はないかだとは? わかりやすく解説

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はな‐いかだ【花×筏】

読み方:はないかだ

ハナイカダ科落葉低木山地木陰生え、高さ約1.5メートル卵円形で先がとがり、縁に細かいぎざぎざがある。雌雄異株初夏面の中央部淡緑色の花をつけ、黒色の丸い実を結ぶ。ままっこ。《 春》

水面散った花びら連なって流れているのを筏に見立てた語。また、筏に花のをそえてあるもの。筏に花の散りかかっているもの。《 春》

花の折り枝を筏にそえた文様また、紋所の名。

[補説] 書名別項。→花筏


はないかだ【花筏】

読み方:はないかだ

外村繁長編小説昭和33年(1958)刊行。「草筏」「筏」とあわせ筏3部作呼ばれるシリーズ最終作品


はないかだ (花筏)

Helwingia japonica

Helwingia japonica

Helwingia japonica

Helwingia japonica

わが国各地をはじめ、朝鮮半島中国分布してます。やや湿り気のある林縁林床生え、高さは1~2メートルなります長楕円形互生し、縁には状の鋸歯あります4月から5月ごろ、主脈真ん中淡緑色の4弁花を咲かせます雌雄異株で、雄花数個かたまって咲きますが、雌花はふつうひとつだけです。果実7月から8月黒く熟し甘みがあって食べられます。また新芽山菜として利用されます。名前は、花や果実の上筏師のように乗った姿から。
ミズキ科ハナイカダ属落葉低木で、学名Helwingia japonica。英名は Japan helwingia
ミズキのほかの用語一覧
ゴゼンタチバナ:  蝦夷御前橘
サンシュユ:  山茱萸  西洋山茱萸
ハナイカダ:  花筏
ミズキ:  水木  熊野水木  珊瑚水木

はないかだ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/18 12:46 UTC 版)

名詞

はないかだ花筏

  1. 水面浮かんだ花びら帯状連なって流れていく様を見立てた語。筏に花の添えてあるものや筏に花が散りかかっているもの。
  2. 家紋一つで花の折り枝などを筏にしたもの


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