第2の哨戒、1944年10月 - 12月とは? わかりやすく解説

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第2の哨戒、1944年10月 - 12月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 05:07 UTC 版)

スペードフィッシュ (潜水艦)」の記事における「第2の哨戒、1944年10月 - 12月」の解説

10月23日スペードフィッシュ2回目の哨戒サンフィッシュ (USS Sunfish, SS-281)、ピート (USS Peto, SS-265) とウルフパック構成し東シナ海および黄海方面向かった11月14日スペードフィッシュ北緯3104東経12556分 / 北緯31.067度 東経125.933度 / 31.067; 125.933の上海東海域で、2日前に北緯3130東経12557分 / 北緯31.500度 東経125.950度 / 31.500; 125.950の長崎南西海域モマ07船団加入中に被雷漂流をしていた王洋丸(東洋汽船、5,396トン)を発見し撃沈した3日後、スペードフィッシュ僚艦から輸送船団フィリピンへの増援兵力である第23師団搭載輸送船と、南方に向かうタンカー構成されヒ81船団に関する情報得たので、これを攻撃することとした。ほどなくしてスペードフィッシュは九七式艦攻発見また、船団のものと思しき何本かのマスト発見したスペードフィッシュは一旦ヒ81船団通過させ、日没待ってから浮上してヒ81船団接近していった。この時、ヒ81船団僚艦ピクーダ (USS Picuda, SS-382) の雷撃陸軍特殊船摩耶山丸三井船舶、9,433トン)を喪失していた。23時9分、スペードフィッシュ北緯3259東経12338分 / 北緯32.983度 東経123.633度 / 32.983; 123.633の済州島南西海域で、船団最後尾にいた空母神鷹に対して魚雷を6本発射次いで急旋回してタンカー向けて魚雷を4本発射した神鷹への魚雷のうち4本が、神鷹右舷後部立て続け命中神鷹爆発船団照らし出すほど激しく炎上して後部から沈没していった。タンカーへの損害確認できなかった。スペードフィッシュ浮上したまま、さらにヒ81船団接近して海防艦との撃ち合い演じた後、避退した。間を置かずスペードフィッシュヒ81船団とほぼ同じ航路通ってきたミ27船団発見護衛の第156号駆潜特務艇に対して魚雷を4本発射し打撃与えたスペードフィッシュは他の護衛艦接近したのをかわして、この海域去ったこの後スペードフィッシュ11月29日朝鮮半島西岸第六大星丸(日の丸汽船、3,925トン)を撃沈した12月12日スペードフィッシュ49日間の行動終えてマジュロ帰投した。

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第2の哨戒 1944年10月 - 12月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/24 03:28 UTC 版)

ハードヘッド (潜水艦)」の記事における「第2の哨戒 1944年10月 - 12月」の解説

10月24日ハードヘッド2回目の哨戒グロウラー (USS Growler, SS-215)、ヘイク (USS Hake, SS-256) と共にウルフパック構成して南シナ海およびフィリピン方面向かったスールー海浮上して航行中に、漂流する救命筏発見する。筏に乗っていたのは空母エンタープライズ (USS Enterprise, CV-6) の戦闘団指揮官であるバクティス中佐であった。彼はレイテ沖海戦乗機撃墜され6日間漂流していたのであった11月7日夜、グロウラーからハードヘッドレーダー水上目標探知した通知。翌11月8日1時33分、グロウラーはただちにハードヘッドヘイク迎撃できる位置占めるよう指示出したウルフパック浮上状態のまま敵船団に接近。1時42分にはハードヘッドレーダー船団探知し追跡のため増速した。これはボルネオ島からマニラ向かっていたタンカー萬栄丸日東汽船、5,226トン)と、護衛海防艦千振第19号海防艦駆逐艦時雨であった。2時32分、グロウラーからハードヘッドへ「右側から攻撃すべきだ」と指令出しハードヘッドはこれを受信ハードヘッドレーダー船団グロウラー位置関係確認した。2時51分、ハードヘッド潜航し攻撃態勢入った。2分後、ハードヘッド爆発音聴取し船団コース変えつつあるのを確認続けて爆発音3つ聴取し、これ以降グロウラーとは音信不通となったハードヘッド浮上潜航繰り返しながら船団前方回りこんで絶好攻撃位置につき、3時59分に艦尾発射管から魚雷を4本発射魚雷全て万栄丸命中し無音深深潜航状態に入った直後11発に及ぶ爆雷攻撃があり、電球数個破壊された。深度巧みに変えつつ爆雷攻撃しのいだハードヘッドは、14時55分に浮上夜になってヘイク浮上しヘイク16時間も制圧されたことを伝えてきた。しかし、そこにグロウラーの姿はなく、2隻はグロウラーのいたと思われる付近航行したが、何も見つけることはできなかった。グロウラー捜索3日わたって行われたが、徒労終わった11月に入ると、ハードヘッドスービック湾沖で第38任務部隊機に対す救助任務従事11月25日ハードヘッドコレヒドール島沖で給糧艦間宮護衛艦4隻で構成されサマ14A船団発見し護衛の第38号海防艦撃沈その後反撃爆雷攻撃回避した12月5日ハードヘッド45日間行動終えてフリーマントル帰投した。

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