Fw_159_(航空機)とは? わかりやすく解説

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Fw 159 (航空機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 00:48 UTC 版)

フォッケウルフ Fw 159

飛行中のFw 159

Fw 159は、第二次世界大戦前にドイツの航空機メーカー フォッケウルフ社によって試作された戦闘機である。

開発

1933年ドイツ航空省が提示した 、ハインケルHe 51の後継戦闘機の仕様書に従って開発された機体で、全金属製の単発・単葉機で主翼はパラソル式高翼配置、主脚は胴体内後方引込み式になっていた。1935年に初飛行し、1937年夏のブラッセル航空ショーに公開された。

同じ仕様に応募したBf 109He 112Ar 80と比較審査された。主脚の引込機構のトラブルが多く、飛行性能もBf 109、He 112より劣ったため不採用となった。3機のみ試作された。

スペック

Fw 159V3[1]

  • 全長: 9.77 m
  • 全幅: 12.4 m
  • 全高: 3.75 m
  • 翼面積: 20.2 m2
  • 全備重量: 2,250 kg
  • エンジン: ユンカース Jumo210Da 液冷12気筒 680 hp × 1
  • 最大速度: 385 km/h
  • 実用上限高度: 7,200 m
  • 航続距離: 650 km
  • 武装:
    • 20 mm砲(プロペラ軸) × 1
    • 7.92 mm銃 × 2
  • 乗員: 1 名

脚注

  1. ^ 出典:航空情報編集部編「ドイツ軍用機の全貌」(戦闘機執筆担当/岩井由紀)1965年酣燈社刊68頁

関連項目

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