ベニエとは? わかりやすく解説

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ベニエ【(フランス)beignet】

読み方:べにえ

小麦粉卵黄牛乳でとき、泡立てた卵白加えた軽い衣をつけて魚貝類野菜などを揚げたもの。→フリッター


べに‐え〔‐ヱ〕【紅絵】

読み方:べにえ

浮世絵版画で、墨摺(すみず)り絵に紅を主色として筆で彩色したもの。丹絵(たんえ)から発展した様式

紅摺(べにず)り絵のこと。


ベニエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/08 22:30 UTC 版)

ベニエ
粉砂糖をまぶしたカフェデュモンドのベニエ
種類 ペイストリー
発祥地 フランス
関連食文化 フランス料理
Cookbook ウィキメディア・コモンズ
テンプレートを表示
ズッキーニの花、サヤインゲン、青リンゴのベニエ(フランス)

ベニエ: Beignet)は、生地で揚げた、ドーナツに似たペイストリーである。メープルシロップ果物を詰めたものは、オードブルとしても人気がある。

フランスでは、果物を詰めた生地を油で揚げたペイストリーの総称として用いられる。ベニエとは、フランス語で「揚げた生地」を意味する言葉である。揚げた果物を副菜として食べる伝統は、古代ローマ時代にまで遡る。料理名はフランス各地で微妙に異なり、メルヴェイユ(merveilles)、オレイェット(oreillettes)、ベニエ・ド・カルナヴァル(beignets de carnaval, 「謝肉祭のベニエ」)、ボットロー(bottereaux)、トゥルティソー(tourtisseaux)、コルヴシェ(corvechets)、ガンズ(ganses)、ヌーエ(nouets)、ヴォート(vautes)とも呼ばれる。リヨン名物として知られるビューニュbugnes)もベニエの一種である。

ベニエは、ペイストリーのタイプによって2つの種類に分けられる。1つはシュー皮生地を揚げたもので、イタリアツェッポレや、ドイツシュプリッツクーヘン英語版に相当するものである。一方、出芽酵母で膨らませた、パン生地を揚げたタイプも存在する。フランスではブール・ド・ベルラン(boules de Berlin)と呼ばれ、これは丸い形でジャムか果物を詰めたベルリンのドーナツが語源である。ポーランドポンチキポルトガルのボーラ・デ・ベルリン(Bola de Berlim)ともよく似ている。

ドイツ西部では、果物の入ったものをベニエと呼び、入っていないものをクラップフェンと呼ぶ。

アメリカ合衆国では、クレオール料理の四角い粉砂糖をかけた揚げ菓子として知られる。ニューオーリンズの老舗カフェデュモンドのベニエが最も有名であり、ルイジアナ州の公式ドーナツでもある。

コルシカ島では、ヨーロッパグリの粉で作ったベニエはフリテッリ英語版として知られる。

出典

関連項目


ベニエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 03:52 UTC 版)

ネコぱら」の記事における「ベニエ」の解説

嘉祥師匠であるパティシエで、フランス在住

※この「ベニエ」の解説は、「ネコぱら」の解説の一部です。
「ベニエ」を含む「ネコぱら」の記事については、「ネコぱら」の概要を参照ください。

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