北海道旅客鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/27 06:09 UTC 版)
本社組織
2022年7月1日現在[5]
- 監査部
- 総合企画本部
- 経営企画部
- 地域交通改革部
- 新幹線計画部
- 地域計画部
- 札幌駅周辺開発部
- 情報システム部
- 鉄道事業本部
- 安全推進部
- 企画室
- 新幹線統括部
- 駅業務部
- 営業部
- 東京営業部
- 仙台営業所
- 運輸部
- 管理課
- 輸送課
- 運用課
- 運行管理課
- 運行管理センター
- 新幹線運行管理センター
- 乗務員養成室
- 車両部
- 検修課
- 計画課
- 新幹線検修課
- 工務部
- 業務支援室
- 管理課
- 保線課
- 設備課
- 工事課
- 工務技術センター
- 電気部
- 企画課
- 情報制御課
- 電力技術課
- システム課
- 新幹線工事部
- 札幌新幹線工事事務所
- CS推進部
- 開発事業本部
- 資産管理センター
- 東京事務所
- 広報部
- 財務部
- 資金運用室
- 総務部
- JR札幌病院
歴史
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)
- 1989年(平成元年)
- 1990年(平成2年)9月1日:ダイヤ改正。
- 1991年(平成3年)7月27日:ダイヤ改正[8]。特急「とかち」が特急「スーパーとかち」に改称[8]。
- 1992年(平成4年)
- 1993年(平成5年)3月18日:ダイヤ改正。夜行急行「まりも」が特急「おおぞら」13・14号として編入され、廃止。
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)
- 1996年(平成8年)
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)
- 2000年(平成12年)
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)12月1日:ダイヤ改正[報道 6]。特急「はつかり」と快速「海峡」を廃止し、485系電車による特急「白鳥」、789系電車(基本番台)による特急「スーパー白鳥」運転開始。
- 2003年(平成15年)3月6日:札幌駅南口駅ビル「JRタワー」開業。
- 2004年(平成16年)
- 線路と道路の両方を走行できる車両デュアル・モード・ビークル (DMV) を公開。
- 3月13日:ダイヤ改正[報道 7]。特急「ライラック」「スーパーホワイトアロー」「すずらん」、特別快速「きたみ」が全車禁煙化。
- 2006年(平成18年)3月18日:ダイヤ改正[報道 8]。夜行列車は寝台特急「日本海」の函館乗り入れを廃止。特急「利尻」を臨時特急「はなたび利尻」、特急「オホーツク」(9・10号)が臨時特急「オホーツク」(81・82号)にそれぞれ変更。道内完結の全列車が全面禁煙化[報道 9]。
- 2007年(平成19年)
- 3月18日:前年の道内完結の全列車に引き続き、寝台列車を除く特急列車が全面禁煙化[報道 10]。
- 9月30日:夜行の臨時特急「はなたび利尻」が廃止[報道 11]。
- 10月1日:ダイヤ改正[報道 12]。789系電車(1000番台)の営業運転開始に伴い、特急「ライラック」「スーパーホワイトアロー」を統合し、「スーパーカムイ」運転開始。781系電車の運用を終了。「スーパーとかち」に261系気動車(1000番台)が投入。夜行列車は臨時特急「オホーツク」81・82号を廃止し、特急「まりも」を臨時列車に変更[報道 11]。同日より駅ナンバリングを実施[報道 13]。一部特急列車・電車・201系の自動放送を従来の加藤純子から大橋俊夫、ジーン・ウィルソンに変更。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)12月4日:ダイヤ改正。17時以降の「いしかりライナー」の札幌駅から江別駅までの区間を各駅停車化など[報道 23][報道 24][報道 25]。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)
- 1月14日:元代表取締役社長の坂本眞一が死去。自殺と見られる[新聞 12]。
- 2月10日:レール検査データ改竄による検査妨害を理由として、国土交通省に鉄道事業法違反の容疑で告発される。
- 3月15日:特急「スーパー宗谷」の最高速度を引き下げ[報道 33]。
- 4月1日:消費税増税に伴い運賃改定。
- 5月12日:江差線 木古内駅 - 江差駅間廃止[9][報道 34]。
- 7月19日:733系電車(3000番台)が営業運転を開始[報道 35]。
- 8月30日:ダイヤ改正[報道 36]。特急「スーパーとかち」と快速「エアポート」の最高速度を引き下げ。特急「スーパー宗谷」「スーパーとかち」に使用されている261系気動車(基本番台・1000番台)の車体傾斜装置の使用を停止。
- 12月22日:JR北海道予約サービスの一部「寝台特急予約」と、「特急列車空席案内」サービスが終了[報道 37]。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 3月26日:ダイヤ改正[報道 41]。
- 北海道新幹線 新青森駅 - 新函館北斗駅(渡島大野駅から改称)間開業[14]。H5系電車が営業運転を開始。JR東日本の東北新幹線との相互直通運転を開始。
