特徴・逸話
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作風にはアメコミの影響が強く見られる。また『コブラ』や『カブト』等における東洋・日本文化描写もむしろ欧米作品風である。ただし日本人から見ての話であり、欧米人から見れば日本的な作風との事。 作画技法に凝ることで知られ、エアブラシやコンピュータグラフィックス効果を用いる。2次元コンピュータグラフィックスを初めて連載漫画の原稿作成に導入したパイオニア的存在としても知られている。カラー原稿は、背景の隅々にまで手が入れられており、漫画原稿にかかわらず単品のポップアートとしても通用する領域に達しており、海外における評価も高い。 反面、それゆえに遅筆であり、『コブラ』の週刊連載の際は、休載を挟んで、原稿を描き溜めて連載した。異例の扱いであるが、当時の週刊少年ジャンプの編集長の西村繁男がSF好きという事で気に入られていたため、特例として許された(なお西村は、同時期において、同じく遅筆の江口寿史に対しては冷淡で、連載を打ち切っている)。 デビューした当時の1970年代においては、女性キャラクターの露出度が非常に高いという作風の特徴から、少年漫画誌への掲載には物議を醸された。しかし絵のクオリティの高さにより女性ファンも増加することで次第に沈静化した。また主人公がクールな性格にもかかわらずルックスは三枚目、というキャラクター像も異色であった。 手塚治虫を師と仰いでいる。アシスタントに応募した当初は一度落とされたものの、手塚自身が寺沢の絵を気に入り採用を決めたと言う。詳細は手塚治虫のリンクを参照。 ジャンプコミックス版『コブラ』第1巻の後書きは師である手塚治虫。曰く「彼の絵は緻密で丹念である」との事。 荒木飛呂彦の漫画『魔少年ビーティー』の「ビー・ティー」は寺沢のイニシャルが元となっているという。 作中では「そうか」という台詞を「そお〜か」と発音する独特の台詞回しを使う場面が多い。 『スペースコブラ』の主人公コブラについて寺沢は「もともとコブラの声というのはクリント・イーストウッドの山田康雄さんのイメージなんです。だから常に山田さんだったらこうんな風にしゃべるだろうな、というのを意識して書きました」と語っている。。
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特徴・逸話
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「ゲームクエスト (ウェブサイト)」の記事における「特徴・逸話」の解説
感想文 他の投稿型サイトと大きく異なっているのが「レビュー」ではなく「感想文」であるところ。投稿者の自由度が高いため、質量・内容のバリエーションが豊富だった(ちなみに担当は長文には否定的でコンパクトにまとめる事を推奨していた)。 月間賞 投稿者に対しては毎月投稿数に応じた数の「月間賞」(「読ませた今月の感想文」時代あり)が与えられた。これは投稿された感想文の中から編集者が優秀なものを選んで表彰し、1本のゲームソフトを贈呈する企画である。初期には年度中の全ての感想文から選ばれる「年間大賞」もあった(第一回受賞はモリアティ「ファイナルファンタジーVII」)。 サイト開始当初は一人だけ受賞(賞品は商品券)というシステムであり、3回受賞した投稿者は特待生となって受賞資格を失っていたのだが、システムが変更されてからは同一人が何度でも受賞できるようになった。 ゲーマーの目 「ゲーマーの目」は投稿者の目線からゲームにまつわる物事を語るというコラムであり、1年ごとの選考で数多くの読者が携わった。2001年度に始まり2006年度で終了。 まみぼう☆AI まみぼう☆AIは、サイトの開設から終了の2004年まで、総計約1,400本の感想文をほぼ毎日、連続で投稿していた。これはひとりが書けるゲームのレビューまたは感想文の量としてもあまり例を見ない記録である。それでも、初の「月間賞」を獲得するまで長い間かかっており、閉鎖まで獲得した数も数えるほどである。後述の「ヘルベル」からも「無冠の帝王を返上」として祝福されている。 ヘルベル 前述の「まみぼう」ほどの投稿数に及ばないものの、『ファイアーエムブレム』系の「戦略SLG」、『ダービースタリオン』等の「育成SLG」、『高橋尚子のマラソンしようよ』等の「スポーツSLG」、その他・各種SLGの感想を多数投稿していた。中でも『信長の野望』シリーズの投稿数が多く占めており、寸評する編集者たちからは「信長の野望マイスター」の称号を受けている(各種タレントオーディションの「審査員特別賞」に近い)。ただし、「月間賞」を獲得したことは無い。
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