美浦村とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 地名 > 美浦村の意味・解説 

美浦村

読み方:ミホムラ(mihomura)

所在 茨城県稲敷郡

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

美浦村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/04 01:30 UTC 版)

みほむら 
美浦村
美浦村旗 美浦村章
日本
地方 関東地方
都道府県 茨城県
稲敷郡
市町村コード 08442-5
法人番号 3000020084425
面積 66.61km2
総人口 13,712[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 206人/km2
隣接自治体 稲敷市稲敷郡阿見町
村の木 ヤマザクラ
村の花 ヤマユリ
美浦村役場
村長 中島栄
所在地 300-0492
茨城県稲敷郡美浦村受領1515番地
北緯36度00分16秒 東経140度18分07秒 / 北緯36.00453度 東経140.30189度 / 36.00453; 140.30189座標: 北緯36度00分16秒 東経140度18分07秒 / 北緯36.00453度 東経140.30189度 / 36.00453; 140.30189
外部リンク 公式ウェブサイト

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

美浦村(みほむら)は、茨城県南部の県南地域、稲敷郡にある霞ヶ浦に面した。茨城県内で2つしかない村の一つである(もう一つは東海村)。

概要

霞ヶ浦の南西に位置し、人口13,708人、面積34.03 km²(2024年9月1日)。 村内には日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンター日本テキサスインスツルメンツ美浦工場、ホギメディカル美浦工場がある。

美浦村を西から望む。左が霞ヶ浦で右上が稲敷市。

2006年に西隣の阿見町との合併・市制施行(「霞南市(かなんし)」)が検討されたが、2005年1月30日に執行された「美浦村の合併について村民の意思を問う住民投票」において、反対多数(「賛成(41.9%)」「反対(58.1%)」)により合併は中止された。

インターネットスマホの影響で、減少した家族や友人などと過ごす時間を増やすために、2011年から「ノーテレビ・ノーゲーム運動」を取り組んでいる[1][2]

地理

  • 山:
  • 河川:清明川
  • 湖沼:霞ヶ浦

隣接している自治体

歴史

行政区域変遷

  • 変遷の年表
美浦村村域の変遷(年表)
月日 現美浦村村域に関連する行政区域変遷
1889年(明治22年) 4月1日 町村制施行に伴い、以下の村がそれぞれ発足。[4]
  • 木原村 ← 木原村・請領村・大須賀津村・茂呂村・宮地村・布佐村・大谷村・信太村・興津村
  • 安中村 ← 大山村・土浦村・馬見山村・山王村・八井田村・山内村・谷中村・大塚村・中野内村・
    木村・定光村・本橋村・間野村・牛込村・堀田村・根本村・根火村・馬掛村
  • 舟島村 ← 舟子村・島津村・竹来村・掛馬村
1896年(明治29年) 4月1日 信太郡は河内郡と合併し稲敷郡が発足。
1955年(昭和30年) 4月1日 木原村・安中村と舟島村の一部(舟子)が合併し霞(かすみ)村が発足。

即日、美浦村に改称。

  • 変遷表
美浦村村域の変遷表
1868年
以前
明治元年 - 明治22年 明治22年
4月1日
明治22年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和64年] 平成元年 - 現在 現在
信太郡 木原村 木原村 明治29年4月1日
稲敷郡発足
木原村 昭和30年4月1日
霞村
即日改称
美浦村
美浦村 美浦村
請領村
大須賀津村
茂呂村
宮地村
布佐村
大谷村
信太村
興津村
大山村 安中村 安中村
土浦村
馬見山村
山王村
八井田村
山内村
谷中村
大塚村
中野内村
木村
定光村
本橋村
間野村
牛込村
堀田村
根本村
根火村
馬掛村
舟子村 舟島村
の一部
舟島村の一部

