美食殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:17 UTC 版)
「プリンセスコネクト!Re:Dive」の記事における「美食殿」の解説
ペコリーヌが食べ歩きを目的に結成したギルドで、ペコリーヌと主人公以外のメンバーは全員本作を初出とするキャラクターである。また美食殿メンバーは、レジェンドオブアストルムの運営と浅からぬ因縁がある。 ペコリーヌ / ユースティアナ・フォン・アストライア 声 - M・A・O 美食殿のギルドマスターで、『無印』の最終話にて初心者キャラクターとして先行して登場している。「オイッス~☆」、「やばいですね!」が口癖。 ペコリーヌとはコッコロから名付けられた渾名であり、本名は「ユースティアナ・フォン・アストライア」である。もともとはアストライアの王女だったが、王位継承の通過儀礼である武者修行の旅に出ている間に覇瞳皇帝に「ユースティアナ」の名前と立場を奪われており、王女の名を騙る偽物として指名手配を受けている。その上、父(声 - 木村雅史)や母(声 - 井上喜久子)から忘れ去られている。第1部で覇瞳皇帝をうち倒した後は「ユースティアナ」として王女の立場に戻り、政治に携わっている。 装備している剣・鎧・冠は王家代々に継承される「王家の装備」であり、王家の血族が装備すると超人的な力を発揮する反面、エネルギーの消費が激しいため、大量の食事を要する。なお、装備を外した彼女の本来の能力は一般戦士より若干劣るとの事。 現実世界では、レジェンドオブアストルムに出資している某国の姫君。他国に比べて遅れている自国の先端技術面の育成を兼ねて人材派遣やサーバーの提供など積極的に取り組んでおり、開発者も敬意を評してファミリーネームの「アストライア」をゲームタイトルの「アストルム」として使っている。日本語は話せず、mimiの翻訳機能を介して会話する。公務のために初めて来日した際にmimiが壊れて途方に暮れていた所に主人公に助けられて以来、交流を重ねる内に恋慕を抱くようになる。 コッコロ / 棗 こころ(なつめ こころ) 声 - 伊藤美来 寡黙なエルフの少女で、アメスより記憶喪失の主人公の案内人として任じられている。主人公のことを「主さま」と呼んでおり、単なるガイド役を通り越し、何より主人公に仕えることを使命としている。キャルからはコロ助という渾名で呼ばれる。 現実世界では、七冠の一人でもあるレジェンドオブアストルムの開発者の一人娘。それまで海外に住んでいて、父の転勤で共に来日、主人公の街の動物園内の研究所に住んでおり、小学校でも馴染めずにいたところに主人公と出会い、真摯に接してくれるうちに好意を抱くようになる。 キャル / 百地 希留耶(ももち きるや) 声 - 立花理香 行き倒れていたところを主人公たちに助けられ、なりゆきで美食殿に加入させられた人物。キツイ言動も多いが、他者を思いやる優しい心を持っている。 実は覇瞳皇帝からの命令で主人公らを監視するために近づいただけだったが、主人公たちと過ごすうちにそれがかけがえのないものになり苦悩する。一度は覇瞳皇帝の依り代となる形で美食殿を離反するが、後に精神世界でのペコリーヌたちとの対話を通じて美食殿に戻る。 現実世界では、覇瞳皇帝こと千里真那の遠縁。教育ママな上に風水を信じて娘に考えを押し付けようとしている母親に嫌気がさしてグレており、大学に進学したら家を出て自立しようと計画を立てている。レジェンドオブアストルムも親に隠れて短期間ながらもプレイしており、その時にキャラクターネームを自身の名である「キルヤ」にするつもりだったが入力を誤って「キヤル」になった。真那に憧れを抱いており、彼女が載っている雑誌などは必ず購入している。財布を落として途方に暮れていた所を主人公に助けられたのが縁で交流を重ねる内に友人関係になる。 シェフィ / 阿賀斗 紫布菜(あがと しふな) 声 - 近藤玲奈 第2部から登場。ソルの塔から落ちてきた謎の少女で、覇瞳皇帝への暗殺容疑で指名手配されていた。青い髪と翼が特徴で、ドラゴン族と推測されている。 主人公と同じく記憶喪失で、幼児退行をしているため、美食殿の保護下にある。 第2部第3章から記憶は失ったままであるが、本来の人格を取り戻し、クールで落ち着いた口調となった。だが幼児退行した際の癖のようなものは残っており、ふとした折に幼い口調が漏れてしまう。 なお、ドラゴンズネストのギルドストーリー第3話のラストシーンにて、彼女と思わしきドラゴン族の少女が間接的に登場している。 2021年2月15日、サービス開始3周年を記念する形でプレイアブルユニット化した。 現実世界では、期待の新鋭として将来を有望視されているフィギュアスケートのジュニア部門の選手で、学校行事の一環としてフィギュアスケートの大会を見学した後、偶然にぶつかったのがきっかけで知り合いになる。
※この「美食殿」の解説は、「プリンセスコネクト!Re:Dive」の解説の一部です。
「美食殿」を含む「プリンセスコネクト!Re:Dive」の記事については、「プリンセスコネクト!Re:Dive」の概要を参照ください。
- 美食殿のページへのリンク