浮力とは? わかりやすく解説

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ふ‐りょく【浮力】

読み方:ふりょく

流体中にある物体に、流体が及ぼす上向きの力。物体押しのけた流体重さ等しい。無重量状態では浮力は存在しない


浮力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/22 12:55 UTC 版)

浮力の例の説明図。水面に浮いていて静止している物体では、重力(gravity)と浮力(buoyancy)とが、つりあっている。
水圧の説明図。水深が深くなるほど、比例して水圧が強くなる。水圧の方向は、物体の面に垂直方向に働く。

浮力(ふりょく、: buoyancy)とは、などの流体中にある物体重力とは逆の方向に作用するである。

浮力の原因はアルキメデスの原理によって説明される。物体は流体から圧力静水圧)を受けている。このとき圧力は物体の上と下では異なり(富士山の頂上の気圧と麓の気圧のように)、下から受ける力の方が大きい。この物体が受ける上下の力の差が浮力である。すなわち、物体には上向きの力が作用する。

物体が流体にすべて浸かった場合、深さが変わろうと浮力が変わることはない。

定式化

物体が受ける浮力は、その物体と同じ体積の(周囲の)流体に作用する重力に等しい。すなわち以下のようになる。


ウィキペディアウィキペディア

浮力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/15 03:53 UTC 版)

流体静力学」の記事における「浮力」の解説

物体どのようなであっても流体にその全部または一部浸され場合に、その場所の圧力勾配反対方向正味の力の作用を受ける。圧力勾配重力よるものである場合正味の力は重力とは反対、即ち鉛直に働く。この鉛直力は浮力とよばれ、押しのけた流体重さと同じ大きさ重力とは反対方向に働く。 例えば船の場合には、その重さ押しのけたによる浮力とつりあい、よって浮くことができる。船にさらに荷を積んだ場合、船はさらにに沈む。これによりさらに押しのけた水の分だけ大きな浮力を得て増えた重さとつりあう。 浮力の原理アルキメデスによって発見されアルキメデスの原理よばれる

※この「浮力」の解説は、「流体静力学」の解説の一部です。
「浮力」を含む「流体静力学」の記事については、「流体静力学」の概要を参照ください。

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出典:Wiktionary

浮力

出典:『Wiktionary』 (2021/06/26 08:26 UTC 版)

この単語漢字

常用漢字
りょく
第一学年
音読み 音読み

発音

名詞

(ふりょく)

  1. 流体にある物体働く上向き

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