農食環境学群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 16:18 UTC 版)
循環農学類酪農学コース 畜産学コース 農学コース 農業経済学コース 教職コース 循環農学類では、人と自然が共生し、物質やエネルギーが循環するシステムを作る「循環農法」を基本思想に、生産から経営、経済まで農産業のすべてを学ぶ。IT牛舎、農場、畑、放牧地などがある広大なキャンパスを生かし実践的な学びを展開している。講義に加え、土、作物、牛に触れる多彩な実習カリキュラムを用意している。学外のさまざまな人や機関と密接に連携し、新たな視点を身につける。学外に出て現場を知ることによって、将来、生産者や研究者、企業人になったときの実践力を培う。3年次からの専門教育では、酪農学、畜産学、農学、および農業経済学の4コースに分かれて知識と技術を学ぶ。乳牛や肉牛、豚、鶏、羊、馬などの家畜に関する飼養・生体機能・生殖生理、畑作・稲作などの農業生産、さらにはそうした酪農産業に関連する市場や流通などの経済学を学び、教員免許、家畜人工授精師、食品衛生責任者などの資格が取得可能となっている。 食と健康学類食品機能科学コース 食品開発学コース 食品流通学コース 管理栄養士コース 教職コース 食と健康学類では、安心安全な「食品」の製造・加工・流通から健康までの教育・研究を行う。食品全般を理解するため、土から育てた作物が人の体のなかで変化するまで、一連の流れを体験しながら学ぶ。たとえば、1年次には作物栽培や家畜に触れる農業実習で生産現場を体験する。2・3年次にはさまざまな食材の加工などの実習をする。4年次は学内外で専門を研究する。「食」は、安全性やアレルギーの問題、食糧自給率の低下、高齢者向けの食品開発の必要性などさまざまな課題があり、今後も注目される学問分野である。食品に関する栄養性、製造原理、企画開発、市場流通、さらに健康を維持するための知識・技術を学び、教員免許、栄養士、食品衛生管理者、フードスペシャリストなどの資格が取得可能となっている。 環境共生学類野生動物学コース 生命環境学コース 環境共生学類では、地球環境、社会環境の諸問題を科学的に解明し解決する方法を探る。野生の動植物に対して、ひとつの生命として向き合い、すべての自然のつながりを理解する学びを行う。4年間を通して、さまざまなフィールドでの実習・実験・演習を取り入れた実学教育を展開し、複雑な生態系を肌で理解する。情報解析など現場で役立つ実践的なノウハウを身につけ、自然と人が調和・共生する社会の形成に貢献できる人材を育成する。自然環境、野生動物管理、外来生物対策、狩猟、気象、エネルギー、地理情報システム(GIS)といったことに関する知識や技術を学び、教員免許、気象予報士、公害防止管理者、生物分類技能検定、ビオトープ管理士、シカ捕獲認証、狩猟免許などの資格が取得可能となっている。
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