登場キャラクターについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:30 UTC 版)
「大乱闘スマッシュブラザーズX」の記事における「登場キャラクターについて」の解説
スネークが登場するのは、任天堂、ひいては宮本茂のファンだった『メタルギアソリッド』シリーズの監督小島秀夫が桜井に打診したのがきっかけとなった。これは『DX』の発売時期前後より希望があった事が明かされている。 E3において発表された際には、悲鳴にも似た歓声が上がったとのこと(第一弾PVが同時公開された)。なお、スネークがクロスオーバー作品の対戦アクションゲームに参戦するのはハドソンの『ドリームミックスTV ワールドファイターズ』に続き2度目である。E3のPVやゲーム中の無線着信のコール音は本来、「スネーク側から相手を呼び出す際のもの」であり、演出としては本家と異なっている。本作に収録されているメタルギアシリーズ楽曲の大半は、任天堂ハードではリリースされていない作品からの楽曲で占めている(バーチャルコンソールでリリースされているメタルギア作品もある)。 ソニックは『DX』から要望があったが、時間の関係で実現できなかった事は明かされている。なお、本シリーズにおいて「世界で最も参戦が望まれていたキャラクター」であったと語られた。セガのキャラクターが他社のゲームにゲスト出演をするのはバンプレストの『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』の『電脳戦機バーチャロン』シリーズのバーチャロイドから2度目となるが、ソニックはマリオファミリーとは既に『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』での競演が実現している。 本作のプレイヤーキャラクターが登場するシリーズ作品のうち、最新の作品は2001年に第一作が発売された『ピクミン』であり(ワリオを『メイド イン ワリオ』シリーズだとすれば2003年になる)、その一つ前の発売作品は1996年に第一作が発売された『ポケットモンスター』シリーズである。桜井は本作のキャラ選考についてこの点に言及、近年は既存のキャラクターを使ったものや、『どうぶつの森』シリーズや『Touch! Generations』シリーズなど戦闘を行えない作品が多く選考に難航、任天堂での新たなキャラクターシリーズ作品の製作が難しく、また少ないとの見解を示した。 リュカは『DX』において参戦する予定であったが、NINTENDO64版『MOTHER3』の開発中止を受けて参戦しなかった経緯があり、2006年にゲームボーイアドバンス用ソフトで開発が再開された事で、本作に参戦となった。その煽りでネスは削除される予定だったが、『MOTHER3』が海外で発売されていないという理由で再度参戦している。ディディーコングは、ディクシーコングとペアで出す予定で、タッチする事で2人を入れ替える予定だったが、制作上の都合で没になった。ピクミン&オリマーは「近年発売されたシリーズ」からの代表となっている、上述したように近年は戦えるキャラがいる新規のキャラクターシリーズが少なかった為の選考理由である。また、どうぶつの森シリーズの参戦者の候補もあったが、スマブラのゲームとはイメージがかけ離れすぎているため、没になった(虫取り網やスコップを使ってのキャラクター作成は可能だったと語っている)。ただし『for』では参戦している。アイクの選考は2005年の7月に製作をしていたファイアーエムブレムのWiiの新作から。この当時、キャラクターに関しては不明だったので、企画書には「ファイアーエムブレムの誰か」と表記していた。アイクの性能に関してはオリジナルゲームの製作者の要望で「見た目に反して重い感じにしてほしい」との事。又、『蒼炎の軌跡』と『暁の女神』にある、ラグネルの衝撃波(飛び道具系)は、ゲームシステムのバランスを考えて外したと語っている。 余談としては、本作では男性プレイヤーキャラクターが非常に多く、新規の女性キャラは変身で登場するゼロスーツサムスのみだった為、女性プレイヤーキャラクターの参戦を多く出したかったと桜井は後に語っている。 参戦キャラクターのボイスに関しては初代や(最後の切りふだ)、『DX』からのライブラリ出演(マルスなど)なども多数存在している。又、ゲームを進めると(ある条件を満たしたら)隠しキャラクターが出現する(下記記述)。
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