take back
「take back」は、物事を一旦なかったことにしたいときに使用されている言葉で「〜を取り戻す」や「〜を返品する」「発言や約束を取り消す」などの意味で用いられる英語表現である。
「take back」とは・「take back」の意味
「take back」とは、「〜を取り戻す」「〜を返品する」「(発言や約束を)撤回する」などの意味で用いられている英語表現である。英単語の「take」には、「手にとって〜の状態にする」という意味があり、「back」には「戻って」という意味がある。この2つの英単語を組み合わせた「take back」は「元の状態に戻す」「取り戻す」という物事をリセットするときに使用される言葉である。「take back」は、「物を持ち帰る」という意味で使用されることもある。人からもらった物を持ち帰るという意味でも使われているが、実はビジネスシーンでも使用することができる言葉である。営業マンが取引先との交渉を行う場面で「自分の手に余るので上司に指示を仰ぎたい」ということを相手に伝えるときに「一旦持ち帰って検討したい」という言葉を使うが、このときに「take back」を使用した英語表現で相手に伝えることができる。「持ち帰る」という意味を持つ「take back」であるが、同時に失礼な発言に対して取り消して欲しいという意味で使用されることもあるため、ビジネスシーンで使用する場合は相手に誤解や不快感を与えないように注意する必要がある。
「take back」は発言や行動を「撤回する」ときにも使用される言葉である。喧嘩や意見の食い違いなどで、感情が高ぶった相手から理不尽なことを言われたり侮辱されたときに、相手に対して発言の撤回を要求するときに使われる。逆に自分が言い過ぎたとなる場合もあるが、その場合にも「take back」を使用することができる。一度言ってしまった発言を「it」として、「take it back」という表現を使用すると「この発言を撤回する」という意味になる。
「Take A back to B 」とは、「AをBに戻す」という意味を持った言葉である。お店で購入した商品を返品するときなどに「商品(A)をお店(B)に返品する」という意味で使用されている言葉である。また、人や物を手で掴んで移動させるというイメージで使用されることもある言葉なので、手紙を渡したり、母親が息子に弁当を渡しているシーンなどでも使うことができる。
「It Takes Me Back」を直訳すると「それは私を戻らせる」という意味となるが「昔を思い出す」「懐かしい」という意味で使われる英語表現である。「it」の代わりに他の名詞などを主語にすると、名詞として当てはめた出来事が懐かしいという意味でアメリカなどでは決まり文句として使用されている。
「take back」の語源
「take」の語源は、古期英語で接触するという意味を持つ「tacan」と言われており、「back」の語源は、ゲルマン祖語で背という意味がある「baka」である。「take back」という表現自体の語源は不明であるが、英単語の「take」と「back」それぞれの意味を組み合わせて「取り戻す」という意味で使用されるようになったという説が有力である。「take back」の発音・読み方
「take back」の読み方は「テイクバック」または「テクバック」であり、発音記号では「téik bˈæk」となる。アクセントは「take」の「テ」と「back」の「バ」につく。「take back」と「get back」の違い
「take back」と「get back」は同じような意味で使われる言葉であるが、実はニュアンスに違いがある。「take back」は「人や物を元に戻す」という意味があり、一度所有権が自分の物になったものを元の持ち主に返す時に使用される。これに対して「get back」の「get」には「~(ある状態)に至る」「再び手に入れる」という意味がある。人や物自体が、元の場所に戻って来るイメージとなり、「帰って来る」「戻る」「復帰する」を表現したいときに使用されている。「take back」の使い方・例文
・I take back a puppy to the my friend house.(私は友人宅に犬を返す)「take back」を「〜を元に戻す」という意味で使用した例文である。友人宅で里親を探していた子犬を子どもが親に何も言わずに家に連れ帰ってしまい、悲しそうに友人宅に返しに行く様子が伺える。
・Can I take it back with me and discuss with my superior?(一旦持ち帰って上司と相談していい?)
「take back」を「持ち帰る」という意味で使用した例文である。ビジネスシーンでよく使用される言い回しであり、「superior」は「boss」という単語に変換しても良い。
・Take back the words!(その発言撤回してよ!)
