精神系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/01 16:35 UTC 版)
魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン) 物体に魔力を宿らせる呪文。この呪文を施した武器は威力等が増し、魔力が宿るため純魔族を傷つける事が可能になる。武器以外にも地面に掛けたりする事が可能。リナと特にゼルガディスがよく使用した。 呪霊四王陣(アストラル・ブレイク) 精神世界面から干渉して相手の存在を消滅させる呪文。威力の割りに呪文詠唱時間がかからない。ミリーナが使用。 夢幻覚(イリュージョン) 自分の見せたい幻を相手に見せる事が出来る呪文。術者はこの呪文を使用している間は他の呪文は使えない。使用した相手にしか幻は見えず、第3者の目から見ていると訳が分からない為リナは「盛り上がりに欠ける」との理由からこの呪文を学ばなかった。 暴王結魔弾(ヴァデスファランク) 手に魔力を宿らせる呪文。この術を使用すれば魔力が宿るため手刀で呪文を払う事が可能。 隔幻話(ヴィジョン) 離れた場所に自分の幻を写し相手と会話することができる呪文。この呪文を使うには相手のいる場所に端末の役割を果たす魔道士や、儀式を施された特別な場所がなくてはならない。主に魔道士協会間の連絡に用いられており、各地の魔道士協会には必ず儀式を施された施術室が存在する。また料金を払えば一般人でも使用可能。 霊王結魔弾(ヴィスファランク) 拳に魔力を宿らせる呪文。この術を使用すれば魔力が宿るため純魔族を拳で傷つける事が可能。アメリアが使用。 アニメで使用した際には、拳に『JUSTICE』の文字が浮かんだ。 烈閃咆(エルメキア・フレイム) 烈閃槍の強化版。光の柱を打ち出す呪文。リナ、ゼルガディス、ミリーナが使用。アニメではアメリアも使用。 烈閃槍(エルメキア・ランス) 精神を直接攻撃する光の槍を放つ呪文。ゴーストやデーモンなら一撃で滅ぼす。精神生命体には致命的なダメージを与えるが、生命が肉体に基づく普通の生き物(人間を含む)に対して使用した場合は精神衰弱を起こして何日か寝込む程度で済む。呪文のアレンジで任意の場所で炸裂させることも出来る。 雷竜降(ガイ・ラ・ドゥーガ) 強力な雷の息を吐き出す亜竜、電撃竜(プラズマドラゴン)を召喚する呪文。ナーガ・オリジナルの呪文だが、作中で召喚した電撃竜はコントロールがあまり利かず、全てナーガ達に牙をむけた。 霊王崩爆旋(ガルク・ルハード) 術者を中心に肉体と精神にダメージを与える爆風を起こす呪文。術者の傍にいれば味方は巻き込まれずにすむため、無差別広範囲型の攻撃呪文では使い勝手が良い方である。 傀儡の術 心あるものを、まるでゾンビのように意のままに操ることができる呪文。普通は本当に簡単な命令しか与えることができないが、特殊な宝石を鍵に使うことで、対象をまさに意のままに操ることもできる。 虚霊障界(グーム・エオン) 使用者の周囲に魔法を遮断する結界を作る呪文。ほとんどの魔法を遮断できるが、物理攻撃には一切干渉できない。ズーマ、ルーク、ミリーナなどが使用。 魔竜吠(グ・ル・ドゥーガ) カタート山脈に住む最強の竜、魔王竜(デイモス・ドラゴン)を召喚する呪文。ナーガのオリジナル呪文だが、後にリナも使用した。ナーガの召喚呪文の中では暴走することが少ないが命令の失敗からひどい目にあうことがある。 冥壊屍(ゴズ・ヴ・ロー) 対象の精神と肉体を滅ぼす影を生みだす呪文。生み出された影は疑似精神生命体の為、明り等でうち消すことは不可能。リナ、ゼルガディスが使用。 妖影縛(シャドウ・ウェブ) 自分の影を触手の様に伸ばし、相手の影を貫き体の動きを封じる呪文。 影縛り(シャドウ・スナップ) 相手の影をナイフや杭等で地に縫い付け、体の動きを封じる呪文。尋問用に開発された術の為、会話は可能。影を介して精神を縫い付ける為、影が消えない限りこの術を人間の力で破ることは不可能。逆に言うと明り(ライティング)等、影さえ消す方法があれば簡単に破れてしまう。 探索 魔力を感知して特定の品物を探し出す呪文。探し出せるのは魔力の波動を認識しているものか、目印になる呪文を封じたものに限る。 烈閃牙条(ディスラッシュ) 烈閃槍の拡大版。威力を上げた複数の光の槍を同時に放つ呪文。ミリーナが使用。 思念波(テレパシー) 言葉を用いることなく、相手と精神を疎通させることができる。正確には呪文ではなく、天性の素質がなくては発揮できない能力である。言葉を使わないので一見便利そうだが、考えていることが全て相手に伝わってしまうため、不便な点も多々ある。 螺光衝霊弾(フェルザレード) 渦巻く白い光弾で攻撃する呪文。軌道が螺旋のため回避しづらい。ミリーナやルーク、ナーガが使用。 青魔烈弾波(ブラム・ブレイザー) 貫通力のある青い光の衝撃波を放つ呪文。物理的な攻撃力だけでなく、精神にもダメージを与える。 プロテクト 物品に対する精神世界面からの「探索」を無効にする呪文。ただし、防御するためには、その物品に込められた魔力を正確に把握しておく必要がある。 崩霊裂(ラ・ティルト) 敵単体を青白い光の柱で包み込む呪文。精霊魔術で最強の威力を誇り、竜破斬にすら匹敵するほど。下位魔族なら一撃で滅ぼし、中位魔族にも大ダメージを与える。 アメリア、ゼルガディス、ミリーナが使用した。作者曰くナーガも使用可能。『EVOLUTION-R』ではレゾも使用している。リナは「見た目が地味で、竜破斬があるからいい」との理由で修得しなかった。リナが使えない術の1つでもある。ルーク=シャブラニグドゥが作り出した異空間の中でのみ、リナも使えたが、本来習得していない術である為、腹心の力を借りた呪文と同等程度の威力になっていた。 アニメ版独自に魔族には竜破斬(ドラグ・スレイブ)並のダメージがあるが、人間に対して使用すると衝撃を与える程度でダメージがないという設定がなされている。しかし、原作では精神体を攻撃されれば人間も死亡するので矛盾する。また、アニメ版のみ固有の詠唱文がある。
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