銀色夜叉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 07:45 UTC 版)
サイガは民間用に偽装された研究用コロニーに潜入していたところ、弟弟子のリョウガが自分の機体に潜んでいたことに気づく。サイガが施設へ潜入する間、リョウガはMSを任せされる。そしてサイガの帰りを待つリョウガ、フラナガン機関の研究データに近づくサイガの前に、不可思議な空気を纏った少女フラナガンの巫女が現れる。リョウガは彼女の謎めいた言葉に困惑するが、そこに巫女を守護する修行者ヤクシャのMAが襲撃をしかけてくる。サイガのザクに乗り込んで時間稼ぎをした後、リョウガは本人と合流するも、ヤクシャの繰り出す変幻自在の投擲術「夜叉の舞」に翻弄される。しかしリョウガはその弾道が文字の軌跡となっている事を読み取り、サイガはそれが梵字であるとに気づいて攻撃を掻い潜り、ヤクシャを撃破する。才能がある者は戦いから逃れる事はできぬと、サイガはリョウガの行末を危惧し、自身も異能の力を得る事に取り憑かれていく。そしてそうした思い出話を語ったリョウガは、もう二度とあの少女、ララァ・スンに会うことは無かったと締めくくる。
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