くい〔くひ〕【×杭/×杙/▽株】
くいぜ〔くひぜ〕【▽株/×杭/×杙】
杭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/26 20:37 UTC 版)
杭(杙、くい、英: stake)は、建築物の固定や目印のために地中に打ち込む棒状のものである。古くは木製であったが、現代では条件によって金属製やプラスチック製のものを用いることもある。 杭を埋設することを杭打ち、その機械を杭打ち機という。
杭の使用目的と種類
一口に杭といってもいろいろな目的で使用される。以下は具体例である。
- 土地・区画の境界を定める。
- 紐やロープなどで物を固定する際のアンカーとして用いる。
- 軟弱な地盤に建物などを作る際、支持層まで杭を設置し、地震や地盤沈下によって傾かないようにする。支持層深さや工法によっては深いもので約75 m程度の深さになる。詳しくは杭基礎を参照。
- 土地の帰属やその名前(地名)を記した板などの支えとして地面に打ち込む。詳しくは看板、標識を参照。
- 鉄道路線、街道、高速道路などで起点からの距離を記した杭を設置する。詳しくは一里塚、マイルストーン、距離標を参照。
- 吸血鬼を倒す手段のひとつとして使用される。心臓に打ち込むと倒せる。
杭の歴史
鎌倉時代には文永11年(1274年)にモンゴル帝国による九州北部への侵攻(蒙古襲来・元寇)が行われた。文永の役の後、鎌倉幕府は博多湾一帯に石築地を築造し(元寇防塁)、この意志築地の前に乱杭をおき、蒙古襲来に備えたという。
平安時代・鎌倉時代には治水のための杭列・網代を用いた河川の護岸も行われた。
![]() |
この節の加筆が望まれています。
|
慣用句
- 出る杭は打たれる
- 焼け木杭に火がつく
杭にまつわる迷信
韓国では金泳三政権時代、朝鮮半島を植民地として支配していた日本が風水思想に基づき民族の精気を抹殺するために全国の名山に鉄杭を打ち込んで地脈を断ち切ったとして全国で鉄杭の除去が行われた。
注釈、出典
関連項目
杭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/11 09:49 UTC 版)
「リトルマジック (アルトロン)」の記事における「杭」の解説
そのままではメイも魔法石も通れないが、杭の横で魔封球を破裂させると反動で杭が引っ込み、通ることができるようになる。杭は一定時間で元に戻る。
※この「杭」の解説は、「リトルマジック (アルトロン)」の解説の一部です。
「杭」を含む「リトルマジック (アルトロン)」の記事については、「リトルマジック (アルトロン)」の概要を参照ください。
杭
杭
「杭」の例文・使い方・用例・文例
- 朝顔が杭に巻きついて上に伸びている
- テントの杭はしっかりと地面に打ち込まれている
- 出る杭は打たれる。
- 出る杭が打たれる会社じゃ、大きな成長は望めないね。
- 基礎に杭を打ち込むのを忘れて、空中に楼閣を建てるとは、あなたも愚かな人だ。
- マンション用地は杭で囲まれている。
- 《諺》 いちばん高い枝がいちばん安全な止まり木ではない, 「出る杭(くい)は打たれる」.
- 出る杭は打たれる.
- 馬は杭につないである.
- 出る杭(くい)は打たれる.
- 棒杭を立てる
- 地形に棒杭を打込む
- 死体は橋杭にかかっていた
- 焼木杭には火がつきやすい
- 杭を打つ
- 杭を打って地面を仕切る
- 杭を打込む
- 杭打機械
杭と同じ種類の言葉
- >> 「杭」を含む用語の索引
- 杭のページへのリンク