- 江差線 五稜郭駅 - 木古内駅間を経営分離し、道南いさりび鉄道に移管[注釈 7]。
- 寝台特急「カシオペア」(上野駅発3月19日・札幌駅発3月20日を最後に運転終了)[報道 44]、特急「白鳥」「スーパー白鳥」(3月21日を最後に運転終了)[報道 44]、急行「はまなす」(札幌駅発3月20日・青森駅発3月21日を最後に運転終了)[報道 44]廃止。これに伴い、24系客車が営業運転を終了。
- 函館本線 五稜郭駅 - 新函館北斗駅間が電化。函館駅 - 新函館北斗駅間で733系電車(1000番台)[報道 45]による普通・快速「はこだてライナー」が運転を開始。快速「アイリス」を廃止[報道 46]。
- 特急「スーパーカムイ」と快速「エアポート」の直通運転を終了。
- 8月31日-12月22日:平成28年台風第10号による大雨で石勝線及び根室本線のトマム駅 - 芽室駅間の複数箇所が被災し不通となる[報道 47](なお、根室本線富良野駅 - 東鹿越駅間は10月17日運転再開。東鹿越駅 - 新得駅間は代行バス運行開始)[報道 48]。
- 11月16日:社長の島田修らが会見し、JR北海道単独では維持が難しい路線・区間を公表[報道 1][報道 2]。
- 12月5日:留萌本線 留萌駅 - 増毛駅間廃止[9][注釈 8]。
- 3月26日:ダイヤ改正[報道 41]。
- 2017年(平成29年)
- 3月4日:ダイヤ改正により、特急「ライラック」「大雪」の愛称が復活。札幌駅 - 稚内駅・網走駅間の直通特急の往復数を減らして、一部を旭川駅にて「ライラック」と接続するようにした。また、特急「スーパーカムイ」を「カムイ」と改称し、特急「すずらん」も含めたJR北海道内のエル特急指定も廃止した[報道 51]。
- 5月2日:5月1日運行開始のJR東日本のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」がJR北海道の路線に乗り入れ開始[報道 52]。
- 5月11日:維持困難路線区間(留萌本線、根室本線(富良野-新得間)、札沼線を除く)の無人駅を地方自治体などに開放することを発表[報道 53]。
- 8月7日:札幌駅8:00発滝川駅行き普通列車(721系3両編成)が厚別駅 - 森林公園駅間の西通り踏切で、3両目の空調配電盤から発煙[報道 54]。翌朝までに同形の配電盤を使用している721系車両、785系車両の点検を終えた[報道 55]。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年 / 令和元年)
- 2月1日:大規模災害時や事前に運休や運転見合わせを決定した際の、短文投稿サイト「Twitter」での列車運行情報の配信を開始[報道 56]。
- 3月16日:ダイヤ改正。北海道新幹線青函トンネル内での最高運転速度を160km/hに向上、東京駅 - 新函館北斗駅間を「はやぶさ」最速列車が3時間58分で運転[報道 57]。
- 4月1日:石勝線 新夕張駅 - 夕張駅間(夕張支線)廃止[9][報道 58]。
- 7月-9月:宗谷本線でJR東日本の観光列車「びゅうコースター風っこ」を使用した臨時列車「風っこそうや」を運転[報道 59]。
- 10月1日:消費税増税に伴い運賃改定[16]。100キロメートル以下の運賃に対キロ区間制を採用[報道 60]。
- 2020年(令和2年)
- 3月14日:ダイヤ改正により、快速「エアポート」が1時間あたり最大5往復に増発され、うち一部の列車(朝夕の合計2往復)の種別が「特別快速」となる。区間快速「いしかりライナー」が普通列車(各駅停車)に格下げされ廃止。特急「スーパー北斗」「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」がそれぞれ「北斗」「おおぞら」「とかち」に改称され、管内から「スーパー」を冠する特急列車がなくなる。H100形気動車が営業運転開始[報道 61]。
- 4月17日:新型コロナウイルス感染症の影響により予定を前倒しして、札沼線北海道医療大学駅 - 新十津川駅間最終運行、以降廃止日まで運休[報道 62][新聞 14]。
- 5月7日:札沼線北海道医療大学駅 - 新十津川駅間廃止[9][報道 63]。
- 8月 - 9月:東急・伊豆急行の観光列車「THE ROYAL EXPRESS」を使用した団体臨時列車「THE ROYAL EXPRESS 〜HOKKAIDO CRUISE TRAIN〜」を初運転[報道 64]。
- 9月 - 12月:北海道での鉄道開業140周年記念事業を展開[17](「官営幌内鉄道」も参照)。
- 10月17日:キハ261系5000番台「はまなす」編成運用開始[報道 65]。
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
- 2月:例年以上の降雪の影響から、列車運休が恒常化。末端区間だけでなく、中核を占める札幌圏の被害が甚大で、道庁と北海道運輸局から検証要請を受ける。
- 3月12日:ダイヤ改正[報道 67]。283系気動車が特急「おおぞら」での営業運転を終了。
- 3月16日:福島県沖地震で、東北新幹線上を走行していたH5系電車が被災し脱線する。のちにH5系電車の損失額として特別損失に14億円を計上する[18]
