精神科的ターム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/14 06:46 UTC 版)
上記の通り、独り言は「思考の整理」や「心理的ストレスの解消」を図ろうとする無意識的行動であり、病気ではないので問題はない。しかし、以下の様な特徴が見られる際は、うつ病・統合失調症などの病気や、発達障害が疑われる。 突然怒りだす 急に笑い出す 一人なのに誰かと会話をしているような話し方をする また「通常の独り言」と「病気の症状としての独り言」を見分けるポイントとして、以下の様な点も挙げられている。 表情や身なり。能面のように無表情で、喜怒哀楽もなくなり、身なりが普段よりすさんできていたら、何かの病気にかかっている可能性が高い 常に無表情でボーッとしながら、ブツブツと独り言を話している場合、初期症状(なんということのない独り言)→ 中期症状(内容が凶暴化)→ 後期(見た目にも異変を感じる)→ 末期(もはや言葉を発さなくなる)の順で進行していく。 内容があまりにも支離滅裂、1人なのに誰かと会話しているよう、発言すると同時にニヤリと笑う、などの特徴がある場合、統合失調症の疑いが強い。 他人の発言を繰り返すような独り言の場合、自閉症スペクトラム、アルツハイマー病の可能性がある。
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