車種構成と変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 06:08 UTC 版)
「南海6200系電車」の記事における「車種構成と変遷」の解説
本系列は以下の2形式3種で構成される。 モハ6201形(奇数) - 中間電動車 (M1) モハ6201形(偶数) - 中間電動車 (M2) クハ6501形 - 制御付随車 (Tc) 6501-6201-6202-6203-6204-6502(1974年11月22日竣工) 6503-6205-6206-6207-6208-6504(1974年11月25日竣工) 6505-6209-6210-6506(1977年6月27日竣工) 6507-6211-6212-6508(1977年6月27日竣工) 6509-6213-6214-6510(1977年7月11日竣工) 6511-6215-6216-6512(1977年7月11日竣工) 6513-6217-6218-6514(1980年3月25日竣工) 6515-6516(1980年3月25日竣工) 6219-6220-6221-6222(1981年8月25日竣工) 6517-6223-6224-6225-6226-6518(1981年8月25日竣工) 6519-6227-6228-6229-6230-6520(1981年8月25日竣工) 6231-6232(1985年8月8日竣工) 編成構成が6000・6100系から変化しており、奇数番号-偶数番号で2両一組となった電動車ユニットを、6両編成の場合は二組、4両編成の場合は一組制御付随車に挟み込むというものになっている。制御方式は抵抗制御を踏襲しているが、超多段制御から一般的な多段制御(日立製作所製MMC-HTB-20N4)になり、6000・6100系が制御器1基で4個の主電動機を制御する1C4M方式であったのに対し、本系列では同8個を制御する1C8M方式となった。6両編成 (4M2T) と4両編成 (2M2T) ではMT比が異なるが、加速力を揃えるために制御器内に限流値切替スイッチを設けている。 なお、1980年3月に3次車(6513-6217-6218-6514と6515-6516)が製造された際、6503Fから電動車ユニット1組が移され、先頭車のみ完成した6515Fの中間車として以下のように使用された。 6503-6205-6206-6504 6515-6207-6208-6516 しかし翌年(1981年)8月に4次車(6219-6220-6221-6222と6517F・6519F)が製造され、本来の中間車4両が完成すると、以下に示すとおり6503Fは6両編成に復帰している。 6503-6205-6206-6207-6208-6504 6515-6219-6220-6221-6222-6516(太字が4次製造分) ※6517F・6519Fは2本とも6両固定編成なので省略。 1981年から4年間の中断の後、1985年には電動車ユニット1組 (6231-6232) が増備され、4両だった6513Fの中間に挿入され、以下のとおりとなった。この2両は当時増備されていた8200系に合わせて従来車とは一部の仕様が変更されている。この時点で52両となり、製造は終了した。 6513-6217-6218-6231-6232-6514 2001年に8000系(初代)6両が本系列に編入され、総数が58両に増加した。編入車は在来車の続番で6521-6233-6234-6235-6236-6522と付番され、編入改造と同時に更新工事が施工された。床下機器配置・車内の化粧板や戸閉機などが他編成と異なるほか、先頭車に排障器(スカート)が設置された。
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