「take back」を「撤回」という意味で使用した英文である。相手から何か失礼なことを言われた時に、ストレートに相手に撤回をして欲しいと伝えることができる。
・She take him to swimming.(彼女は彼を水泳に連れて行く)
「Take A back to B 」を「移動させる」という意味で使用した英語表現である。この例文では彼女が彼(A)を水泳(B)ができるプールへ引っ張っていっているイメージとなる。
テイク‐バック【take back】
読み方:ていくばっく
テーク‐バック【take back】
TAKE BACK
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/02 16:38 UTC 版)
「TAKE BACK」 | ||||||||||||||||||||||
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倖田來未 の シングル | ||||||||||||||||||||||
初出アルバム『affection』 | ||||||||||||||||||||||
A面 | TAKE BACK | |||||||||||||||||||||
B面 | Your Song | |||||||||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||||||||
ジャンル | J-POP | |||||||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||||||||
レーベル | rhythm zone | |||||||||||||||||||||
作詞・作曲 |
倖田來未 菊池一仁 KAIDO | |||||||||||||||||||||
プロデュース | MAX MATSUURA | |||||||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||||||||
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倖田來未 シングル 年表 | ||||||||||||||||||||||
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「TAKE BACK」(テイク・バック)は、倖田來未の楽曲である。2000年12月6日にデビューシングルとして発売された。発売元はrhythm zone。
背景・制作
本作はデビューの1か月前にアメリカで「KODA」名義で先行発売されている。リリース当時のインタビューで倖田は「昔から音楽が好きだった。本能でオーディションとかに申し込んでました」「アイドルではなく、アーティストになりたい。顔とか関係なしに、歌さえ聴いてくれたらうれしい」と語っていた[1]。その経緯として、元々日本で使用される予定だったプロモーション曲であったものを、米国で有名なDJにアレンジをしてもらったところ、出来栄えが良かったため、売り出してみようという話になったと言い、倖田はこの当時を振り返り「今まで洋楽にも縁がなかったし、英語もあまり分からなかったので、まさか、全米で先行デビューさせて貰えるなんて本当に想像も出来ない事だった。」と語っている。その後は、『ビルボード』誌のダンス部門ランキングで初登場20位を獲得したものの、日本ではオリコンチャート最高59位とヒットには至らなかった[2]。
当時はまだ高校に在学していたため、のちにトレードマーク的になった金髪ではなく、黒髪だった。
エイベックスの方針で、テレビ出演を一切しないという路線でのデビューとなった。理由は、一人の歌手として育て上げるための作戦だったが、彼女自身はテレビ出演がしたかったらしく、歌手になるという彼女の夢を人一倍応援していた両親も残念な思いだったとのことである。
セールス面において、日本で成果を成し遂げられなかったが、当時の12月度全国11ラジオ局のパワープレイでチャートを獲得。オリコン・パワープレイ部門で1位を記録している[1]。
また、当時のビルボード誌アジア支局長のスティーブ・マックルーアによると「言語の問題もあって、日本人がチャートインすることは大変なことです」と語っており、マドンナなどを担当するジョナサン・ピータース、ジュニア・バスケスといった超有名ミキサーがリミックスを手掛けたのも後押しとなっていたという[1]。
ミュージック・ビデオの撮影は10月2日[3]、CDジャケット・アートワークの撮影は10月4日[4]において、それぞれ即行された。
カップリング曲の「Your Song」は、自身の母へ向けて書き下ろしたという[5]。
収録曲
(全作詞:Kumi Koda)
通常盤
- TAKE BACK "Original mix" [4:57]
- Your Song "Original mix" [5:21]
- 作曲:KAIDO
編曲:h-wonder
- 作曲:KAIDO
- TAKE BACK "Tricky Stewart Remix" [4:38]
- TAKE BACK "Daylight Remix" [4:28]
- TAKE BACK "Instrumental" [4:56]
- Your Song "Instrumental" [5:20]
アメリカ盤CD
本作の収録曲が全て英語バージョン。
- TAKE BACK (Jonathan Peters' Radio Mix) [3:31]
- Remix Produced by Jonathan Peters & Tony Coluccio for Jonathan Peters Enterprises
- Mixed by Hyan West
