銀色の闇編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 14:28 UTC 版)
リーシャ・リーデンスベック ノイエの仲間でアルリアナの神官。ソイル6選王家の一つウォーランゲル家の外孫で、母・ラーシャは同じく選王家の一つフォルベルト家のサリカ最高司祭という名門出であるが、母の教育方針に反発して家出しアルリアナに入信した。ローシャという妹がいる。 性格的には考えなしの享楽的な面が目立つ、大食らい、バイセクシャルの好色家と多々問題のある性格であるが、蹴打術(ダルケス)と呪文の双方に高い適性を有している。 後にソイルのアルリアナ最高司祭の地位に就く。 一人称が「ボク」、語尾に「ね」をつける際は「ネ」になるなどセリフが特徴的。 ケルナー 6本指をもつ魔術師の男。ノイエの家庭教師でジェネレーションシリーズに登場するザドリーの友人。ソイルに仕官したノイエのお目付け役を実家から任されていた。 数多くの呪文を習得しているものの、ザドリーと比べると運用面で劣っており、作者からも「いまいち使いこなせていない」と評されている。ピールのアルバ議長からは「見どころのある青年」と高評価と優遇を受けているが、弟子にタメ口をきかれる(ノイエ)、「道具(アーデリア)」、「おまけ(メレイ、シルフィ)」、「アイテム(ハンニバル)」、「下僕(ウォッカ)」と散々な扱いを受けている。 スティニア戦争終結後はアーデリアと共に旅に出る。 苦労人気質なのだが、実はロリコンであるなどの危険な一面が後に発覚し、ただでさえ悪い扱いが余計に悪化している。 パウ・ファラ・ラルス クティクティ種のフェリア。元々はシュナイト商会で裁縫の仕事をしていたが、ケルナーと共にノイエの仕官に同行する。 身長20cm強の小さな体ながらも強力なテレパシー能力を有しており、リプレイではウォルグレイ、カースレーゼなどの首領クラスの強敵相手に決定打を与えている実力者。好奇心旺盛なため厄介事を起こすことも多いが、リーシャよりもしっかりしている面もある。 ドグラ&マグラ 二重人格のドワーフ。表の人格「ドグラ」は小心なデルバイ神官、裏の人格「マグラ」は豪快な性格のファウン神官であり、お互いを兄弟として認識している(ドグラが弟でマグラが兄)。 「銀色の闇」編後半にドワーフの地下都市で療養中のアナルダの護衛役としてパーティーに参加。特に「マグラ」の方は高い戦闘能力と回復呪文によってパーティーの戦力強化に貢献したが、「闇色の時」編の第二回セッションで無謀な攻撃を仕掛けて返り討ちにあったドムスを庇って<悪魔>に殺されてしまった。 小説版では「ドグラ」の名と「マグラ」の能力・性格を持つ一人のキャラクターとして設定し直されており、戦死もしていない。 エリザ ソイル一と名高い魔法剣製作者であるラグノールの養女。「銀色の闇」第一回のセッションで<鉄の姫>配下に養父を殺されたところを、ノイエ達に保護される。 正体はユメリアが倒れた後の混乱で行方不明になっていた彼女のスペアボディであるが、ラグノールやノイエ達との生活で自我が芽生えたため、スペアボディとしては役に立たなくなってしまった。 ピールのアルバ議長に師事してウィザードとして開眼。「月に到る子」編ではピールの若手魔術師のリーダー格として活躍している。 アナルダ・ハルシュタット ソイル王ジョアネスの娘。母は側室であるが実はソイル帝室の数少ない生き残りである。 慈悲深く部下思いの性格であるため領民や家臣からの支持は厚く知力や意志力もあるが、体が弱く戦闘力は皆無。 変死した同母兄の件を裏行して調査中にノイエに出会う。スティニア戦争では父ジョアネスの暗殺を(結果的に)防いだことから、〈鉄の姫〉の攻勢の標的にされてしまい、最後はノイエの実家であるバドッカに脱出した。 後にソイルの女王として即位したが、長男出産時に体を壊してしまい、「月に至る子」編では数年来寝込んだ状態が続いている。 ローシャ・リーデンスベック リーシャの妹でサリカの高司祭。姉と違って母に従順であるが、美形好きなど性格面には共通点もある。奔放な姉に呆れているところもあるが、大切には思っている。 ジェネレーションF時点ではソイルのサリカ総神殿長に就任している。 ゴーレムメーカーのアルバ ピールのウィザード。登場当初は副議長、「銀色の闇」後半で議長に就任する。 好奇心旺盛で無邪気な性格であるが、技術力と指導力は優れており、エリザやネイリンのような若手の優秀な魔術師を幾人も養成している。 スティニア戦争後はプリシラ達を匿い、ラズリイを父親代わりに育てていた。
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