の5作品がBD化決定 2013年4月より順次発売、アニメ!アニメ!、2012年12月25日
  15. ^ 劇場版「宇宙戦艦ヤマト」5作品がHDリマスターでBD化、AV Watch、2012年12月25日
  16. ^ 宇宙戦艦ヤマト 完結編 | 商品詳細、バンダイビジュアル、2015年1月29日閲覧
  17. ^ 「宇宙戦艦ヤマト」を作った男 西崎義展の狂気」より
  18. ^ Twitter”. mobile.twitter.com. 2020年9月29日閲覧。
  19. ^ 35mm版では全てのシーンを仲村で統一している
  20. ^ 完結編スーパーデラックス版




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