親衛機甲兵団
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マイヨ・プラート 声 - 小杉十郎太 ギガノス帝国軍親衛機甲兵団第一師団所属。階級は大尉。 西暦2062年3月6日生まれ、身長180センチ、体重70キロ、血液型はA型。 メタルアーマー「ファルゲン」のパイロット。 通称「ギガノスの蒼き鷹」と呼ばれるエースパイロット。高潔な軍人である彼は、多くのギガノス軍人の尊敬を集めていた。軍人としては模範と呼べる有能な人物であったが、その反面、肉親の情愛よりも国家の大義を選ぶほど家族を省みない一面もあり、争いを望まない妹のリンダからは失望されていた。 ギルトール元帥に心酔しており、彼を裏切った父ラング・プラートを憎んでいる。D兵器(ドラグナー)追撃でケーン達とは幾度も戦うことになるが、部下の専行や各方面で友軍の協力が得られなかったことなどから失敗を重ねた果てに(マイヨ追い落としをもくろんでいた軍幹部の攻撃的な人事により)追撃の任を解かれ、最前線の南部戦線へ左遷させられる。このことが一因で、マイヨを慕う親衛機甲兵団による反乱が発生する。 この親衛機甲兵団の反乱騒ぎを裏で主導した疑いをかけられ、月面司令本部へ召還され反乱軍の説得にあたるが、その最中にドルチェノフ中佐によるギルトール元帥殺害の場に居合わせ、ドルチェノフの計略により「ギルトールを殺害した反逆者」という濡れ衣を着せられる。ギルトール元帥の遺志によりマスドライバーを破壊するが、ギガノス軍の追撃を受け行方不明となる。 南太平洋上にある海岸に漂着したマイヨは、偶然にもプラクティーズの3人に発見され、その後は一時生きる意味を見失っていたが、プラクティーズの説得やグン・ジェム隊のミンとの関わりを経て、自らの濡れ衣とギルトール元帥の無念を晴らすために再起を決意。月へと向かいドルチェノフ率いる宇宙機動要塞へ突入し、ドルチェノフに深傷を負わせる。宇宙機動要塞放棄時には要塞とともに死ぬことを考えたが、ドラグーンに搭乗してやって来たラングの説得により要塞を脱出した。 その義理堅く、理想を貫こうとする実直な姿勢から、主人公達であるケーン達よりも人気が高く、ストーリーの終盤では主役であるケーンを差し置いての活躍を見せている。最終回エンディングクレジットにおいてもラストを締めくくっている。小説版ではギルトールの息子クレスタを首を絞めて殺害しラストを締めくくっている。 ダン・クリューガー 声 - 柏倉つとむ ギガノス帝国軍親衛隊「プラクティーズ」所属。階級は少尉。 西暦2067年6月22日生まれ、身長173センチ、体重60キロ、血液型はO型。 メタルアーマー「ゲルフ」のパイロット。 プラクティーズのリーダー格で最もマイヨ・プラートに心酔している。志は高いが、その「お坊ちゃん」気質が足を引っ張る形となり、血気にはやって独走し度々ケーン達に苦汁を舐めさせられる事となった。 宇宙機動要塞潜入時に、マイヨや仲間達を守るためドルチェノフに機体を蜂の巣にされ、壮烈な死を遂げる(第45話)(『スーパーロボット大戦シリーズ』では最後まで生存する)。 カール・ゲイナー 声 - 島田敏 ギガノス帝国軍親衛隊「プラクティーズ」所属。階級は少尉。 西暦2067年7月1日生まれ、身長175センチ、体重62キロ、血液型はA型。 メタルアーマー「レビゲルフ」のパイロット。 プラクティーズの中で最も権力志向が強く、権威を笠に着る事を躊躇わない。 ウェルナー・フリッツ 声 - 竹村拓 ギガノス帝国軍親衛隊「プラクティーズ」所属。階級は少尉。 西暦2067年7月12日生まれ、身長176センチ、体重65キロ、血液型はAB型。 メタルアーマー「ヤクトゲルフ」のパイロット。 3人共通のプライドの高さに加えて、一番目つきが悪く、気難しい顔をしている。 ホルツ 声 - 島田敏 ギガノス帝国軍親衛機甲兵団所属。階級は中尉。 反乱軍のリーダー的存在でギガノス上層部の腐敗とマイヨの左遷により帝国に対し反乱を起こす。 マイヨを慕っており、彼が反乱軍の説得に訪れた際には逆に自分達のリーダーになるよう懇願した。 ギルトールを暗殺したドルチェノフが反乱軍の武力鎮圧に向かうとダインに搭乗し、同じくダインを駆るドルチェノフに挑むも技量の差から敗北、戦死した。
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