- 7月13日:社長会見にて、2022年度末で183系特急用気動車の定期運用終了、JR北海道最後のリゾート列車「ノースレインボーエクスプレス」の運行終了、2022年9月で281系気動車の定期運用の終了を発表する[報道 68][報道 69]。
- 9月30日:281系気動車の定期運用を終了。
- 2023年(令和5年)
- 2024年(令和6年)
歴代会長・社長
代数 | 氏名 | 在任期間 | 出身校 |
---|---|---|---|
初代 | 東条猛猪 | 1987年 - 1991年 | 東京帝国大学法学部 |
第2代 | 鈴木茂 | 1991年 - 1996年 | 東京商科大学(現・一橋大学) |
第3代 | 大森義弘 | 1996年 - 2002年 | 東京大学法学部 |
第4代 | 坂本眞一 | 2003年 - 2007年 | 北海道大学工学部 |
第5代 | 小池明夫 | 2007年 - 2011年 | 東京大学経済学部 |
第6代 | 柿沼博彦 | 2011年 - 2013年 | 北海道大学大学院工学研究科 |
第7代 | 小池明夫 | 2013年 - 2014年 | 東京大学経済学部 |
第8代 | 須田征男 | 2014年 - 2018年 | 東京大学工学部 |
第9代 | 白川保友 | 2018年 - 2020年 | 東京大学理学部 |
第10代 | 田浦芳孝 | 2020年 - 2022年 | 早稲田大学政治経済学部 |
第11代 | 島田修 | 2022年 - | 東京大学経済学部 |
代数 | 氏名 | 在任期間 | 出身校 |
---|---|---|---|
初代 | 大森義弘[新聞 17] | 1987年 - 1996年 | 東京大学法学部 |
第2代 | 坂本眞一[新聞 12] | 1996年 - 2003年 | 北海道大学工学部 |
第3代 | 小池明夫 | 2003年 - 2007年 | 東京大学経済学部 |
第4代 | 中島尚俊[新聞 11] | 2007年 - 2011年 | 東京大学経済学部 |
第5代 | 小池明夫 | 2011年 - 2013年 | 東京大学経済学部 |
第6代 | 野島誠 | 2013年 - 2014年 | 東京大学工学部 |
第7代 | 島田修 | 2014年 - 2022年 | 東京大学経済学部 |
第8代 | 綿貫泰之[新聞 18] | 2022年 - | 北海道大学経済学部 |
注釈
- ^ その他、JR Hokkaido、JRH、JR北等の表記がある。
- ^ ロゴでは「北海道旅客鉃道株式会社」となっており、「鉄」の文字は使われていない。会社発足が国鉄の赤字経営が主因となっており、「鉄」の字は“金を失う”という意味になり縁起が悪いとして、ロゴ文字では「鉃」(金偏に弓矢の矢)という字を採用しているが、正式商号では常用漢字の「鉄」である(四国旅客鉄道以外のJR他社も同様)。
- ^ 民営化後、北海道総局は本社鉄道事業本部に、釧路鉄道管理局は釧路支社に、旭川鉄道管理局は旭川支社、青函船舶鉄道管理局は函館支社になっている。
- ^ JR旅客会社では唯一、英文社名の頭文字(JR東日本は「E」、JR西日本は「W」など)が地紋に記されていない。
- ^ 津軽海峡を渡る旅客航路は民間企業の津軽海峡フェリー、青函フェリーにより現在も運航されている。
- ^ 路線としての海峡線は現存しており、貨物列車のほか、JR東日本のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」が乗り入れることがある。
- ^ a b 2015年(平成27年)3月2日に廃止届が提出された時点では、「北海道新幹線(新青森駅 - 新函館北斗駅間)の開業日」が廃止予定日として発表されていたが[報道 42]、同年9月16日付のプレスリリースで北海道新幹線(新青森駅 - 新函館北斗駅間)の開業日が「2016年(平成28年)3月26日」と発表された[報道 43]。
- ^ 2016年(平成28年)4月28日に提出された廃止届では、廃止予定日を「2017年(平成29年)4月29日」としていたが[報道 49]、その後同年6月28日に廃止日繰り上げの届け出がなされ、「2016年(平成28年)12月5日」に変更された[報道 50]。
- ^ 2000年3月11日から2002年11月30日まで、同一系統の列車として「スーパーはつかり」も運転されていたが、使用車両(E751系)が青函トンネルを通過できないため、道内に乗り入れることはなかった。
- ^ JR西日本所属車両を使用した1往復(1・4号)が函館駅まで乗り入れていたが、2006年3月18日に青森駅 - 函館駅間が廃止された。
出典
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- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '98年版』ジェー・アール・アール、1998年7月1日、181頁。ISBN 4-88283-119-8。
- ^ 「JR北海道 列車内の携帯電話自粛を ペースメーカー使用者への配慮 「優先席」妊婦もどうぞ」『北海道新聞』北海道新聞社、1997年9月30日、朝刊、29面。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、184頁。ISBN 4-88283-121-X。
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