NANOスーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 07:30 UTC 版)
「パワードスーツの登場するサイエンス・フィクション一覧」の記事における「NANOスーツ」の解説
米軍が開発した次世代防御装甲という位置づけで、主人公の所属する"ラプター・チーム"を含む米軍の特殊部隊が装備している。『スピード』(移動)、『ストレングス』(筋力)、『アーマー』(防御機能)、『クローク』(光学迷彩)の機能を備えており、時間経過で無限に再生するパワーゲージを消費することで能力を発揮する。アーマーモード以外で被弾した場合のヘルスを自動回復する程度の生命維持機能も備え、生身では耐えられない高温・低温の環境にも耐えられる。また情報共有、ズーム機能、光増暗視機能や映像(弾薬や敵影)解析など内蔵された機能は多岐に渡る。動力は不明。続編の『Crysis 2』ではナノスーツ2.0が登場。
※この「NANOスーツ」の解説は、「パワードスーツの登場するサイエンス・フィクション一覧」の解説の一部です。
「NANOスーツ」を含む「パワードスーツの登場するサイエンス・フィクション一覧」の記事については、「パワードスーツの登場するサイエンス・フィクション一覧」の概要を参照ください。
NANOスーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 23:19 UTC 版)
米軍によって開発された次世代防御装甲という設定であり、パワードスーツの一種。数々の特殊機能を有し、時間経過によって回復するエネルギーを消費することによって、それらを発揮することが可能。治癒機能も備えている。具体的なエネルギー源は不明。ナノテクノロジーを採用しており、着用者の皮膚からナノマシンを浸透させ、前述の治癒能力から人体の限界を超える筋力を発揮させることも可能で、また着弾時にはナノスキンが剥離しながら銃弾の運動エネルギーを殺ぎ、防御力に割くためのエネルギーが尽きるまでの間は致命傷を防ぐようになっている。 零下200℃の環境にも耐えることが可能。存在そのものが機密扱いとされており、着用者が任務遂行中に死亡した場合は、技術の流用を防ぐため、スーツごと着用者を白熱化させ蒸発させることとなる。しかし、ゲーム中においては、いかなる理由からか北朝鮮側にも技術が渡っており、スーツを着用した兵士が敵兵として登場する。彼らは通常の兵士よりも体力が高く、ミニガンなどの強力な兵器を駆使してくる。 また、一部機能にエネルギーを最大出力まで集中させる事により、通常の倍以上の性能を発揮する事が出来る(Maximum)。逆にそれ以外の機能はかなり制限される。主な機能は以下の通り。 スピード ナノスーツの出力を歩行補助機能に集中させたモード。 通常の移動やスプリントの速度を、エネルギーの消費と引き換えに上昇させることが可能。泳いでいる際の速度も上げることができる。 ストレングス 体全体の筋力出力を最大にしたモード。 武器による打撃やパンチの威力、また腕部に筋力が集中するため、照準を定める際のブレも多少下げる事が出来る。通常では持ち上げられない重量物を「掴んで遠くまで放り投げる」ことも可能となり、密集した敵兵の一人を掴んで投げ、集団を薙ぎ倒すことも可能になる。 ジャンプ力も上がり身の丈ほどの段差を飛び上がることも出来るが、高いところから着地するとダメージを受けるため、専ら高いところへの移動用。 アーマー 防御、及び治療機能の出力を上げるモード。エネルギーの消費と引き換えに体力の減少を防ぐことが可能。 ナノスーツのデフォルトのモードである。 クローク 周りの景色に透化する機能で、いわゆる光学迷彩。接触しない限り敵に認識されなくなる。クローク状態での移動も可能だが、移動速度が速いほどにエネルギーの減少率も大きくなるため、走らず歩いたほうが効果的となる。また、この状態で射撃や打撃等を行うと、エネルギーがゼロになり、それに伴ってクロークも解除される。 この他にも暗視装置(ナイトビジョン)、情報共有などの機能を備え、ヘルメットに内蔵されたヘッドマウントディスプレイが風景映像に合成する形で各種映像補正を行っている。これらの機能を提供するコンピュータは頑強ではあるものの、強度の衝撃などでは機能不全を起こすこともある。
※この「NANOスーツ」の解説は、「CRYSIS」の解説の一部です。
「NANOスーツ」を含む「CRYSIS」の記事については、「CRYSIS」の概要を参照ください。
- NANOスーツのページへのリンク