11月22日の誕生花
11月22日の誕生花一覧
11月22日の誕生花には、「アングレカム」「マーガレット」「アロエ」がある。#アングレカムアングレカムは、ランの一種の花である。星のような形状の花が特徴的であり、花の色は白が基本だが、緑がかった白色の花もある。そして、花から特徴的な甘い香りを出すという性質も兼ね備えている。また、距という細長い器官を持っているのが特徴で、進化論で知られる生物学者のダーウィンが、その距から蜜を吸う蛾の存在を予言したという逸話でも有名である。その蛾は、ダーウィンの死後、存在が確認された。アングレカムは原産地が、アフリカの東に位置するマダガスカル島であり、大量に生産されているわけではない。したがって、日本で見かける機会はそこまで多くはない。●アングレカムの花言葉アングレカムの花言葉は、「祈り」「いつまでもあなたと一緒」であるが、いずれも花の見た目が由来となっている。夜空に浮かんでいる星は、古くからまじないや願掛けなど、祈りの対象であった。それがそのまま「祈り」という花言葉として定着している。また、星は、流れ星でない限り、夜空で見ることができる。季節によって位置や見え方こそ変わるものの、完全に見えなくなることはない。そのことから、「いつまでもあなたと一緒」という花言葉が付けられた。#マーガレットマーガレットは、キク科の植物である。数多くの品種が作られているが、そのほとんどが観賞用として用いられる。マーガレットの花は、中央にある黄色い花芯から、白い花弁が放射状に広がっている見た目をしている。一般的な花のイメージとして、挙げられやすい見た目である。基本的に花弁の色は白であるが、ピンクや黄色、紫などの品種も存在する。そして、キク科であるため、花弁が放射状に広がった一重咲きの他に、中央部までが細かな花弁で覆いつくされた八重咲き、花弁がよりひろがって球体に近い見た目になるポンポン咲きなど、シルエットを大きく変えることができる。●マーガレットの花言葉マーガレットの花言葉は、「恋占い」「真実の愛」である。一重咲きのマーガレットは、古くから花占いに使用されることが多かった。「好き」と「嫌い」や「恋が成就する」「恋が失敗する」というような正反対の言葉を交互に口に出しながら、1枚ずつ花弁を抜いていく占いである。そして、最後の1枚を抜いた時に発した言葉が、占いの結果とされた。その花占いは恋愛に関する内容で行われたため、マーガレットの花言葉が「恋占い」となった。また、マーガレットは、ギリシャ神話に登場する女神アルテミスの花として知られる。狩猟の神として知られるアルテミスは、兄であるアポロンの策略によって、想い人であるオリオンの頭を射抜いてしまう。そして、それ以降アルテミスは、誰とも結ばれることはなかった。その逸話から、アルテミスはオリオンに対する強い想いを抱いていたということで、アルテミスに関係するマーガレットの花言葉が「真実の愛」となった。#アロエアロエは、分厚い葉が特徴的な植物である。縁に無数の棘が付いていて、触れると痛みを感じるほどの硬さがある。そして、細く伸びた茎に、赤い花が付くが、葉の特徴が印象強いため、アロエの花の存在をしらないという人も少なくない。アロエの中のキダチアロエという品種は、日本でも数多く栽培されている。また、アロエの葉は、古くから火傷や虫刺されのための外用薬として用いられた。さらに、胃痛や便秘対策として、内服薬としても使用されてきた。●アロエの花言葉 アロエの代表的な花言葉は「健康」「万能」である。「健康」という花言葉は、アロエが健康をもたらしてくれるということが由来となっている。そして、塗り薬や飲み薬、鑑賞用など、幅広い用途に使えるということで、「万能」という花言葉も生まれた。また、良い意味の花言葉だけでなく、「苦痛」という花言葉もある。これはアロエの葉の棘が、触れると痛みを与えるということから来ている。- 11月22日の誕生花のページへのリンク