LGT (LIAR GAME TOURNAMENT) 事務局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 14:32 UTC 版)
「LIAR GAME」の記事における「LGT (LIAR GAME TOURNAMENT) 事務局」の解説
補助ディーラーは無地の、メインディーラーはそれぞれ模様が異なる仮面を着用しており、その他の事務局員も基本的に顔を隠している。 レロニラ 二回戦、敗者復活戦(その1)、三回戦のディーラーを務める男。眉間に縦方向の目、眉と目の下の位置に天使の羽根のような模様のある仮面を着用する。常に敬語を喋り、あくまで冷静にゲームの説明や進行を行う。ただし、二回戦(少数決)でプレイヤーから出題されたときはテンションが高い。他のディーラー全員や栗藤までもが気づかない秋山の策を見破るなどディーラーのなかで最も頭がきれる。神崎ナオの鋭さにいち早く気づき早くから注目、また彼女をライアーゲームに入れた理由を「ゲームに刺激を与えるため」と発言していた。ほとんどのディーラーが神崎の影響力や信条を軽視する中、常にその動向を注目している。四回戦本戦では、別室でゲームの状況を監視している一人。その正体は秋山の大学時代の恩師、丘辺教授であり、秋山をライアーゲームに引き込んだ張本人でもある。 ネアルコ 三回戦(密輸ゲーム)で初登場したディーラー。目の上下に菱形の、口元にひげ状の、眉間にしわのような黒い模様のある仮面を着用する。本人曰く機械に弱いらしい。三回戦ではレロニラと共にディーラーを務める。横谷に注目していたため秋山の策に最後まで気づかなかった。それでも秋山やナオ以外のプレイヤーを注目していることが多い。秋山の策に気づかないことが多いが、ハリモトの策に気づくなど(少なくともフォルリよりは)頭が切れる。レロニラと同じく四回戦本戦では別室でゲームの状況を監視している一人。 ソラリオ 敗者復活戦(その2)で初登場したディーラー。右目に太陽のような模様のある仮面を着用する。敗者復活のディーラーにしては頭が切れる。上の二人と同じく、四回戦本戦では別室でゲームの状況を監視している一人。 フォルリ 四回戦予選(第2会場)で初登場したディーラー。右目は赤、左目は青、口元は緑で覆われ、額とあごに黄色い三角形が描かれた仮面を着用する。他のディーラーは髪をポマードで整えているのに対し、一人だけ髪を逆立てている。感心する時や驚いた時にオーバーアクションで声高になるのが特徴。感染ゲーム序盤では正確にプレイヤーの性質・ゲーム状況を把握・分析、歴史に関する知識は咄嗟に正確に出しているが、機械知識や心理方面など門外の知識には弱く、目立って動くプレイヤーに注目して他のプレイヤーの動向を疎かにするなど視野が狭い。上の三人と同じく、四回戦本戦では別室でゲームの状況を監視している一人。 アルサブ 四回戦本戦の『イス取りゲーム』で初登場したディーラー。額に韓国旗のような「太極円」を、左右の頬に「卦」を持ち、目の上下にもギザギザの模様のある仮面を着用。フクナガによると、4回戦予選第1会場(フクナガが参加した会場)のディーラーらしい。偽善、独善を嫌い、過ちを繰り返す人間全体を見下している。その際には、感情的に声を荒らげて批判するなど、フォルリとは違った形で感情の起伏が激しい。 ラブレー 敗者復活戦(その3)のB会場(フクナガやヨコヤが参加した会場)のディーラー。初登場は4回戦本戦で1コマだけ出ている。その正体はヨコヤの父親で、第一回大会を大勝し優勝目前まで駒を進めた程の実力者である。 シリーン 敗者復活戦(その3)のA会場(ナオとアキヤマ、ハリモトが参加した会場)で初登場したディーラー。 名もなきディーラー達(白仮面) ディーラーに代わってゲーム進行の補助をする役目。仮面には何も模様が入っていない。バンカーと呼ばれることもある。 谷村 光男(たにむら みつお) ナオがライアーゲームについて相談しに行った弁護士だが、実はLGT事務局の人間(ナオが使用する電話帳を細工し、どこにかけても自分に電話がかかるように仕向けている)。ライアーゲームが始まる時に彼女の元に訪れ、参加を促し、説得する。ナオに秋山の過去を教えた人物でもある。ゲームの内容を知らせる度にナオの家を伺っている。事務局の人間で社会的な立場からプレイヤーに接するため素顔で登場するが、二回戦会場でナオを出迎えた際は仮面を着用している。 栗藤(クリフジ) LGT事務局のスタッフの女性。仮面ではなくマスクに黒いサングラスで顔を隠す。大学で心理学を専攻しており、心理戦を見破ることに長けている。横谷の監視を担当する「案内人」。横谷の恐ろしさを意識し過ぎるあまり、秋山に目が向かなくなる傾向があるが、それでも少なくともフォルリよりは頭が切れ、他のディーラー達も一目置いている。 アーチア 決勝戦のメインディーラーを務める。柄付きの仮面にローブを纏った、LGT事務局の最高責任者。本名は『タッド・ミヤギ』。日系アメリカ人で元映画監督である。また、神崎直の父親であるような描写(退院後、家で断捨離をしている際に、アーチアと同じ柄付き仮面を「これは大急ぎで捨てなきゃな」とゴミ袋に入れたシーン)が最終話にある。
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