*陣とは? わかりやすく解説

しきり【陣】

読み方:しきり

動詞「しき(頻)る」の連用形から》出産間際に起こる痛み陣痛

「—は来れども取りあげばばの約束もなく」〈浮・置土産・三〉


じん【陣】

読み方:じん

常用漢字] [音]ジンヂン)(呉)

軍隊配置陣立てまた、軍勢集めて備え立てた所。「陣営陣形陣地陣頭陣容陣列円陣堅陣退陣敵陣布陣本陣

事に対処するための構え。「筆陣論陣

戦場戦い。「陣没殺陣出陣戦陣訓

ひとしきりにわかに。「陣痛一陣

名のり]つら

難読殺陣(たて)


じん〔ヂン〕【陣】

読み方:じん

軍隊配置して備えること。陣立て。「雁行(がんこう)の—」「背水の—」

軍隊集結している所。兵営陣地陣営。「—を張る

㋑共通の目的をもってまとまった人々集団多く他の語複合して用いられる。「講師—」「報道—」「第一—」

いくさ。たたかい合戦。「大坂夏の—」

陣の座」に同じ。

「昔、晴明、—に参りたりけるに」〈宇治拾遺・二六〉

宮中警護衛士(えじ)の詰め所また、そこに詰めている人。

「—に左大臣殿の御くるまや御前どものあるを」〈大鏡・師尹〉

僧たちの出入り口

僧正かへりて侍りしに、—の外まで僧都(そうづ)見えず」〈徒然二三八〉


作者橋本治

収載図書鞦韆
出版社白夜書房
刊行年月1988.4

収載図書鞦韆
出版社新潮社
刊行年月1991.5
シリーズ名新潮文庫

収載図書鞦韆橋本治短篇小説コレクション
出版社筑摩書房
刊行年月2006.4
シリーズ名ちくま文庫


地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
じん
じんさき
のぶ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/27 16:01 UTC 版)

(じん)は、朝廷において六衛府武官が整列する場所。近衛府兵衛府衛門府陣座(じんざ、仗座(じょうざ)とも)に詰めて交替で上番・勤務を務めた。これを陣直(じんちょく)と呼んだ。

近衛府の陣は、左近衛は、宜陽殿の南西の廂が日華門と繋がる場所、右近衛は、校書殿の南東の廂が月華門と繋がる場所に置かれた。左近衛陣座は、のちに紫宸殿の東北廊南面へ移された。

また、内裏に参内する公卿の待機場所としても用いられた。さらに近衛府の陣座の建物には、公卿の会議の場が移され、それが定番化した。そのため、こうした公卿達による国政議定の会議を陣定陣儀などと称した。

関連項目


陣(じん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/23 15:20 UTC 版)

XBLADE」の記事における「陣(じん)」の解説

陣というのは日本での通称であり、本名は「ジーン・エスターク」である。化性応身刀生みの親である錬金術師

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「陣(じん)」を含む「XBLADE」の記事については、「XBLADE」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 00:28 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. ジン軍隊配置
  2. ジン軍隊集結しているところ。陣営
  3. ジン人々集団
  4. ジン)いくさ。合戦

熟語


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「陣」の例文・使い方・用例・文例

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