第二世代 VAIOとは? わかりやすく解説

第二世代 VAIO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 05:26 UTC 版)

VAIO」の記事における「第二世代 VAIO」の解説

2004年5月夏モデル発表時、ソニーVAIOというブランド第一段階終えたとして、それまでの「まず目的があって、それをVAIO用いて達成する」という位置づけから「様々な目的のためにVAIO自身変化していく、VAIOする」というコンセプト変えた。これが、第二世代「Do VAIO」である。 第二世代製品の特徴としてはまずイメージカラー変更挙げられるバイオイメージとしてはバイオレットシルバーが基調だったのに対し、この製品群テーマカラーは黒である。それと同時に今まで分散して搭載されていたテレビ視聴DVD再生などのソフトウェアは、その各機能をまとめたアプリケーションとなり、Do VAIOとして搭載された。モデルシリーズ名としてそれまでの「バイオXX」から「type XX」に変更され製品型番デスクトップ製品がVGC-、ノートブック製品がVGN-へと一新されている。 前世代末期2004年春モデル1月発売)とはラインナップ大きな変化見受けられた。デスクトップマシンでは、本体液晶一体型のアナログテレビチューナー搭載テレビパソコンとして使えるtype VバイオWの実質的な後継機種type Mハイスペックタワー型デスクトップPCtype R、デジタルチューナ内蔵によるテレビ番組長時間連続録画機能重点を置き、ハイビジョンテレビとの接続にも対応としたtype Xなどが順次発売。ノートブックマシンでは、バイオノート505 EXTREME後継モデルとして、液晶天板東レ製のカーボン用いるなどして同機種よりもさらに軽量化(約780g)を実現したtype 505 EXTREMEシリーズ(後にアップル着目しMacBook Air繋がった可能性指摘する声もある)や、type Rをノートマシン化させたように見える高スペックB4サイズtype AバイオTR継承したB5ワイド液晶type Tや、A4ノートPCエントリーモデルとされたtype E及びtype Kなどが発売された。また、それまではホームユーザーを主な利用層としていたVAIOを、法人分野業務用途向けてカスタマイズされたモデルの展開が開始された。 2005年には、当時デルBTO方式勢力伸ばしていたのと同等にソニースタイル利用する直販あるいは一部家電量販店置いたリアルサイト双方からCTOによる受注生産販売を行う「VAIOオーナーメイド」の取り扱い日本大手メーカーとして初め開始した2006年にはIntel Coreプロセッサー搭載した系統モデル発表され2つGPU用途に応じて切り替え可能なハイブリッドグラフィックス機能ExpressCardスロットVAIO初め搭載したパワーユーザー向けのtype Sと、マグネシウム合金用いて軽量化したtype SZワンセグチューナー内蔵し本体HDD録画可能なtype Tなどが発売された。これらはオーナーメイドモデルに限って液晶天板をtype505 EXTREMEよりも材質進化したプレミアムカーボンによるもの選択できるHDV方式撮影録画され動画編集にも耐えうるハイスペックを誇るセパレート本体ディスプレイ分離)型のデスクトップマシンtype R masterは、ディスプレイ同梱版実売価格40万円程度と、前代マイクロタワーRX並の高価格モデルとして売り出された。 同年夏・秋冬モデルIntel Core 2プロセッサー登場し2007年春モデルWindows Vistaへの更新に伴いラインナップが短サイクル一新されたが、type T同等性能文庫本サイズ実現するとともに指紋認証Bluetooth無線LAN搭載しSSDドライブでのゼロスピンドル化にも対応した(オーナーメイドの場合type U注目浴びた。またLet's note対抗した軽量丈夫なビジネスモバイルマシンとしてtype G発売されている。 第二世代VAIOのCPUはほぼインテル製で、AMD製は2004年発売機種極稀にしか存在しない

※この「第二世代 VAIO」の解説は、「VAIO」の解説の一部です。
「第二世代 VAIO」を含む「VAIO」の記事については、「VAIO」の概要を参照ください。

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