2002 FIFAワールドカップ・アジア予選とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 2002 FIFAワールドカップ・アジア予選の意味・解説 

2002 FIFAワールドカップ・アジア予選

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/12 06:41 UTC 版)

2002 FIFAワールドカップ・アジア予選
1998
2006

2002 FIFAワールドカップ・アジア予選は、アジア地区の2002 FIFAワールドカップ・予選である。アジアサッカー連盟(AFC)から40チームが参加した(開催国の日本韓国を除く)。出場枠は2.5(開催国枠を含めると4.5)。

方式

1次予選
参加40チームを4チームずつ10組に分け、各グループで2順の総当たり戦を実施。各グループ1位のチームが最終予選に進出する。
最終予選
1次予選を勝ち抜いた10チームを5チームずつ2組に分け、各グループでホーム・アンド・アウェーの2順の総当たり戦を実施。各グループ1位のチームが本大会出場権を得る。また各グループ2位のチームはアジア地区予選プレーオフに進出する。
アジア地区予選プレーオフ
最終予選の各グループ2位のチームがホーム・アンド・アウェー方式で対戦する。勝者が大陸間プレーオフに進出する。
大陸間プレーオフ
アジア地区予選プレーオフの勝者は、欧州予選からの大陸間プレーオフ進出チームと対戦し、これに勝利したチームが本大会出場権を得る。

1次予選

グループ1

ホーム・アンド・アウェー方式で実施。ただし「対戦チームの一方がオマーンかシリア、もう一方がラオスかフィリピン」である試合については、2試合ともオマーンないしシリアで実施。

勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
オマーン 16 6 5 1 0 33 3 30
シリア 13 6 4 1 1 40 6 34
ラオス 4 6 1 1 4 3 40 -37
フィリピン 1 6 0 1 5 2 29 -27

グループ2

イランタブリーズでのセントラル方式により実施(このグループのみ1回戦総当たり)。

勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
イラン 6 2 2 0 0 21 0 21
タジキスタン 3 2 1 0 1 16 2 14
グアム 0 2 0 0 2 0 35 -35




グループ3

香港およびカタールドーハでのダブルセントラル方式により実施。

勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
カタール 16 6 5 1 0 14 3 11
パレスチナ 7 6 2 1 3 8 9 -1
マレーシア 7 6 2 1 3 8 11 -3
香港 4 6 1 1 4 3 10 -7

グループ4

シンガポールおよびクウェート国クウェートシティでのダブルセントラル方式により実施。

勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
バーレーン 15 6 5 0 1 9 4 5
クウェート 13 6 4 1 1 9 3 6
キルギス 4 6 1 1 4 3 9 -6
シンガポール 2 6 0 2 4 3 8 -5

グループ5

レバノンベイルートおよびタイバンコクでのダブルセントラル方式により実施。

勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
タイ 16 6 5 1 0 20 5 15
レバノン 13 6 4 1 1 26 5 21
スリランカ 4 6 1 1 4 8 20 -12
パキスタン 1 6 0 1 5 5 29 -24

グループ6

イラクバグダードおよびカザフスタンアルマトイでのダブルセントラル方式により実施。

勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
イラク 14 6 4 2 0 28 5 23
カザフスタン 14 6 4 2 0 20 2 18
ネパール 6 6 2 0 4 13 25 -12
マカオ 0 6 0 0 6 2 31 -29
  • 当初はネパールカトマンズで6試合(1順の総当たり戦)のみ実施する予定であったものの、ネパールが開催を辞退。AFCは「アルマトイで6試合」という案を提示したもののイラクが反対したため、バグダードとアルマトイで6試合ずつ(2順の総当たり戦)のダブルセントラル方式で実施されることとなった。

グループ7

ウズベキスタンタシュケントおよびヨルダンアンマンでのダブルセントラル方式により実施。

勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
ウズベキスタン 14 6 4 2 0 20 5 15
トルクメニスタン 12 6 4 0 2 12 7 5
ヨルダン 8 6 2 2 2 12 7 5
チャイニーズタイペイ 0 6 0 0 6 0 25 -25

グループ8

ホーム・アンド・アウェー方式により実施。

勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
アラブ首長国連邦 12 6 4 0 2 21 5 16
イエメン 11 6 3 2 1 14 8 6
インド 11 6 3 2 1 11 5 6
ブルネイ 0 6 0 0 6 0 28 -28

グループ9

ホーム・アンド・アウェー方式により実施。

勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
中国 18 6 6 0 0 25 3 22
インドネシア 12 6 4 0 2 16 7 12
モルディブ 4 6 1 1 4 8 19 -11
カンボジア 1 6 0 1 5 2 22 -20

グループ10

サウジアラビアダンマームでのセントラル方式により実施。

勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
サウジアラビア 18 6 6 0 0 30 0 30
ベトナム 10 6 3 1 2 9 9 0
バングラデシュ 5 6 1 2 3 5 15 -10
モンゴル 1 6 0 1 5 2 22 -20

最終予選

※最終予選はホーム・アンド・アウェー方式。

グループA

勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
サウジアラビア 17 8 5 2 1 17 8 9
イラン 15 8 4 3 1 10 7 3
バーレーン 10 8 2 4 2 8 9 -1
イラク 7 8 2 1 5 9 10 -1
タイ 4 8 0 4 4 5 15 -10

サウジアラビアが本大会出場権を獲得。イランはAFCプレーオフ進出。

グループB

勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
中国 19 8 6 1 1 13 2 11
アラブ首長国連邦 11 8 3 2 3 10 11 -1
ウズベキスタン 10 8 3 1 4 13 14 -1
カタール 9 8 2 3 3 10 10 0
オマーン 6 8 1 3 4 7 16 -9

中国が本大会出場権を獲得。アラブ首長国連邦はAFCプレーオフ進出。

AFCプレーオフ

前回のAFCプレーオフは日程の都合上中立地方式で開催されたが、開催地決定に関する騒動や開催地確保の困難から、今回よりAFCプレーオフもホーム・アンド・アウェーでの開催に変更された。




イランが大陸間プレーオフ進出。

UEFA-AFC大陸間プレーオフ



アイルランドが本大会出場権を獲得。

出典

  1. ^ Guam going home”. BBCスポーツ (2000年11月26日). 2011年8月25日閲覧。 “The defeat came on the back of 19-0 thrashing on Friday at the hands of Iran, a record for both goals and victory margin in a World Cup qualifier.”

「2002 FIFAワールドカップ・アジア予選」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「2002 FIFAワールドカップ・アジア予選」の関連用語

2002 FIFAワールドカップ・アジア予選のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



2002 FIFAワールドカップ・アジア予選のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの2002 FIFAワールドカップ・アジア予選 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS