近所の住民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 03:53 UTC 版)
響 イツ子 10代より花嫁修業し、専業主婦に自信と誇りを持っており、実際にかなり優秀。しかし、それ以上の実力を見せる音無みわに嫉妬する日々を送る。そのときは、必ずと言っていいほど「負けませんわ!」とつぶやく。悩みは子供の名前が自分達から引用するとどうやっても人間の名前にならないこと。学生時代から専業主婦に憧れており、裁縫や料理の腕は当時からかなりの水準だった。しかしみわと同じく勉強は苦手で学習意欲もほとんどなかった。「何でもこなせるお前が何故勉強だけ出来ない!?」と担任に聞かれて「家事に必要ないから」と言い放ったこともある。とてもおしゃれで洗練されたものを好むが古風な一面もある。彼女を主人公にしたスピンオフ作品『ちょっと有閑イツ子さん』がある。夫婦間は良好であるが時には口に生ごみを詰めたいくらい嫌いになることもあるようである、また近所の人に美女と野獣と呼ばれるのは快く思っているが濃い薄いで呼ばれることは嫌っている。チョコレート味のこんにゃくを作るなどみわに劣らぬ料理を作ることもある。 響 隆二 イツ子の夫。とにかく顔の造りと話の内容が濃い。その濃さは会っただけで特濃ソースの買い忘れを思い出す(みわ)、1月初旬でも一緒にいると気候が暖かく感じる(イツ子)、あっさりした湯豆腐がものすごく旨くなる(音無くん)などの現象を引き起こす。イツ子に紅茶を煎れるなどとても気の付く妻思いの好人物だが、イツ子から「凄く嬉しいけど、この人が運ぶとどうしてもお盆に丼乗せてる様にしか見えない」と思われている。趣味はプラモデル制作である。名前は2009年1月号の「ちょっと有閑イツ子さん」にて判明。 近所の主婦 名字は一ノ瀬。下の名前は不明。様々なもの(主に食材)を音無家におすそ分けしてくれる。みわがその食材を使った料理をお返ししてくれることを期待しているのだが、みわはヒマに飽かせて毎回予想外のお返しをする。近頃ではみわに普通の食べ物を寄越された時の方で不安がる様になり、夫に「毒されている」とツッコまれた。また暗にみわから嫌味や警告とも取れるお返しをされることもあり夫は「嫌われているのでは?」と危惧している。(藁を渡して藁人形や葛を人型にする(人間の葛)や旦那をスダレと呼ぶなど) 森 沙奈 音無くんに「鬼一目ぼれ」しており、妻であるみわに何かと敵意を示す(みわのことはブスと呼んでいる)女子高生。音無くん本人には気に留められていない様だが、みわとそれなりに激しいバトルを繰り広げており、音無くんがその巻き添えを食うこともある(女子高生と話している最中いきなりスーツが膨れ上がる、弁当が爆発するなど)。響夫妻と共に名前の分っているキャラクターでイツ子と対峙したこともありイツ子には「お嬢ちゃん」と呼ばれており逆に彼女にとってイツ子の第一印象は勘違いセレブ女とかなり辛辣なものである。長い間名前が不明だったが、2009年1月号掲載の彼女が主役をつとめるスピンオフ作品『女子高生沙奈ちゃん』にて名前が判明。 青年 名前は不明だが、みわに密かに惚れている近所に住む青年。みわを見かけるたび「若奥さんだ♪」と喜びを表す。しかし、みわ本人はその思いに気づいておらず、初期は「おひとり様1つまで」の卵の特売に付き合わせるなど、良いように使う時もあった。最近では一本男VSみわの立会人兼ツッコミが主な役割である(一本男からみわを救ったことはない)。 一本男 近所に現れている新手の変質者。初登場以来、みわとは因縁の関係(襲おうとして逆襲された)であり、「今日こそは一本ーーー!!」と竹刀を構えて性懲りもなくみわに襲い掛かってくる。しかし、それでみわに勝ったことは一度もない(豆腐を買おうとして持っていたボウルでガードされる、たまたまみわのパンチラを見て戦意を失うなど)。みわに暴力行為を働く(暴力までいった例はないが)ため、彼女に惚れている青年には嫌われている。本人曰くみわを越えんとする修業者らしい(これにはみわ本人も気分的に一本取られたと感じていた)。音無くんの母親とみわが一緒に歩いている時は襲撃を中止した。 三輪 ときわ みわの弟、二十代前半。なぜか容姿は両親と似てるところが無い。みわとは逆に動きは遅い。(母親からの遺伝)姉みわとそっくりなところが、ゴキブリ出現の時の驚愕のポーズがそっくり(但し、反応も遅い)。処世術は心得てたらしく、みわの近所の人に「近所の人綺麗な人多いね」と言ったところ、こんもりと野菜のお礼を貰い、音無夫を驚愕させた。
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