LGV東連絡線とは? わかりやすく解説

LGV東連絡線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 09:22 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
LGV東連絡線
LGV東ヨーロッパ線との分岐点 Messy
基本情報
フランス
開業 1994年
運営者 フランス国鉄
路線諸元
路線距離 57 km
軌間 1,435 mm
線路数 複線
電化方式 交流25,000V
路線図
テンプレートを表示
経路図
LGV北線リール方面
0 LGV北線パリ北駅方面
←Runway 27L→
7.5 シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅
←Runway 08R→
←N2 route→
←Paris Nord—Hirson
27 LGV東ヨーロッパ線
←N3 route→
l'Ourcq Canal
LGV東ヨーロッパ線
Marne River
viaduct
Marne-Rhine Canal
ディズニーランド・パリ
31 マルヌ=ラ=ヴァレ=シェシー駅
A4 autoroute/European route E50
44 Tournan
←N4 route→
55 LGV南東線、パリリヨン方面
LGV南東線リヨン方面→

LGV東連絡線 (: LGV Interconnexion Est)はLGV北線LGV南東線を結ぶフランスの高速鉄道路線である。路線長は102kmである。当路線は、イル・ド・フランスを貫き1994年に開業した。3つの枝線から構成されている。イル・ド・フランス連絡線パリ相互連絡線と称される場合もある[1]。 3つの枝線は次の通り。

  • 西枝線:パリとフランス西部に向かう路線。クーベル分岐点が起点でクレテイユ分岐点が終端。
  • 北枝線:フランス北部やロンドン、ブリュッセル方面に向かう路線でヴェマールス (Vémars)分岐点でLGV北線と接続。
  • 南枝線:フランス南部に向かう路線でクーベル分岐点からLGV南東線と接続するモアズネイ分岐点が終端。

西と南の枝線はLGV南東線に付け加えられたもので、本当は東連絡線を構成する路線はクーベル・ヴェマールス間の北枝線だけだと言う一部の見方もある。

路線経路

南側 (LGV南東線側)のモアズネイ分岐点から始まりクーベル分岐点 (LGV大西洋線ルーアン方面へ連絡)を通り北東方向へ進む。トゥルナンの近くでパリ・クロミエ (Coulommiers)線に接続している。さらに北へ行くとマルヌ=ラ=ヴァレ=シェシー駅 (Marne La Valée Chessy)である。RER A4線との乗換駅でもあるこの場所は、ニュータウンであるマルヌ・ラ・ヴァレディズニーランド・パリへの最寄駅である。クレーユスイリィ (Claye-Souilly)近くのMessyでLGV東ヨーロッパ線と接続する。しばらく行くと、シャルル・ド・ゴール空港駅 (Gare Aéroport Charles-de-Gaulle 2 TGV)に着く。ここではシャルル・ド・ゴール空港 (ロワシー空港)へのアクセスやRER B線への乗換駅となっている。間も無く行くと、ヴェマールスのLGV北線との分岐点に達する。

所要時間

将来計画

ヴィルパリジ・ヴェルマ間のLGV路線に沿って現在郊外線が建設中である。この計画では、パリからシャルル・ド・ゴール空港までのRER B線に代わる旅客サービスであるCDGエクスプレスの運行と西線に連絡したクレイユからモー(Meaux)、マルヌ・ラ・ヴァレムランへの運行などの2つの事案を行うことを可能にする。 その他にも当路線を補う南連絡線の建設計画もある。

参考資料・出典

  • 鉄道ファン2007年8月号 世界の高速鉄道 フランスTGV-その1- 144頁 交友社
[脚注の使い方]
  1. ^ 『鉄道ジャーナル』2007年9月号

LGV東連絡線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 05:02 UTC 版)

放射線・環状線」の記事における「LGV東連絡線」の解説

パリ中心部経由しないで、LGV南東線LGV北線連絡する

※この「LGV東連絡線」の解説は、「放射線・環状線」の解説の一部です。
「LGV東連絡線」を含む「放射線・環状線」の記事については、「放射線・環状線」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「LGV東連絡線」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「LGV東連絡線」の関連用語

LGV東連絡線のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



LGV東連絡線のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのLGV東連絡線 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの放射線・環状線 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS