自由民主党総裁・内閣総理大臣
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「岸田文雄」の記事における「自由民主党総裁・内閣総理大臣」の解説
2021年9月29日、自民党総裁選の投票が行われた。1回目の投票でトップの256票を獲得したが、有効投票数の過半数に届かなかったため河野太郎との決選投票が行われることになった。決選投票では257票を獲得して河野太郎(170票)を破り、第27代総裁に選出された。 10月1日、新体制の党執行役員人事を決定し、副総裁に麻生太郎、幹事長に甘利明、政務調査会長に高市早苗、総務会長に福田達夫、選挙対策委員長に遠藤利明がそれぞれ就任。 10月4日、衆議院および参議院の本会議で行われた内閣総理大臣指名選挙にて指名し天皇による任命を経て第100代内閣総理大臣に就任。第1次岸田内閣が発足した。 岸田は64人目の総理大臣で、広島出身の総理としては、加藤友三郎、池田勇人、宮澤喜一に次ぐ4人目で、広島県は山口県(8人)、東京都(5人)に次いで3番目に多い総理大臣輩出県となった。太平洋戦争後に限れば、群馬県4人に次ぐ3人で、2位。大正以降は、昭和、平成、令和と全ての年号で総理大臣を生んでいる。 10月6日、アメリカ合衆国大統領ジョー・バイデンと総理就任後初となる電話会談を行った。 10月14日、第205回国会会期末を迎え衆議院を解散し、31日の第49回衆議院議員総選挙では、得票数の8割を超える圧勝で10選。自民党は重鎮の落選が相次ぎ、公示前の276議席から261議席に減らしたものの、「絶対安定多数」を単独で確保した。この時点で、公明党と合わせて与党は293議席となった。 11月2日、イギリス・グラスゴーで開催されたCOP26に出席し、バイデン大統領とも短時間ながら初の対面による懇談を行った。 11月4日、茂木敏充外相の自民党幹事長就任に伴い、新外相就任まで岸田自身が外務大臣を兼務した。 11月10日、第206回国会が招集され、午前中に第1次岸田内閣は総辞職。午後の内閣総理大臣指名選挙の結果、天皇による任命を経て第101代内閣総理大臣に就任し、第2次岸田内閣が発足。 11月24日、国内で外国首脳と初めての会談となる日越首脳会談を行った。 12月9日、岸田が任命した内閣官房参与(観光立国その他特命担当)の石原伸晃が自身が代表を務める党東京都第8選挙区支部が60万円の「雇用調整助成金」を受け取ったことで混乱を招いたなどとして辞職。 12月11日、衆議院議員宿舎を退去して元首相野田佳彦以来9年ぶりに内閣総理大臣公邸に入居した。当面は岸田と秘書の長男が暮らす。危機管理の強化を理由にしている。 2022年1月17日、第208回国会(常会)召集され、岸田は施政方針演説を行った。
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