西北大学の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 13:55 UTC 版)
東京にある私立大学(早稲田大学をモデルとしている)。 朝井 正人(あさい まさと) 演 - 中村倫也 西北大学の法学部に所属する律の同級生。ソフトな外見とは裏腹に女性に遊び慣れている様子を見せている。一部の女性には「マア君」と呼ばれている。 律とは同じマンションの向かい同士であり、自室で飼っている子猫の「ミレーヌ」を介して知り合う。北海道出身であるが言葉の訛りを気にし、単語を区切って話すようにしている。 叔父の母校でもあった名古屋の「海藤高校」を受験して不合格となったが、その日に律が助ける前に犬を道路の脇に避難させていたのが、正人だった。 喫茶「おもかげ」でアルバイトを始め、店で意気消沈し悩みを吐露する鈴愛を優しく励まし、恋心を寄せられる。鈴愛とはデートをしたりキスをする寸前になるほどに交流を深めていくが、彼女からの愛の告白を断る形で6月の終わりに振る。理由として、鈴愛を過去付き合った女性たちと同じ境遇にさせたくないことや、律と鈴愛が両想いであると判断したこと、律との友情を優先したい旨、律にのみ打ち明ける。その後、海外出張する親戚宅の留守番をするために、吉祥寺へ転居する。その後も律とは連絡を取り合っていた。 商社勤めから老舗の法律関係の出版社に転職。2010年、東京に転勤した律に杉並のアパートを紹介。それと前後して五平餅の屋台を引いていた鈴愛とも再会しており、鈴愛から時々五平餅を買ったり、シェアオフィス「なんでも作るよオフィス」に出入りしたりしていた。その関係で鈴愛と律が再会するきっかけを作り、律にも「なんでも作るよオフィス」を紹介するなど、鈴愛と律との旧交が復活する。花野とも仲がよい。また、この時期、10歳上のキャリアウーマンのアキコと交際している。 伊藤 清(いとう さや) 演 - 古畑星夏 柏木高校の弓道部員で他校でも評判の美少女。中学生時に横浜から岐阜県に転入した。弓道はインターハイ入賞の腕前を持つ。 高校3年時の一学期に部活の練習試合で朝露高校に来校した際、律と出会う。 高校卒業後は西北大学文学部に進学し、弓道部に入部。先輩に頼まれて弓道の選択授業の手伝いをするなか、律と再会し交際を始める。プライドが高く嫉妬深い性格で鈴愛より女性として上だと思っている節があるため、常に律の隣でいる鈴愛の存在を疎ましく思い敵視したあげく、掴み合いの喧嘩をする。 以降は登場せず、その後、律との交際は3年で終局したことが龍之介の口から語られた。 宇佐川 乙郎 演 - 塚本晋也 理工学部の教授。世界で初めて二足歩行のロボットを開発した人物。研究室への生徒勧誘の目的で、亡くなった母・いくよから名前を取ったCCD搭載のピアノを弾くロボット「ロボヨ」も作った。その後、京都大学へ移籍し、1995年には研究チームが学会で受賞する。2010年に東京に転勤した律を正人とともに訪れ、律の研究は素晴らしいものだった、と慰める。 高峰 演 - 磯部莉菜子 宇佐川の研究室に所属する学生。
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