3D Viewer
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/25 03:02 UTC 版)
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開発元 | マイクロソフト |
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初版 | 2016年11月4日 |
対応OS | |
プラットフォーム | IA-32, x86-64, ARM |
対応言語 | 65言語 |
種別 | モデラー |
ライセンス | プロプライエタリソフトウェア |
公式サイト |
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3D Viewer (3D ビューアー、旧Mixed Reality Viewer←View 3D[1][2]) とはMicrosoft Windowsに搭載されている3Dビューワである。
歴史
前史
3D Viewerより前にもMicrosoftの3Dビューワは存在していた。1997年、MicrosoftはInternet Explorer用のVRML (仮想現実モデリング言語) 2.0形式表示向けActiveXプラグインとして、Dimension Xの技術に基づくMicrosoft VRML 2.0 Viewerプラグインをリリースしていた[3]。
また、開発者向けでは、2001年、DirectX 8.1 SDKに.x形式を編集するためのMeshViewツール (MView.exe) が追加され[4]、2008年、DirectX SDK June 2008でEffectEditツール及びMeshViewツールの後継となるDirectX Viewerが追加された[5]。その後、2012年、Microsoft Visual StudioにModel Editor機能及びShader Designer機能が内蔵されるようになり[6]、また、DirectX SDK自体もMicrosoft Windows SDKへと統合された。
2013年、MicrosoftはWindows 8.1で3Dプリンタのネイティブ対応を発表し[7]、同年、Windows 8.1用の3Dプリンタ向けツールとして「3D Builder」をリリースした[8]。
3D Viewerの登場
3D Viewerは当初、2017年のWindows 10 Creators Updateでペイント3DやRemix 3Dなどの3Dアプリと共にView 3Dとして搭載された[9]。その後、同年秋のWindows 10 Fall Creators Update搭載の複合現実 (MR)向けプラットフォーム「Windows Mixed Reality」に合わせて、View 3DはMixed Reality Viewerへと改名された[1]。
2018年10月、Windows 10 October 2018 Updateで、Mixed Reality Viewerは3D Viewerへと置き換えられた[2]。
出典
- ^ a b View 3D renamed to Mixed Reality Viewer for 'Skip Ahead' Insiders Windows Central 2017年9月6日
- ^ a b A closer look at the new 3D Viewer app for Windows 10 Windows Central 2018年10月30日
- ^ Microsoft taps WorldView for IE VRML viewer ZDNet 1997年1月28日
- ^ DirectX 8.1 の新機能 Microsoft 2001年11月13日
- ^ DirectX コンテンツ ツール Microsoft
- ^ 特集:新IDE「VS 2012」レビュー Visual Studio 2012の新機能 @IT 2012年9月4日
- ^ 「Windows 8.1」、3Dプリントを標準サポートへ Wired 2013年6月28日
- ^ 米Microsoft、Windows 8.1向け3Dデータ作成アプリ「3D Builder」を無料提供 マイナビ 2013年11月18日
- ^ Creators Update で充実した Windows 10 の 3D 機能 Microsoft
関連項目
外部リンク
「3D Viewer」の例文・使い方・用例・文例
- 私はその3D映画を見ながらだまされたような気持ちになった。
- このゲームには人目を引くためのさまざまな3Dの仕掛けがたくさんある。
- 彼らは3D映画を撮影した
- この映画は,地球の上空約400キロの軌道を時速2万8000キロで回りながらの国際宇宙ステーション(ISS)の組み立てについての3D映画だ。
- アイマックス社は巨大スクリーン映像と3Dの演出で知られている。
- 巨大3D広告が渋(しぶ)谷(や)に出現
- 日本初の巨大3D屋外広告が先日,東京・渋(しぶ)谷(や)に出現した。
- しかし,特別な3Dめがねをかける必要はなかった。
- この3D広告を作るために,コーヒー缶の画像が10枚ほど,さまざまな角度から撮影された。
- この3D広告は6月9日から6月20日まで掲示されていた。
- 今作はまた,ディズニーの最近の3DCGアニメ映画と違って,伝統的な2Dの手描きアニメーションとして製作されたことでも大きな注目を集めている。
- パナソニック,米国で3Dテレビ発売
- パナソニックは先日,3Dテレビの販売を,4月の日本での発売に先駆けて,米国で開始した。
- パナソニックは米国内で3Dホームシアターシステムを販売するため,大手家電量販チェーンのベストバイと提携した。
- 50インチの3Dプラズマテレビ「ビエラ」と3Dブルーレイディスクプレーヤー,3D眼鏡1個を含むこのシステムはベストバイの250店舗で約2900ドル(およそ26万円)で販売されている。
- 彼は「画質には自信を持っている。3Dの市場シェアでトップをねらう。」と語った。
- パナソニックはまた,米国の顧客に3D観賞体験をしてもらうため,全米販売促進ツアーも開始した。
- 紙幣の中央にある「3Dセキュリティーリボン」の上には絵と数字がついている。
- 日本初,スポーツの3D生中継
- 5月15日,ラグビーの3D放送イベントが東京と大阪の4つの会場で行われた。
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