筏とは? わかりやすく解説

いかだ【×筏/×桴】

読み方:いかだ

木材・竹などを並べて結び合わせ浮かべる物。木材運搬や舟の代わりに用いる。

鎧(よろい)の籠手(こて)として、手首とひじの間に並べてつけた薄い板金

《串にさした形が1似ているところから》小(こうなぎ)のかば焼きそのほか、筏の形にした料理をいう。

[補説] 書名別項。→筏


いかだ【筏】


読み方:イカダ(ikada)

伐採した材木並べ藤蔓、のちに針金鉄環締め水上に浮べたもの。


作者外村繁

収載図書昭和文学全集 14
出版社小学館
刊行年月1988.11


作者大城立裕

収載図書大城立裕全集 第9巻(短編 2)
出版社勉誠出版
刊行年月2002.6


読み方:イカダ(ikada)

作者 外村繁

初出 昭和31年

ジャンル 小説


読み方
いかだ

いかだ

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/06 07:12 UTC 版)

いかだ(筏・桴)は、木材など浮力を持つ部材をつなぎ合わせ、などで結びつけた、水上構造物である。 航行や養殖の目的に用いられており、用途に応じて船舶または浮きの集合体とみなされる。


  1. ^ 『雑学 実用知識 特装版』 三省堂企画編修部 編 第6刷1991年(1988年) p.311.
  2. ^ 三杉隆敏、榊原昭二 編著『海のシルク・ロード事典』新潮選書、1988年。ISBN 4106003414、p.109.
  3. ^ 斎藤栄吉「いかだ」『新版 林業百科事典』第2版第5刷 p25 日本林業技術協会 1984年(昭和59年)発行
  4. ^ 樺太林業史編集会 『樺太林業史』 p312-318 1960年 農林出版株式会社
  5. ^ 「室蘭から海洋筏」昭和22年7月3日 4面
  6. ^ 上野金太郎編『北洋材十年史』1970年 全国北洋材協同組合連合会 p.34 記録編
  7. ^ 寛永諸家系図伝』第一、続群書類従完成会
  8. ^ 山本幸司 『日本の歴史09 頼朝の天下草創』 講談社 2001年 p.197.
  9. ^ 西村まさゆき 『ふしぎな県境 歩ける、またげる、愉しめる』 中公新書 2018年 ISBN 9784-12-102487-9 pp.112 - 113.各写真で紹介されている。
  10. ^ エリック・ケントリー『船の百科』あすなろ書房、〈「知」のビジュアル百科〉、2008年。ISBN 9784751524534、p.8.
  11. ^ 名張市観光パンフレット”. 名張市観光協会. 2021年11月7日閲覧。
  12. ^ 『日本家紋総覧 コンパクト版』 新人物往来社 p.105.


「いかだ」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 13:32 UTC 版)

メデューズ (帆走フリゲート)」の記事における「筏」の解説

船に搭載され端艇で、100 km近く離れた海岸乗客乗組員を運ぶ計画立てられたが、それに使用できるボートは2艘だった。メデューズを軽くして速やかに離礁させる計画いくつも立てられたが、採用されたのは筏を作ってメデューズの貨物をそこに移すというものだった。筏は直ち造られ長さ20メートル、幅7メートルのそれは乗組員によって「ラ・マシーヌ(la Machine、「機械」の意)」と呼ばれた7月5日になると、強風募り、メデューズは解体兆候示した乗客乗組員うろたえた艦長はただちに艦を放棄して146人の男性1人女性をひどく不安定な筏に移し、メデューズのボートでそれを引かせることを決定した。筏にはほとんど必需品積まれず、また操舵航海のための手段もなかった。そしてその床面のほとんどは水没していた。メデューズ上に残留することを決めた者も17人いたが、残りは船の長艇に乗り込んだ。2艘のボート乗組員はすぐに、筏を牽引することが不可能であることに気づいた。彼らは、必死になった筏の生存者たち圧倒されることを恐れ始めロープ切って、筏とその居住者運命任せることを決めたボートロープを切ると安全な場所に去った何人かは間もなくアフリカ海岸上陸し陸路セネガル向かったが、他の大部分サンルイ向けてボート航海した。そしてその過程数名死亡したものの、ほとんどが無事サンルイ到着することができた。 筏では事態急速に悪化した入っていたのはでなくワインだった。士官および乗客と、水兵陸兵との間で争い起こった漂流始まった最初の夜の内に、20人が殺されるか、自殺した。嵐の気配があったが、そうなる安全なのは筏の中央部けだった何十人もが、筏の中央部争って、または波にさらわれ死んだ食糧はすぐになくなった4日目までには筏の生存者67人だけとなり、人肉食を行うものもあった。(生存者はそれを否定する証言をしている。)元気の残っているものは弱ったり傷ついたりした者を海中投じ始め8日目には15人が残るだけとなっていた。そしてその15人は全員7月17日に偶然遭遇したアルギュスに救出されるまで生き残った

※この「筏」の解説は、「メデューズ (帆走フリゲート)」の解説の一部です。
「筏」を含む「メデューズ (帆走フリゲート)」の記事については、「メデューズ (帆走フリゲート)」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 10:56 UTC 版)

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