- 1枚のオリジナルアルバム『affection』初回盤にボーナストラックとして収録されている。
- リミックスアルバム『KODA KUMI DRIVING HIT'S』の収録曲「TAKE BACK (Sunset In Ibiza Remix)」が本ヴァージョンに似たアレンジになっている。
- TAKE BACK (Hex Hector Main Radio Mix) [3:40]
- Remix Produced by Hex Hector for Ground Control Productions
- Keyboards & Programming by Dezrok
- TAKE BACK (Junior's Radio Mix) [3:41]
- Remix Produced by Junior Vasquez for Junior Vasquez Music
- TAKE BACK (C. "Tricky" Stewart Remix) [4:21]
- Remix Produced by C. "Tricky" Stewart for Red Zone Entertainment
- Recorded & Mixed by Brian "B-Luv" Thomas
- TAKE BACK (Hex Hector Main Club Mix) [9:25]
- TAKE BACK (Junior's Pop Club Anthem) [7:06]
- TAKE BACK (Jonathan Peters' Club Mix) [6:29]
- TAKE BACK (Junior's Dub Anthem) [7:06]
- TAKE BACK (Jonathan Peters' Sound Factory Dub) [10:26]
- TAKE BACK (Hex Hector Dub) [7:49]
タイアップ
- カネボウ『肌美精』CMソング (#1)
楽曲の収録アルバム
- TAKE BACK
- Your Song
- 『affection』
- 『BEST 〜BOUNCE & LOVERS〜』
収録ライブ映像
- TAKE BACK
- 『secret 〜FIRST CLASS LIMITED LIVE〜』
- 『LIVE TOUR 2005 〜first things〜 deluxe edition』
- 『BEST 〜second session〜』(LIMITED EDITIONのみ付属)
- 『KODA KUMI LIVE TOUR 2007 〜Black Cherry〜 SPECIAL FINAL in TOKYO DOME』
- 『KODA KUMI SPECIAL LIVE “Dirty Ballroom” 〜One Night Show〜』(TRICK)(リミックスバージョン)
- 『KODA KUMI 2009 TAIWAN』(リミックスバージョン)
- 『KODA KUMI 10th Anniversary 〜FANTASIA〜 in TOKYO DOME』
- 『KODA KUMI Premium Night 〜Love & Songs〜』
- 『Koda Kumi Hall Tour 2014 〜Bon Voyage〜』(メドレー)
- 『Koda Kumi 15th Anniversary First Class 2nd LIMITED LIVE at STUDIO COAST』(WALK OF MY LIFE、ファンクラブ限定盤)
- 『KODA KUMI 15th Anniversary LIVE The Artist』(メドレー)
- 『KODA KUMI LIVE TOUR 2016 〜Best Single Collection〜』(メドレー)
- 『KODA KUMI 20th ANNIVERSARY TOUR 2020 MY NAME IS...』
- Your Song
脚注
- ^ a b c “倖田來未ビルボード20位入り 日本人初 米国デビュー曲「TAKE BACK」”. インターネットアーカイブ. 読売報知. 2001年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月5日閲覧。
- ^ “セクシー路線、次のステージ―倖田來未 カリスマはいかに誕生し、支持され続けてきたのか page.1” (2016年1月21日). 2020年3月8日閲覧。
- ^ “■Reports● 1st Single『TAKE BACK』プロモーションビデオ撮影”. インターネットアーカイブ. avexによる公式サイト. 2001年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月3日閲覧。
- ^ “■Reports● 1st Single『TAKE BACK』ジャケット写真撮影”. インターネットアーカイブ. avexによる公式サイト. 2001年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月3日閲覧。
- ^ “■Reports● 2002年1月17日に行われた、ジャネットジャクソン来日記念 前夜祭イベント トリビュートライブをレポート!!”. インターネットアーカイブ. avexによる公式サイト. 2002年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月3日閲覧。
外部リンク
「take back」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
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