人口

美浦村と全国の年齢別人口分布(2005年) 美浦村の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 美浦村
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
美浦村(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 8,066人
1975年(昭和50年) 8,161人
1980年(昭和55年) 13,509人
1985年(昭和60年) 14,162人
1990年(平成2年) 14,348人
1995年(平成7年) 17,767人
2000年(平成12年) 18,219人
2005年(平成17年) 18,118人
2010年(平成22年) 17,299人
2015年(平成27年) 15,842人
2020年(令和2年) 14,602人
総務省統計局 国勢調査より

行政

産業

漁業
  • 木原漁港
  • 安中漁港

姉妹都市・提携都市

(この節の出典[6]

国内

姉妹都市
友好交流都市
特産品相互取扱協定

海外

相互交流協定


教育

交通

鉄道

村内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR東日本常磐線土浦駅

バス

土浦駅などへ向かう路線バスがある。(ジェイアールバス関東 - 土浦支店

  • かつては茨城観光自動車による木原から竜ヶ崎駅へ向かう路線があったが廃業にともない、ジェイアールバス関東に移管された。その際に竜ヶ崎南高校まで延長して運行されたが、2010年9月30日限りで廃止された。
  • かつては東京駅行きの高速バスが村内を経由したが、2011年3月31日限りで廃止された。
  • 2015年7月16日から2016年12月25日までの期間で、美浦村を含めた周辺5市町村で、「圏央道北東エリア 高速バス実証実験」が行われている。高速バスの乗り場は村内にはないが、稲敷市内に設けられた「稲敷美浦バスターミナル」と村内を結ぶ「稲敷美浦シャトルバス」が運行されている[7]
    • 稲敷美浦シャトルバス:稲敷美浦バスターミナル - 稲敷市役所 - 美浦トレセン前 - 美浦村役場(さくら自動車の運行)

道路

名所・旧跡・観光スポット

出身

脚注

  1. ^ 「あたらしふるさとを、見つける旅 美しき村へ。」、『BRUTUS』(2013年9月1日)、マガジンハウス pp. 57
  2. ^ 美浦村(ノーテレビ・ノーゲーム運動)
  3. ^ 字の名称の変更 (平成13年9月6日 茨城県告示第957号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1294号: pp. p.1, (2001年9月6日) 
  4. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より
  5. ^ 美浦トレーニング・センター施設ガイド JRA”. 2024年10月10日閲覧。
  6. ^ 美浦村のプロフィール>友好・交流 - 美浦村(2018年6月4日)2020年7月7日閲覧。
  7. ^ 高速バス運行・実証実験がスタートします』(プレスリリース)美浦村、2016年7月12日https://web.archive.org/web/20160807035746/http://www.vill.miho.lg.jp/page/page003941.html2016年7月18日閲覧 

外部リンク


美浦村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/19 02:43 UTC 版)

茨城県の軍事遺跡一覧」の記事における「美浦村」の解説

鹿島海軍航空隊跡 水上機教育練習施設として日中戦争中に霞ヶ浦湖岸に開隊された航空隊で、施設一部2004年現在治水施設として機能しており、2009年平成21年11月にこの湖岸施設土木学会選奨土木遺産認定された。 機罐場跡、カタパルト跡、滑走台跡、桟橋跡、第一第三指揮所跡、司令本部跡などが現存している。 桜花公園 神之池海軍航空隊住友金属鹿島製鉄所敷地内 特攻機桜花訓練基地跡で、公園内には掩体壕のほか桜花碑があり、また掩体壕内部には桜花復元機が展示されている。

※この「美浦村」の解説は、「茨城県の軍事遺跡一覧」の解説の一部です。
「美浦村」を含む「茨城県の軍事遺跡一覧」の記事については、「茨城県の軍事遺跡一覧」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「美浦村」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「美浦村」の関連用語

1
100% |||||

2
100% |||||

3
100% |||||

4
100% |||||

5
100% |||||

6
100% |||||

7
100% |||||

8
100% |||||

9
100% |||||

10
100% |||||

美浦村のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



美浦村のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの美浦村 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの茨城県の軍事遺跡一覧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS