特命課
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 07:32 UTC 版)
「特捜最前線の準レギュラー一覧」の記事における「特命課」の解説
蒲生 大介(警視) 演 - 長門裕之(第100 - 104話、第138話、第162話、第218話、第239・240話、第269話、第345・346話、第460・461話) 刑事部次長だった頃に神代の海外出張の間、相談役兼課長代理として特命課の指揮を執った。特命課内では桜井の暴走的な捜査姿勢やそれに共感する吉野に苦言を呈したり、外部との折衝などで頭を痛める中間管理職のポジションだったが、神代の復帰を待たずして左遷された。「ここだけの話だけどよ」が口癖で、「捜査は足」がモットー。「稲妻の蒲生」の異名を持ち、捜査能力は神代をして「右に出るものはいない」と言わしめるほどの非凡なものを持つが、特命課を解任されてからは、所轄の窓際部署や落とし物センターなどといった閑職を転々とし、出世コースからも完全に外れてしまった。 神代との出会いについては、第162話で神代が「蒲生と初めて会ったのは20年くらい前(刑事になってから)」と言っているが、第460話では学生時代から親友であったことが蒲生の口から語られるなど、一定していない。 家族は娘のさくらの他に、愛人に産ませた冬木心子という子供がいた(第269話では「娘は四国に嫁いだ」ということになっているが、第460話・461話ではさくらが警視庁捜査四課の西岡刑事の妻として登場しているため、大きな矛盾がある)。心子は拳銃密売事件の顛末を知らせるため22年ぶりに蒲生と会おうとしたが、目的半ばにして射殺される。その敵を討つため、臨時特命課員として、拳銃密売事件に関与している暴力団に単身決闘を挑んだが…。 早見 健介(巡査長) 演 - 五代高之(第342話 - 第348話) 城西署捜査課刑事係勤務の25歳。自分を名を利用した犯人による殺人事件の容疑で特命課と接触。妻(演:根本律子)の過去に絡む呪縛から辞表を提出しており、かつ離婚まで考えるほどのネガティブな性格。ゆえに特命課の面々からは「若造」扱いされたが、船村の努力で辞職と離婚は撤回。事件解決後に特命課に短期配属された。 的場 大(巡査長) 演 - 渡辺裕之(第397話 - 第400話、第428話) 昭和33年8月8日生まれの27歳。オートバイと手品が趣味。渋谷南署捜査課にいた頃、下着ドロの張り込み中に神代が狙撃されるところを目撃。捜査協力ついでに橘の一存と上層部の意向で特命課に配属された。複雑な家庭環境で育ったため父親(演:土屋嘉男)に対して異常なコンプレックスを持っていた。その父親が絡む事件を解決後、彼に対する神代の留意の意向を突っぱね特命課を去った。ゆくゆくは辞表を出すはずであったが半年後、特命課の面々と再会した時は所轄に転勤していた。しかし神代の命令で捜査にあたっていた事件が解決した日の夜に彼は刑事生命最大の危機に立たされる事件に巻き込まれてしまう…。 児玉 雅子(巡査) 演 - 槇葉子(第1話 - 第14話) 初代特命婦警。全編通じて台詞は二言三言程度。単独で写るカットもごく僅かである。 玉井 光子(巡査) 演 - 日夏紗斗子(第16話 - 第108話) 二代目特命婦警、警察学校を優秀な成績で卒業したばかりで、その才能を買われ特命課に配属。船村や吉野からは「玉ちゃん」、橘からは「みっちゃん」と呼ばれていた。前任者とは打って変わって現場に出ることが多く、特に第56話ではおとり捜査の上に犯人と格闘、逮捕するという大活躍を見せた。北海道ルスツでの出張捜査にも同行している。結婚のため寿退職した。
※この「特命課」の解説は、「特捜最前線の準レギュラー一覧」の解説の一部です。
「特命課」を含む「特捜最前線の準レギュラー一覧」の記事については、「特捜最前線の準レギュラー一覧」の概要を参照ください。
- 特命課のページへのリンク