信長の野望シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 09:36 UTC 版)
信長の野望シリーズ(のぶながのやぼうシリーズ、英語:Nobunaga's Ambition series)は、1983年に株式会社光栄マイコンシステム(後に「光栄」→「コーエー」→現「コーエーテクモゲームス」)が発売したPCゲームソフト『信長の野望』を第1作とする[1]、日本の戦国時代をテーマとした歴史シミュレーションゲームのシリーズである。本作により、日本のゲーム市場において「歴史シミュレーション」というゲームジャンルが確立された。シリーズの世界累計出荷数は2018年時点で1000万本を突破[2]。
注釈
- ^ 四国は阿波=淡路島・讃岐=小豆島・伊予=因島と島が登場する
- ^ 作品によっては、血縁者が複数いる場合、後継に選ばれなかった血縁者が不満を持って謀反を起こすなどするものもある。
- ^ その代わり、救済策として婚姻による親族形成が可能になっていたり、姫を武将に登用できる「姫武将」が可能になっている作品もある。また、コンピュータ勢力に限り、「遠縁」という設定の架空武将が跡を継ぐ作品もある。『天道』では、プレイヤー勢力を含め、ランダムで架空の後継者が登場するようになった。
- ^ 後の研究により公家の化粧は創作によるものである説が上がっている。
- ^ 『天翔記』パワーアップキット版のみ、架空の家紋も用意されており、新規作成も可能。
- ^ たとえば、若狭武田家は、初登場の『天翔記』では四つ割り菱の色違いだったが、『烈風伝』から丸に四つ割り菱(武田菱を○で囲った物)にして区別している。黒田家は「黒田藤巴」を用いたが、本シリーズでは『天道』まで替紋の「黒餅」で代用、『創造』で初めて黒田藤巴になった。また、滝川家は「丸に竪木瓜」を用いたが、本シリーズでは『革新』までは旗指物に用いた「三つ串団子」で代用、『天道』ではより史実に近い「木瓜」になった。
- ^ 『蒼天録』に登場した神代家は「三つ巴」「木瓜」を用いたが、本シリーズでは無関係の「山に霞」で表示される。
- ^ このため、実際に「卍」(正確には「丸に卍」。『嵐世記』では、一向宗・旧仏教諸勢力が一揆で大名となった時に登場)を家紋として使っていた蜂須賀家は、『嵐世記』では同じく使用していた「抱き柏」に近い、「丸に一枚柏」で代用していた。『天道』で、ようやく本来の「丸に卍」となった(『嵐世記』の仏教諸勢力とは色違い)。
- ^ 『蒼天録』PSP版、『創造』以降では、本願寺家は一条家と色違いの下り藤紋となっている。
- ^ 既存大名の後継者として、非血縁武将が跡を継いだ場合は、家紋は変化しない。
出典
- ^ “NHKも一目を置く超ロングヒットゲーム「信長の野望」はどうして37年売れ続けるのか”. 文春オンライン (2020年10月30日). 2020年11月12日閲覧。
- ^ https://www.famitsu.com/news/201803/30154658.html
- ^ [1]
- ^ a b c 月刊誌『サイゾー』2月号 P121でのインタビューでの、コーエー社員のコメントより。
- ^ 『信長の野望 天翔記事典』蠣崎義広の項目より。
- ^ “シリーズ最新作「信長の野望・新生」発表。2021年発売予定”. 4Gamer.net. 2021年4月27日閲覧。
- ^ 大分市広報誌キャラ、「信長の野望」と酷似 著作権侵害疑い 毎日新聞 2020年5月10日
固有名詞の分類
- 信長の野望シリーズのページへのリンク