11月12日の誕生花
11月12日の誕生花一覧
11月12日生まれの誕生花は、「レモン」「ベゴニア」「ダイモンジソウ」だ。#レモンレモンはミカン科ミカン属の常緑低木で、インドのヒマラヤ山脈が原産といわれている。15世紀には地中海地域で栽培されるようになり、イタリアの沿岸諸国などで作られるようになった。レモンという名前は、原産地であるインドのヒンディー語「limbu」が語源。レモンが西洋に伝わる途中で変化し、スペインで「limon」、英語で「lemon」になった。学名の「citrus(シトラス)」は、ラテン語でシトロンの木を意味する「citrus(キトルス)」に由来するとされる。春から初夏にかけて白い小さな花を咲かせて、秋になると酸味のある実をつける。1本の木から約150個前後の実を収穫できる。レモンの実は柑橘類の中でも、ビタミンCの含有量が多く様々な料理に利用されている。日本に入ってきたのは明治時代頃。寒さに弱く病気にかかりやすい植物なので、温暖で雨の少ない瀬戸内地方などで栽培されている。レモンにはたくさんの種類があり、主にリスボンやマイヤーレモン、グリーンレモン、菊池レモン、姫レモンなどが知られている。●レモンの花言葉・誠実な愛・思慮分別・情熱・熱意・愛に忠実#ベゴニアベゴニアは、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草だ。ブラジル原産の花で、日本の西表島屋石垣島にも原種が存在する。ベゴニアは原種だけで2,000種以上、交配種は15,000種を超える品種がある。1年中花を咲かせることから園芸種としても人気。育てやすい花ではあるが、暑さや寒さにはあまり強くないため、生育環境には十分気をつけなければいけない。冬でも10度前後の気温はなければいけないため、寒い地域での栽培は難しいとされる。温度や湿度をしっかり管理すれば、どんどん花を咲かせてくれるので花屋で見かけない時期はほとんどない。 日本で栽培されているベゴニアは主に、木立性ベゴニア、根茎性ベゴニア、球根性ベゴニアの3つ。木立性ベゴニアは丈夫で育てやすい品種。根茎性ベゴニアは強い日差しをきらう品種で、茎が地面を這うように育つ。球根性ベゴニアは、球根から生育するタイプの品種のこと。数ある品種の中でも日本でよく見かけるのは、別名「四季咲きベゴニア」と呼ばれる「センパフローレンス」という品種だ。ベゴニア全体の花言葉の他に、色別の花言葉もある。赤いベゴニアの花言葉は「公平」、白いベゴニアの花言葉は「親切」だ。●ベゴニアの花言葉・片思い・愛の告白・親切・幸福な日々#ダイモンジソウダイモンジソウ(大文字草)はユキノシタ科ユキノシタ属の植物。ダイモンジソウという名前の由来は、花の形が「大」の字に似ていることからきているとされる。ダイモンジソウの原産国は、日本・サハリン・中国東北部・朝鮮半島だ。アジアの野山に自生している植物で、山地の湿った岩陰や渓谷の岩上に生える多年草だ。開花時期は9〜11月頃で、白やピンク、黄緑といったカラフルで可憐な花が咲く。ユキノシタ科らしい丸くて縁にギザギザがある葉が特徴。株の中心から枝分かれする花茎を伸ばし、花径2〜5cm程度の花がたくさん咲く。寒さには比較的強いものの、日差しには少し弱いため半日陰の場所を好む。成長期となる春から秋は1日1回の水やりが必要だが、冬眠する冬の時期は土の表面が乾いたら水を与える程度で問題ない。ダイモンジソウの種類は多く、日本では「ミヤマダイモンジソウ」「ウチワダイモンジソウ」「那智小葉ダイモンジソウ」などが栽培されている。●ダイモンジソウの花言葉・自由・好意・不調和 ・情熱- 11月12日の誕生花のページへのリンク