車種・運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/11 07:47 UTC 版)
2020年現在、試作車を含めて71-409は以下の2形式が製造されている。 71-409 - 2011年に1両が製造された試作車。エカテリンブルク市電で長期に渡る試運転が行われた後、2014年以降はニジニ・ノヴゴロド市電で営業運転に使用されている。 71-409-01 - 71-409の改良型車両。後述の71-410(R1)を基に車体設計の変更が行われ、最短3車体、最長9車体まで様々な編成を組むことが可能な構造となっている。また、停電などの非常時には充電池に貯めた電力を用いて短時間の走行が可能である。2015年に開催された「イノプロム - 2015(ИННОПРОМ-2015)」で発表され、エカテリンブルク市電を始めとした各地での試運転を経て、2020年現在はカザン市電で3両が使用されている。 イノプロムに展示された71-409(2012年撮影) ニジニ・ノヴゴロド市電で使用される71-409(2016年撮影)
※この「車種・運用」の解説は、「71-409」の解説の一部です。
「車種・運用」を含む「71-409」の記事については、「71-409」の概要を参照ください。
車種・運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/11 08:10 UTC 版)
1998年から2000年にかけて、116Nやその発展形式は計29両が製造され、全車ともワルシャワ市電に導入された。アルストムではポズナン市電(ポーランド語版)を始めとした他都市への導入も見込んでいたが、ほとんどの都市では財政などの理由からドイツ、オランダ、オーストリアなど海外からの譲渡車による車両増備が実施されたため、それ以上の製造は行われていない。 116Nおよび発展形式の概要および差異は以下の通り。 116N - 1998年に1両が製造された試作車。主電動機は直流電動機が用いられ、制御装置は電機子チョッパ制御(GTO素子)に対応している。2005年にはバッテリーが搭載され、停電で架線の送電が停止した際も最大6 kmの区間で自力走行が出来るようになった他、2011年にはスーパーキャパシタへの交換が行われ、回生ブレーキから生じた電力も充電可能となっている。 116Na - 1999年に2両が製造された試作車。116Nの車体構造が踏襲された一方で電気機器が変更され、主電動機は三相誘導電動機、制御装置はVVVFインバータ制御装置(IGBT素子)となっている。 116Na/1、116Na/2 - 1999年から2000年にかけて26両が製造された量産車。電気機器は116Naと同様の構造を採用した一方、車内にはチェコの企業・BUSEが製造した、次の停車駅や乗換案内が表示される車内案内表示装置が設置されたほか、運転室に空調装置が搭載されるなど乗客や乗務員の快適性が向上している。形式の違いは採用した電気機器の違いによるものである。 116N(2010年撮影) 116Na(2018年撮影) 116Na/1(2017年撮影)
※この「車種・運用」の解説は、「コンスタル116N」の解説の一部です。
「車種・運用」を含む「コンスタル116N」の記事については、「コンスタル116N」の概要を参照ください。
車種・運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 06:22 UTC 版)
「シティスター (路面電車車両)」の記事における「車種・運用」の解説
2020年現在、シティスターや発展形の車種の導入先は以下の通りである。ただしトヴェリ市電に導入された車両(71-911:8両)については制動装置の不具合により2017年4月以降営業運転を離脱し、翌2018年11月に市電自体が廃止されたため2020年の時点で使用されていない。 71-911 - 「シティスター」の基本形式。旧ソ連の路面電車で広く採用されている軌間1,524 mm(広軌)に対応する。2015年からトヴェリ市電へ8両が導入され、2019年からはカザン市電へ向けて5両が製造されている他、2020年1月31日にはラトビアのダウガフピルス市電でも営業運転を開始しており、こちらには計8両が導入される予定である。 トヴェリ(トヴェリ市電)(2015年撮影) ダウガフピルス(ダウガフピルス市電)(左、2021年撮影) 71-911E - 軌間1,435 mm(標準軌)に対応した台車を有する形式。ロシア連邦で唯一標準軌の路線網を有する路面電車であるロストフ・ナ・ドヌ市電へ向けて2016年 - 2017年に30両が導入され、2019年の時点で運行本数の8割以上を同形式が担っている。 71-911EM - 2018年に発表され、同年に開催されたイノトランスに試作車が展示された、「シティスター」の発展型車両。人間工学に基づいた前面や運転台のデザイン変更や、架線レス区間での走行に対応した充電池の搭載への対応などが主な改良点となっている。愛称の「ライオネット」はライオンの子供(子獅子)を意味する。2021年現在、試作車1両に加えて以下の都市への導入が行われている。ウラン・ウデ市電(ウラン・ウデ) - 15両を導入。 ペルミ市電(ペルミ) - 24両を導入予定。 ウリヤノフスク市電(ウリヤノフスク) - 29両を導入。 モスクワ市電(モスクワ) - 40両を導入。 イジェフスク市電(イジェフスク) - 16両を導入。 チェレポヴェツ市電(チェレポヴェツ) - 11両を導入。 クラスノヤルスク市電(クラスノヤルスク) - 19両を導入予定。 ヴェルフナヤ・ピシュマ市電(ヴェルフナヤ・ピシュマ(ロシア語版)) - 11両を導入予定。 後方(イノトランス、2018年撮影) ウラン・ウデ(ウラン・ウデ市電)(2020年撮影) ペルミ(ペルミ市電)(2020年撮影) ウリヤノフスク(ウリヤノフスク市電)(2020年撮影) モスクワ(モスクワ市電)(2021年撮影) イジェフスク(イジェフスク市電)(2021年撮影) チェレポヴェツ(チェレポヴェツ市電)(2022年撮影)
※この「車種・運用」の解説は、「シティスター (路面電車車両)」の解説の一部です。
「車種・運用」を含む「シティスター (路面電車車両)」の記事については、「シティスター (路面電車車両)」の概要を参照ください。
- 車種・運用のページへのリンク