関西ローカル番組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 21:59 UTC 版)
金曜19:00(※2015年3月までは、日曜22:30)からの『大阪ほんわかテレビ』や土曜16:00からの『土曜はダメよ!』などを制作している。1999年4月より日曜の昼に関西ローカルの情報バラエティ『ウラネタ芸能ワイド 週刊えみぃSHOW』の放送を開始し、一躍話題となる。同番組はキー局や地方局のワイドショーでは話せない芸能界の裏情報が満載の番組としてエリア外でも異名を轟かせていた。これに伴って1998年まで同時ネットされていた『防府読売マラソン』(山口放送制作)の中継を深夜放送枠の時差ネットで録画放送している。2009年から2010年までは中京テレビと共同制作の『愛の修羅バラ!』を放送。 関西ローカル向けのワイドショーを2001年10月から2009年3月まで平日の10時台に編成していたが、2004年に若年層をターゲットにしたなるみ・陣内智則司会の『なるトモ!』をスタートさせた。2005年10月から『なるトモ!』は日本テレビ・中京テレビ・広島テレビ・くまもと県民テレビでもネットされる事になり、念願の“東京進出”を果たす。関西発のワイドショーが関東でもネットされたのは『2時のワイドショー』→『Beアップル2時!』以来12年半振りであり、共同制作の『ザ・ワイド』で約1年間放送されていた大阪からのパートを含めると10年ぶりの事だった。しかし、日本テレビでの放送は僅か半年で終了した。 1990年代から日本テレビ系列の平日夕方時間帯(平日16・17時台)はローカル情報番組(帯番組)を編成している局(STV・FBSなど)が多くなっているが、読売テレビは長年夕方にはローカル情報番組を編成する事なく、1993年3月までは17:00からは連続ドラマの再放送などを行い、その後は「情報ライブ ミヤネ屋」が読売テレビで開始されるまでの実に13年に渡り、「サスペンス傑作劇場」という2時間ドラマの再放送枠で一定の視聴率を保っていた。ローカル番組を編成するMBSテレビ(『ちちんぷいぷい』)や朝日放送テレビ(『ワイドABCDE〜す』や『ムーブ!』など)に対抗すべく2005年11月から毎週金曜日に元ABCアナウンサーの宮根誠司を司会に起用した自社制作の情報番組『激テレ★金曜日』をスタート。翌2006年7月31日からは再放送枠を廃止し、『激テレ★金曜日』を帯番組に発展させた『情報ライブ ミヤネ屋』を開始した。2007年10月1日から同年9月28日に終了した『ザ・ワイド』の後継番組として放送時間を13:55からに移動、全国ネットとなった。 以前は『おはようニュースマガジン』『元気モンTV』『あさイチ!』など平日早朝時間帯にローカル情報番組を放送していたが、2006年6月30日で一旦終了。7月3日からは日本テレビの『ズームイン!!SUPER』をフルネットし、その中で30分ほどのローカルコーナーを放送。2010年3月29日からは3年9ヶ月ぶりに早朝の自社制作情報番組『朝生ワイド す・またん!』を放送。 他の在阪局と同様に全国ネットではプロ野球中継のうち読売ジャイアンツ戦を関西地区では阪神タイガース戦中継に差し替えるケースが見られる(二元中継の場合もあり。2007年5月28日にはオリックス・バファローズ戦を中継)。かつては阪神応援番組の先駆者的番組『週刊トラトラタイガース』を放送していた。現在は後述の『ZIP!』のローカルコーナー内で「ウル虎!Sports」を毎日放送している。 その一方で、関西地区の読売ジャイアンツファン向けの番組として『好きやねん、ジャイアンツ』を一時期放送していた。 毎年春と夏(後者は『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』の開催当日)には朝9時半から夕方にかけて長時間の生ワイドスペシャルを企画しており、当該時間枠の生放送番組の拡大版が放送されている(2005年夏は放送なし)。また、『24時間テレビ』では長年、日本テレビ側で指定した時間帯を自社制作の内容に差し替える他の地域の系列局とは異なり、番組全体の半分程度を自社制作の内容に差し替えて放送し、エンディングのマラソンゴール直前から始まる楽曲メドレーと『サライ』の一部も関西各地の会場からリレーで締めの挨拶とスタッフロールに差し替えていた。近年はそのような事は無くなり他地域と同様に日本テレビで指定された時間帯でのみ自社制作の内容を放送している。パーソナリティー(主にお笑い芸人だが、近年は日本テレビに倣って関西を拠点にするジャニーズ事務所のグループがパーソナリティを務める事が恒例になっている)も独自でキャスティングしている。 自社製作の深夜番組については、一部の番組を日本テレビ系列局にネットされており、日本テレビでは水曜深夜に3枠連続で当社製作番組を放送している。 1992年10月から放送された深夜番組『たかじんnoばぁ〜』は、関西地区で最高視聴率25.1%(占拠率56%)を記録し、読売テレビ深夜番組史上最高視聴率を記録した(この記録は破られていない)。 1994年からは隔月で演芸番組『平成紅梅亭』を放送。関西の民放では数少ない上方落語を扱ったテレビ番組であり、2019年で放送開始25年を迎えた長寿番組である。
※この「関西ローカル番組」の解説は、「讀賣テレビ放送」の解説の一部です。
「関西ローカル番組」を含む「讀賣テレビ放送」の記事については、「讀賣テレビ放送」の概要を参照ください。
- 関西ローカル番組のページへのリンク