3中全会の決定事項とは? わかりやすく解説

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3中全会の決定事項

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 23:03 UTC 版)

中国共産党第十一期中央委員会第三回全体会議」の記事における「3中全会の決定事項」の解説

二つのすべて派の敗北主導権を手にした鄧小平会議仕切り、以下のことを決定した長年継続してきた「階級闘争以って綱要為す(“以阶级斗争为纲”)」ことを放棄する毛沢東同志言っていた大規模な大衆による階級闘争基本的に終結した社会的矛盾に対して憲法法律規定する秩序に従って解決する長年左傾化誤り二つのすべて両個凡是/Two Whatevers)の束縛根本から否定する。 「思想解放し頭脳始動させ、事実基づいて真理求める(実事求是)、前を見て一致団結する」指導方針確定する経済改革行い自力更生基礎の上に立ち世界各国との間で平等互恵関係に基づく経済協力進め先進的な技術導入し近代化必要な科学教育に関する政策進める。 経済管理体制について権力集中という欠点改め地方企業に対して国家の統一的な計画的指導の下、大胆に経営自主権与える。 党の一元的指導によって党と政府、党と企業とが別れていないという問題解決する中央の各部門地方企業及び労働者主導性積極性創造性発揮させる人民公社生産大隊所有権自主権法律により保護する労働の量と質に応じて報酬計算し平均主義克服する人民公社社員の自留地、家庭副業及び市場での売買社会主義経済必要な補完的部分であると位置付け何人たりともこれに干渉加えてならない1976年4月5日天安門事件は完全に革命的な行動であり、天安門事件中心全国人民周恩来同志対す哀悼「四人組」対す憤怒の声による偉大な革命行動だった。我が党「四人組」粉砕した大衆基礎の上に立ち、全会一致で、党中央出した「右からの巻き返し反撃する運動」(1975年11月以降トウ小平排撃運動)及び天安門事件に関する誤った文件を撤回する彭徳懐陶鋳薄一波楊尚昆の名誉回復(なお文大革命最大標的だった劉少奇の名誉回復はなされなかった)。 中央の指導者含め党員個人的な意見を「指示」と称してならない全ての党員対し上からの指導に対して中央常務委員会にそれを批判する意見提出する権利保障する。 これらにより、階級闘争から経済建設指導方針転換され中国鄧小平として第二世代指導の下、中国改革開放路線採用中国特色を持つ社会主義市場経済建設進めることになった。 なお、これらの決定は、先立つ1978年12月13日鄧小平講話路線集約させたものだった

※この「3中全会の決定事項」の解説は、「中国共産党第十一期中央委員会第三回全体会議」の解説の一部です。
「3中全会の決定事項」を含む「中国共産党第十一期中央委員会第三回全体会議」の記事については、「中国共産党第十一期中央委員会第三回全体会議」の概要を参照ください。

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