シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅の意味・解説 

シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/17 05:22 UTC 版)

シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅
コンコース全景
Aéroport Charles-de-Gaulle 2 TGV
所在地 イル=ド=フランス地域圏セーヌ=サン=ドニ県トランブレ=アン=フランス
所属事業者 フランス国鉄(SNCF)
トランスデヴフランス語版
駅構造 地下駅
ホーム 2面4線(TGV)
1面2線(RER・CDGVAL)
開業年月日 1994年11月13日
乗入路線 2 路線
所属路線 LGV東連絡線
キロ程 7.487 km(ヴェマールス分岐点起点)
LGV北線分岐) (7.487 km)
所属路線 RER B線
キロ程 0.000 km(シャルル・ド・ゴール空港第2TGV起点)
(1.354 km) シャルル・ド・ゴール空港第1フランス語版
所属路線 CDGVAL
キロ程 4.8 km(ターミナル1フランス語版起点)
パーキングPXフランス語版 (? km)
テンプレートを表示

シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅(シャルル・ド・ゴールくうこうだい2テジェヴェえき、アエロポール・シャルル=ド=ゴール・2・TGV駅フランス語: Gare de l'aéroport Charles-de-Gaulle 2 TGV)はフランスパリ郊外のイル=ド=フランス地域圏セーヌ=サン=ドニ県トランブレ=アン=フランスシャルル・ド・ゴール国際空港第2ターミナル内にある、フランス国鉄(SNCF)の鉄道駅

本項では、隣接するCDGVALターミナル2=ガール駅フランス語: Terminal 2 - Gare)についても扱う。

概要

当駅はCDGVALRER B線(B3支線)が乗り入れ、長距離路線ではLGV東連絡線経由でTGVユーロスタータリスなどが乗り入れるターミナル駅となっている。長距離路線では、リールロンドンブリュッセルリヨンマルセーユボルドーモンペリエなどを結ぶ。

将来的にCDGエクスプレスも乗り入れ予定。

歴史

1987年にフランス政府は空港にTGV駅を建設することを決定した。1989年ADPエールフランスは第2ターミナル内にTGV/RER駅を建設する契約を締結した。TGV乗り入れは1994年5月29日、RER乗り入れは同年11月13日に開始[1]。さらに2007年4月4日からCDGVALの運行開始[2]

駅の開業20周年を記念し、500万ユーロを投じて駅構内レイアウトが再設計され、改造が行われた[3]

駅構造

面積27,500平方メートルのガラスの大屋根[4]に覆われた半地下駅。TGV駅とRER駅は同じガラス屋根の下にあるが別個の駅扱いである[5]。TGV駅は島式ホーム2面4線と通過線2線を有しておりホームがあるのは副本線で、通過線が本線となっている。RER駅はTGV駅の西隣にあり、島式ホーム1面2線を有する。

CDGVALの駅はTGV駅の東隣にあるがガラスの大屋根の中に含まれていない。ホームは島式1面2線を有し、ホームドアを完備している。

利用状況

開業当初は年間250万人の乗客が見込まれていたが、1994と1995年にTGV駅を利用したのはわずか50万人でした。2004年に年間利用客は240万人を達成し、その3分の2がTGVと飛行機の乗り継ぎの利用であった[6]。 2006年には280万人、2007年には300万人、2008年には340万人[7]と年々年間利用客が増加していった。

SNCFの推計によると、2015年から2023年にかけてのTGV駅の年間旅客数は下表の通り[8]

2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023
乗客 12976556 13534634 14649835 14907773 15227840 5001999 6281244 12949183 15394518
乗客
非乗客
13021148 13581113 14704083 14961932 15283854 5035012 6312246 12999716 15449822

駅周辺

シャルル・ド・ゴール国際空港第2ターミナルの最寄り。第1ターミナルや第3ターミナルへはCDGVALで移動可能。

隣の駅

国際列車
ユーロスター
ブリュッセル南駅 - シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅 - マルヌ=ラ=ヴァレ・シェシー駅
フランス国鉄(SNCF)
TGV inOui
リール・ユーロップ駅/リール=フランドル駅/TGVオート・ピカルディ駅 - シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅 - マルヌ=ラ=ヴァレ・シェシー駅
Ouigo
トゥールコワン駅英語版フランス語版/リール=フランドル駅/TGVオート・ピカルディ駅 - シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅 - マルヌ=ラ=ヴァレ・シェシー駅
RER B線
シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅 - シャルル・ド・ゴール空港第1駅英語版フランス語版
トランスデヴ
CDGVAL
パーキングPX駅フランス語版 - ターミナル2=ガール駅

脚注

  1. ^ Denis Fainsilber (2 November 1994). "L'aéroport de Roissy-Charles-de-Gaulle donne des ailes au TGV". lesechos.fr. 2021年6月19日閲覧la gare de TGV de Roissy-Charles-de-Gaulle sera inaugurée cet après-midi [2 novembre 1994] par François Mitterrand, prélude à sa mise en service le 13 novembre..
  2. ^ "Imagine - Le magazine de Siemens Transportation Systems: CDGVAL prend son envol" (pdf). siemens.com via web.archive.org (no 8). June 2007. p. 5 (page 4 du pdf ; pour consulter au mieux le document diminuer le zoom). 2018年9月10日閲覧Ecologique et entièrement automatique, CDGVAL, le nouveau métro interne de l'aéroport Paris Charles de Gaulle a été mis en service commercial le 4 avril 2007. {{cite web}}: |website=では太字とイタリック体は使えません。 (説明) ; ce document est une archive.
  3. ^ Bénédicte Agoudetsé (15 July 2015). "La gare CDG 2 de Roissy s'offre un lifting pour ses 20 ans". leparisien.fr. 2015年7月16日閲覧.
  4. ^ La gare TGV et RER, sur http://www.entrevoisins.org
  5. ^ {{{1}}} (PDF) Conseil général des Ponts et Chaussées - Mission de suivi permanent de l'ensemble des projets ayant un impact sur les gares de Roissy
  6. ^ « tchouktchouk.eu.org/presse/470… » (ArchiveWikiwixArchive.isGoogleQue faire ?), brisé le 18-05-2023.
  7. ^ Liaison Ferroviaire Roissy-Picardie, le dossier du maître d’ouvrage p. 48 RFF, avril 2010
  8. ^ "Fréquentation en gares: Aéroport Charles de Gaulle 2 TGV". SNCF Open Data. 6 September 2024. 2024年10月27日閲覧.

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅」の関連用語

シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS