起こされ方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:01 UTC 版)
休日の朝に眠っていると、大抵しんのすけに罰ゲームじみた凄まじい手段で起こされている。この時に見ている夢でいい感じになっている所を、これらの手段で現実に引き戻されるといった展開が多い。逆に特にしんのすけやひまわりがなにもしなくても、悪夢を見て最悪な目覚めを迎えることもある(みさえから離婚される、しんのすけに企画を台無しにされるなど)。 ひろしの靴を鼻に当てる(原作1巻)。夢の中で周囲から「くさい」と言われてみさえから別れを告げられ、会社もクビになり、本人もドブのような所で苦しんでいた。 靴下を口の中に入れる(原作2巻)。 洗濯ばさみ11個を顔中に付けられる(原作2巻)。夢の中で不倫をしており、それが周囲に発覚されつねられた。 ティッシュペーパーを口の中に詰め込む(原作3巻)。この時も夢の中で不倫をしていたが、みさえに発覚され食べ物を口に詰め込まれた。 鼻の下にワサビを塗られる(原作4巻)。夢の中で「悲しくないのに涙が出る」という状態になって周囲から気味悪がられ、上司からクビを宣告された。 足の裏をくすぐる(原作5巻)。この時は寝たふりであり、くすぐりに耐えていた。 掃除機で口を吸われる(原作5巻)。夢の中で部下のリエがひろしに強烈なキスをしていた。起床後しんのすけにげんこつを仕掛けたが、「おゲンコツよけ」として頭に鍋を被られていたため効果がなかった。 しんのすけがひろしの頭で本を読んでいる(原作7巻)。夢の中でリエに膝枕で耳掃除をしてもらおうとしたところ、突然みさえが現れて漬物石を耳の上に置かれた。 しんのすけ・みさえに布団上からゴロゴロされる(原作7巻)。部下の女の子と立ち食いそばに行くがみさえに発覚され、体に生地を乗せられて麺棒(アニメではロードローラー)で引き伸ばされる。 顔の無精髭で大根をおろされる(原作12巻)。部下のひとみに告白され、抱きつかれて激しく頬ずりされる。 ひまわりの未使用の紙おむつを頭の上に乗せられ、その上からやかんで水を注がれる(起き上がった直後に水に濡れた)。夢の中でキャバ嬢の膝枕に頭を乗せていたが、頭にジョッキを乗せたまま、ビールを注がれた。 残り少ない髪の毛をひまわりとしんのすけに抜き取られる。原作では草加ユミとヒマラヤ山脈へ山登りに行き、風でカツラが取れて幻滅されてしまう夢を見た。 しんのすけは白髪を抜いていたが、ひまわりは黒髪を抜いていた(しんのすけ曰く兄のマネ)。 しんのすけにぞうさんを顔面にあてられる。この時はターザンになってユミを助けたが、ゾウに鼻を顔に押し付けられる夢を見た。本人曰く「今までで一番嫌な起こされ方」。 人形やぬいぐるみを抱かせられる。みさえが産気付くが、病院に行く途中上司に呼び止められる他、キャバクラに寄ってしまい、結局みさえはそのまま出産してしまい別れを告げられ、ホステスや上司に抱きつかれる夢を見た。 シロも抱かせられており、みさえは面白いと言っていた。 ひまわりに、大きく開いた口の上に深々と腰掛けられる(しかもおむつ(一応つけている)の中に大便を排便済み)。この時は夢の中で草加ユミとデートしており、口にカレー味の巨大なおにぎりを詰め込まれていた模様。 原作ではこれが初夢だった。 しんのすけが寝ぼけてひろしの背中に抱きついてしまい、砂漠を彷徨う悪夢を見る(アニメ「エアコンがこわれちゃったゾ」)。この時は夢の中で草加ユミと海岸でデート中、いつの間にか砂漠に取り残され熱気に苦しんた挙げ句、バーベルを持ち上げる上司に怒られ、下敷きにされていた。 体の上に数十冊の本を積まれる。夢の中でひろしは部長に昇進したが、「責任」と書かれた岩に押し潰された。 シェービングクリームを吹きかけられる(しんのすけはひろしの髭を剃ろうとしていた)。夢の中でひろしは数人の美女に囲まれてハーレムを楽しんでいたが、使用人になりすましていたみさえにビールを吹きかけられた。 口に漏斗をはめられ、コップ3杯分の水を飲ませられる。夢の中でひろしはバーでリエと酒を飲んでいたが、バーテンダー姿のみさえとしんのすけが現れ、しんのすけに拘束され、みさえにカクテルシェイカー3本を口の中に入れられた。 起きた後、ひろしはみさえに「普通に起こしてくれよ」と文句を言ったが、「だったら、早く起きればいいじゃない」と返された。 懐中電灯の光を顔に当てられる。夢の中で大人になったひまわりが太陽と結婚する事になり、太陽に向かって高く飛んで行くひまわりに泣き叫んだ。 しんのすけはひろしが「子供は目に入れても痛くないくらい可愛い」と言っていた為、確かめようと目を調べていた。 タワシで腹をゴシゴシこする。 また、未遂に終わった例だが、しんのすけが「日曜大工セット」からトンカチを取り出したり(みさえに耳をつねられて制止された)、煮えたぎった熱湯を持ってくる場面(ひろしはしんのすけとの遊びに付き合わされることを嫌がって寝たふりをしていたが、熱湯が出てきた瞬間に慌てて起きた)がある。 夢の中で見た事が正夢のように起こる事もあり、原作15巻では、夢の中で雪崩に飲み込まれそうになった時に目覚め、「夢でよかった…」と安心するが、しんのすけが押入れを開けた際、押し入れの中の布団が雪崩のように落ちてきて、ひろしは布団の下敷きになった。 「ママとのお約束条項」には「パパは普通に起こすこと」という条項が存在しているが、このように守られた形跡はほとんど無い(それどころか、前述通りみさえがしんのすけと共謀して無茶な起こし方をしたことさえある)。
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