LGV区間上
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1993年12月21日 ノール=パ・ド・カレー地域圏のヴァランシエンヌからパリに向かって運行されていたTGV7150列車(Réseau第511編成)が300km/hで北線を走行中に、当時建設前のTGVオート・ピカルディ駅で降雨が原因で軌道下に穴が開いた箇所で脱線した。この穴は第一次世界大戦まで遡るが、LGV北線の建設中には発見されなかった。編成中の前部動力車と客車4両が脱線したが、200名の乗客は軽傷で済んだ。 2000年6月5日 パリからロンドンへ向かっていたユーロスター9073列車(ベルギー国鉄(SNCB)所有第3101/3102編成)が250km/hでノール=パ・ド・カレー地域圏のクロワジーユ(Croisilles)付近で脱線した。部品が軌道上に落下し、前部動力車後位台車の動力伝達機構が破損した。501名の乗客のうち7名が打撲を負い、他は脱線時に衝撃を受けた。 2015年11月14日 - エックヴェルスハイム脱線事故: ストラスブール近郊で複数の技術者を乗せて試験運転中だった車両が脱線、車両の一部が幅40mの運河に転落し、AFP通信によると搭乗していた技術者や10~15歳の子供ら53人のうち11人が死亡、42人が負傷した。自治体当局者によると、ブレーキの遅れによる速度超過が原因との見方が強い。
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