金剛一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 04:05 UTC 版)
「建設重機喧嘩バトル ぶちギレ金剛!!」の記事における「金剛一家」の解説
金剛団十郎を創業者とする建設会社。物語中盤以降になると「長期の工事なら金剛一家ほど丁寧な仕事のできる所はない」という世間の評判が聞かれる。隼人とウメの重機勝負を経て、修羅部建設とは雪解けとなった。 金剛隼人(こんごう はやと) 声:置鮎龍太郎 22歳。主人公。若くして父を亡くし二代目として金剛一家再興を目指す。天性の重機操縦技術を持つ。 「貴公子」を「空飛ぶ牛」と勘違いするなど賢いとは言えず、度々女性キャラとの重機勝負の際にセクハラじみた喧嘩口上を口にする。また、初対面の人物からは「世間知らず」と思われがち。 彼が再興に手を貸して以降、金剛一家は他社の重機を破壊して次々と仕事を奪っていった。 実は修羅部ウメの息子であり、母・さゆりがウメから団十郎の元へ逃げた時には既に隼人はさゆりの腹の中にいた。 逆立った髪をしているが、髪を下すとウメから遺伝した尖った頭をしている。隼人本人もウメに会った時から妙だと思っていたという。自信家な気質もウメ譲り。 ウメとの最終決戦の後に、ウメと今後の健闘を誓い合った。 エンディングの挿絵ではキョウコと結婚した様子が描かれた。 橘キョウコ(たちばな きょうこ) 声:三石琴乃 18歳。金剛一家の紅一点。3人目の仲間。 隼人と彩の重機勝負の後のある日、松葉山の愛機を勝手に操縦しては操作性に文句を言っていた。 修羅部と役場のおじさんの入札談合の証拠写真を金剛一家に提供したのは彼女。 隼人はキョウコが自分に惚れていると思い込んでいる。 物語が進むと修羅部ウメの娘であることが分かる。母はウメに愛されることもなく物語開始の1年前に死去した。 母の死に伴いウメの元に連れ戻されそうになるが、キョウコ自身は断固拒否している。 ウメの元に戻りたくないのは、ウメと母の結婚が財力目的の政略結婚であったためである。 修羅部建設との抗争を降りようとした隼人に対し、自分の価値観でどうするか決めるように諭した。 物語最終盤でウメの実子ではなく養女であり、隼人とは血の繋がりが無いことが判明。 松葉山珠之丞(まつばやま たまのじょう) 声:森川智之 24歳。クールな一匹狼。「重機の貴公子」と仇名されている。隼人が勧誘した1人目の仲間。 最初は隼人を歯牙にもかけなかったが、隼人との重機勝負を経て半ば強引に金剛一家に採用された。 端正な容姿に似合わず字が下手で、獅子之丸を追って金剛一家を一旦去った際に書いた置き手紙も誤字だらけであった。 一見金剛一家の従業員の中で一番まともそうだが、その実犬である獅子之丸を師と仰ぐという傍から見れば滑稽な一面を持ち、自身をまともだと信じていたキョウコからも幻滅された。 壇乃浦数清(だんのうら かずきよ) 声:宝亀克寿 60歳。先代の団十郎に恩義を感じており、隼人に忠実に仕えながら金剛一家再興を目指す老人。 物語冒頭でビルの屋上に逃げた隼人を重機により追い立て、説得にあたった。 このゲームの物語は初代金剛一家の復讐を成就させるために壇乃浦が隼人をウメと反目させたものである。それを知った隼人は一度修羅部建設との抗争から降りようとした。 隼人に離脱されて単身修羅部建設に乗り込むが、成田との重機勝負の後にリンチを受け、瀕死の重体となる。修羅部建設の者達が彼を傷つけたことは隼人が抗争に復帰するきっかけとなった。 郷田勉蔵(ごうだ べんぞう) 声:天田益男 30歳。小柄なオカマ。「ベス郷田」と呼ばれる。隼人が勧誘した2人目の仲間。 職にあぶれていた時に初代金剛一家に拾われ、一人前のブルドーザー使いに育った。 隼人が金剛一家を継承したことを聞き付けて金剛一家に出戻った。隼人がタイプらしい。 初代金剛一家時代からの縁である壇乃浦と仲が良い。 ジェイクとは過去に何かあったようであり、ジェイク本人は否定していたが「自分に棄てられたこと」を恨んでいるとベス本人は考えていた。 なお、本編のネタバレ防止のためか、オープニング画面ではオカマであることが伏せられている。 安達雷太(あだち らいた) 声:宮田浩徳 27歳。道場破りの大男。「平成の弁慶」と仇名されている。4人目の仲間。硬派で女性と話すのは大の苦手。 重機勝負に勝つと負けた会社の重機の部品を戦利品として持って帰ることで話題になっていた。 「重機とアタッチメントしか友達がいない」という噂だが、本人はそれを認めている。 隼人は負けたら従業員付きで金剛一家の重機全部を差し出すという条件で足立と勝負したが、仲間達から「本気で金剛一家を再建する気があるのか?」と呆れられていた。 「金剛一家に修羅部建設のスパイがいる」という松葉山の推測に関しては、「もしスパイがいるなら修羅部建設の方は提示金額をウチより安くして仕事を請け負えば良い」という正論を返した。 獅子之丸(ししのまる) 声:? 松葉山の師匠の犬。 彼が修羅部建設に人質(犬質)に取られたことから松葉山は一度泣く泣く修羅部建設に寝返った。 人質事件が収束した後、金剛一家に住み着いた。
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