1970年代 8ビット時代 パーソナルコンピュータの出現とは? わかりやすく解説

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1970年代 8ビット時代 パーソナルコンピュータの出現

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 02:02 UTC 版)

パーソナルコンピュータ」の記事における「1970年代 8ビット時代 パーソナルコンピュータの出現」の解説

1974年登場したマイクロプロセッサにより、個人でも所有可能な小型低価格コンピュータ実現可能になった。 当初ワンボードマイコンキットは、技術者向けの評価キットおよびトレーニングキットで、入出力にはテレタイプ端末等に代表される従来コンピュータ用いられ巨大扱い手こずる入出力端末接続する必要があった。また、その接続作業においても専門的知識を必要とし、一般的なものではなかった。一方電子回路に詳しいアマチュア部品集めてコンピュータ自作し個人使用することもあった。また、いわゆるミニコンピュータ個人所有する者もいた。 最初パーソナルコンピュータとされることが多いAltair 88001974年の末に生まれる。完成させると「箱にランプスイッチ」というミニコンスタイルのコンピュータができあがるキットそれ以前からあったにはあったが、Altairが初の安価なヒット製品であったそれ以降2-3年ほどの間で、Apple IのようにCRTディスプレイキーボード接続するよう設計されているものなど、入出力工夫され多数のマイコンキットが現れた。 1977年コモドールAppleタンディ・ラジオシャック各社から相次いで本体プラスチックケースきれいに収められBASICインタプリタ内蔵しオールインワン完成品出荷される今日パーソナルコンピュータ原型と言える型のコンピュータ登場する。これらはCRTディスプレイキーボード、そして外部記憶装置プリンターインターフェイス一通り備えており、ディスプレイ接続して電源プラグコンセント差し込みえすれば動作するものであった中でもApple II表計算ソフト VisiCalcキラーアプリケーションとなり大成功した。Apple II標準カラー画像出力音声出力対応しており、パソコンゲームプラットフォームとしても人気博した日本でも1970年代後半に、外国製日本製ワンボードマイコンキット販売された。たいていは16進キーボードと87セグメント表示備えており、組み立てるには最低限簡単なハンダ付け工作技術は必要であったものの、完全に完成させれば単体簡単なプログラミング楽しめるものであった。特に1976年発売されTK-80は、その中でも有名であり、この頃になってくると電子工作知見広がっていたので、購入者が独自の回路外部増設したりして様々な機能実現したり、自作ケース組み込んだりすることも流行った日本でもアメリカ続いて上記掲げた形態完成品販売されるようになった初期の製品いくつかは、マイコン称されるパソコン称される曖昧であり、まず1978年発売されベーシックマスターMB-6880が現在のパソコンとされる形状およびシステム構成をとる姿で発売された。よく1979年PC-8001PC-8000シリーズ)が日本初パソコンとされるが、実際後でメーカー側呼称により定義されたもので、(詳細8ビットパソコンパソコン御三家ホビーパソコン等を参照それより以前発売されHITAC10メーカー側より「パーソナルコンピュータ」として発売されたが、実際パーソナルコンピュータ個人用途のコンピュータではなく業務用コンピュータである。

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